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奈良公園のムクロジ

樹高15mを超える老巨木

近鉄奈良駅から東へ、興福寺の境内を抜けて奈良公園に入ります。春日大社の一の鳥居をくぐり参道を進むと、右側になだらかな丘陵があります。ちょうど奈良国立博物館の南側にあたり、ここは浅茅ヶ原園地と呼ばれています。
この浅茅ヶ原園地に、1本のムクロジの木がそびえています。

この老巨木の前には、こんな立て札がありました。

この辺り一帯は、春日大社の社地になるのでしょうか。
ところで、このムクロジですが、樹齢は明らかではありませんが、かなりの老木であることは確かです。幹の中は空洞になり、表面にも瘤ができています。根っこも地面から盛り上がって伸びていました。

人面瘤

ムクロジの木の、地面に近いところをぐるっと回って観察しました。ところどころに人の顔に見える瘤があって面白いです。

左の目が怖い。
目が飛び出している!
ミロの絵にあったかも。
手塚治虫のヒョウタンツギ? 無理矢理こじつけ。

公園のベンチで昼ご飯を食べて、その後、奈良国立博物館「大安寺のすべて展」を観ました。そのお話は後日・・・。

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