サルミアッキを買いました。

皆さんこんにちは、komagomeです。早速ですが世界一不味い飴、サルミアッキをご存じですか?私も数年前から世界一不味いと呼ばれるサルミアッキがあることは知っていました。世界一まずいなんて聞いてしまったら「どれ世界一とはいかなるものか」と気になってしまうのが人間の性…と思いつつも中々巡り合えず。しかしこの度、たまたまikeaでサルミアッキを見つけてしまいました。世界一不味い飴(299円)。これを高いと取るか安いと取るか。余りに黒々しく、己の不味さを恥じようともしない傲慢さは世界一故?私のようなもの好きが多くいることを知っての上でしょうか。逆張り人間の私は世界一不味いなんて分かりやすい売り言葉に踊らされてしまう己の浅はかさを恥じながら購入してしまいました。



…とはいったものの流石に一人で不味さを噛みしめる勇気はないので友人らにも協力をしてもらいました。「なんで!?」「komagomeがこれまで人を巻き込んできた行為の中で一番嫌だ。」「嘘じゃん…。」飛び交うブーイングの中、封を開けて恐る恐る中身を嗅ぐと…

「昆布…?」近くにいた友人にも嗅いでもらいましたが同じく感想は昆布。都こんぶに近い匂いです。取り出してみる。後悔と期待。罰ゲームを受ける人と傍観者。どちらの気分も一度に味わえました。恐る恐る口に運びます。

いざ、実食。

感想は「意外といけ…ない!まっずい!!」最初の5秒位はいけます。まあ食べ物です。ただその後に漢方のような不自然な甘みと、塩化アンモニウムのものであろう苦さ、塩っぽさの波が押し寄せ口の中で絶妙に最悪のマッチを果たします。まあ正直覚悟は決めていたので意外と食べれるが本音。ただずっと不味い。どんどん味が不味くなっている気がする。「おいしくない…。」不味いとは思いつつ、買った者の責任です。最後まで食べきりました。

その他友人に分け与えるなどしましたがことごとく上がるは悲鳴、阿鼻叫喚。私はこうやって友人を減らしているのか、知らずして私はサルミアッキを人に勧めるという禁忌に手を染めていたのかもしれない。誰もおかわりを求めず、更にはあげようと思っていた友人数名が一足先にサルミアッキの噂を掴み断られてしまったこともあったので、手元にはまだ少ないとは呼べない量のサルミアッキ…。

ともあれ、長年フィンランドでは愛されてきたらしいお菓子です。慣れればおいしいのかもと期待を込めて、これからは私一人でサルミアッキを消費していきたいと思います。皆さんもサルミアッキを買うときは計画的に。素敵なサルミアッキライフを〜。

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