見出し画像

INTJを推したいINTP

私はINTJが好きだ。MBTIの相性論では「PとJが違うと合わないのでは?」と言われがちだし、確かに深く付き合う程「思考は似ていても行動する動機、プロセスの核が違う為に衝突が多くなる」とは思う。主にINTJがキレる形で(笑)ほんとにごめん(笑)
でも、もはやその合わない部分すら好きだから許してほしい。

INTJの好きなところ

1

なんと言っても知識が多い!!もう、これだけで推せる。INTPは知識の収集が目的なのでジャンルは問わず、普通の会話で一切出てこないようなものが多いが、INTJは目的の為に知識を収集し、目的も大学受験など社会的に優位に立つ為のものが多いので現実的な語彙や地理、歴史の知識が多い。なので日常会話でポロっと落としてくれる豆知識が本っっっ当に多い。その豊富な知識に当てられる度INTPはメロメロである。もっと!もっと!とINTJ(の知識)ににじり寄る様はさながら飢えた獣。INTJとの会話、本当に楽しい。

<補足>
「知識だけを求めているのならINTPと話せば?」と言われそうなので補足するとINTPも確かに知識は多い。だがINTP同士で話すと地に足がつかない者同士と言うべきか「生きるとは何か?」「悪とは何か?」などいつの間にか哲学者の討論みたいになり、知識の披露どころでは無くなるのだ。だから地に足が付いていて知識の多いINTJはINTPにとって本当に貴重な存在なのである。

___

2

次に、これを言うと変態くさくなり私のINTJ媚び売り計画が台無しになってしまいそうだが敢えて言おう。INTJの厭世的な部分がそれはもうだ~~~い好き!!
高校二年生の頃授業を担当してくれたある一人の先生(推定INTJ)がいた。勿論私は密かに大好きだった。(尊敬的な意味で)
何よりもたまらないのはその性格である。INTJ特有の「人嫌いを大人な愛想で誤魔化してる感」がINTPの暴きたい欲を確実に搔き立てるのだ。

先生に友達みたいに接する生徒、その扱いを喜ぶ先生がどの学校にもいただろう。無論私はどちらも苦手である。だがその先生は明らかに「無駄に話しかけられたくないオーラ」があった。質問すれば親身に応えるし、授業中の生徒のノリにも苦笑位なら向けてくれて、厳しいわけでは無い。だが、確実に一線を引いて、絶対に個人的な領域は見せないし、踏み込ませない厳格さがあったと記憶している。

豊満な知識、表面だけ見ても分かる落ち着いた雰囲気、そこから垣間見える人間としての深み。それらがありながら自己開示をしない用心深さ、臆病さ。本当に本当に大好きである。その視点に至った経緯、どんな価値観で世界を見ているのか、INTJの全てをINTJの言葉で私の前に大きく広げて欲しいのだ。

<補足2>

これはもう個人的な好みなので補足に留めるが『こころ』の先生に、そして夏目漱石に、めちゃくちゃ似てる…(笑)ちゃんと考察してないので適当だが、多分上記の二人もINTJなんじゃなかろうか。補足おわり。


<合わないところ>

ここまでべた褒めしたが最後に、じゃあなにがINTPとINTJの確執となるかを言おう。ずばり「PとJ」だ。(戻ってきた)
INTJは親しい相手にはとにかく尽くすし、相手が幸福に生きるためのアドバイスや忠告をくれる。しかしINTJの求める幸福は「社会を支配する側に立つ人間」である場合が多く、INTJはそこに立つ為の努力を厭わない秀才型だ。しかしINTPの幸福は必ずしも「社会を支配する側に立つ人間」にある訳ではない。知識の追求が好きなだけで基本的にだらしないのだ。なのでINTPとINTJは親しくなるほど今まで無視していた根本的な違いが大きく表れてくる。

まあ、私はその厳しさがINTJの愛あってこそなのも分かるので大好きですがね!INTJもここまで読んでくれたあなたも大好きです、今回はここらへんでさようなら~。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?