【日記】2024年2月19日
こんにちは、komagomeです。本日2月19日から二十四節気は雨水、七十二候では土脈潤起(つちのしょううるおいおこる)らしいですよ。
本日の天気予報では東京は午後から晴れの予報でしたが、実際は一日中降ったり止んだりが続いている空模様です。しかし気温は暖かく、室内だと雨による湿度の高さも相まって若干の蒸し暑さすら感じました。
私の予定では、現在東京国立博物館で開催されている中尊寺金色堂建立900年を記念した特別展「中尊寺金色堂」を訪れる予定でしたが、いざ山手線へ乗り換えようとマップを開き確認してみると…
本日休業。そうです今日は月曜日。完全に下調べ不足でした。私の悪い所が出ています。しかし今日は絶対に外で1日を費やすという気合いの下で外出したため、大人しくそのまま帰る気にはなれません。一昨日ぶりですがまた新宿をぶらつきます。
あてもなくぶらぶらと彷徨っていると辿り着いたのはゲームセンター。UFOキャッチャーのコーナーを意味もなく歩き回ります。そこで目についたのは猫のぬいぐるみ。
正直言うと私は猫のぬいぐるみなんてきっとどうでも良かったのでしょう。しかし、宙ぶらりんになった私の感情を受け止めてくれるのはこの猫のぬいぐるみ以外いない、そんな気がしたのです。
UFOキャッチャーなんて何年ぶりでしょうか。小学生以来UFOキャッチャーをした覚えがありません。UFOキャッチャーという不確定なものにお金を注ぎ込む気になれなくなったのは私が少しでも大人になった証でしょうか。
今まで私は大人というものは大人としての何らかの資質を得た人間を指すものと思っていましたが、案外大人は子供のときめきや純粋な喜びを失った人間のことを指すのかもしれません。
所詮今日出会った仲の猫のぬいぐるみ、大して愛着はありませんが、ここで会ったのも何かの縁です。気合いで取りました。こちらがそのぬいぐるみです。
可愛いですね。尻尾を引くとぶるぶる震えます。ちなみに私はこの猫に何円かけたと思いますか?答えは1800円です。可愛いので悔いはありませんが何というか、虚無感がすごいです。私は何をしていたのでしょう。
しかしまあよく見るとより一層可愛いです。刺繍糸で縫われた青い眼が私を見つめて慰めてくれている気すらします。本日はこの猫のぬいぐるみに免じて許してあげましょう。
追記
帰りの電車で気付きましたが、傘をどこかに忘れてしまったようです。あーーーー…。
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