火葬と動物病院へのご挨拶

亡くなったのが日曜日の夜だったため、急な休みを取るのが難しい家族に代わって私が翌日お寺に連絡して立会い火葬で見送りました。何度経験しても、火葬場で扉が閉まる瞬間が辛いです。

お棺に入れた絵は、Twitterで仲良くしていただいているTRNKさん(chi-bitさん)がどんじろうの12歳のお誕生日の時に描いてくださった、仲良しさん達のお家のにゃんこや小鉄や金蔵がどんじろうの12歳をお祝いしてくれているイラストです。

https://chi-bit.com/works/illustrations/for_donjiro/

火葬が済んでどんじろうと帰宅した後の数日は、家の掃除をしたことと写真や動画をずっと見ていたことしか記憶がありません。

そして、週末に夫婦で動物病院にご挨拶に伺いました。

どんじろうは4月以降は毎日通院していたのでほぼ全てのスタッフの方にお世話になり、症状が深刻になってからは受付の方にまで細かくご配慮いただき、本当にとても良くしていただき感謝しています。

治療についても、告知当時はかなり厳しい状態だったどんじろうが2年8ヶ月も頑張ることができたのは、ひとえに主治医の適切な治療のおかげです。どんじろうの腫瘍は寛解を望むのは難しいと最初に告げられていたので、基本的には現状維持を目指して、どんじろうの心身に負担が大きい治療はしたくないという我々家族の希望を最大限に汲んでくださり、そのおかげで穏やかな日々を長く過ごせたことを心から感謝しています。

主治医も他のスタッフの方も、突然の旅立ちに非常に驚いていました。院内の強制給餌の食べっぷりを見て、まだもう少し頑張ってくれると思ったと言われました。

2年8ヶ月にわたるどんじろうの闘病は終わりました。最後まで生きることを諦めず、精一杯生きて、最後は潔く旅立っていきました。

今はただどんじろうが恋しいです。腰パン大好きな甘えん坊で私にべったりだったから、寂しくないか心配です。今は小鉄と金蔵に甘える末っ子に戻っているでしょうか。

長い間Twitterで多くの方にどんじろうの闘病を見守っていただき、応援していただきました。そのTwitterも2023年7月以降はXへの移行に伴い不具合が多く、私も日替わりで制限を受けて、過去の自分のツイートを遡ることができなくなりました。どんじろうが頑張ってきた証がなくなるような気がして、手元にある資料を基に写真も一から選び、改めて闘病記録をまとめました。四十九日に完成が間に合いホッとしています。

ここまで、長い長い闘病記録をお読みいただきありがとうございました。

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