どんじろう闘病記録(2020年8月〜10月上旬:最初の兆候〜針生検)

最初に異変が起きたのは2020年8月下旬のことでした。

家族が揃った休日、3階から降りてきたどんじろうが階段の途中で激しく嘔吐しました。吐いたのは水、それも大量に。フードを吐くとか毛玉を吐くということはこれまでにもありましたが、水を大量に吐くのは初めてで家族全員で「これはヤバイのでは」と病院行きを決めました。

病院では誤食も疑いエコーで調べましたが特に問題はなさそう。とりあえず吐き気止めの注射と点滴で様子を見ることになりました。その後、吐くことはなくなりましたが、今度は下痢気味になりました。それまで下痢をしたことがなかったので、胃腸炎を疑い注射と投薬で経過を見てもなかなか良くなりません。

この経過を経て消化器型リンパ腫ないしはIBD(炎症性腸疾患)の疑いが浮上し、9月下旬には針生検を行いました。1週間後に結果が届きましたが結果はリンパ腫を否定するものでした。でも、相変わらず下痢気味な上に体重も減っていました。

私達家族も主治医も「何かがおかしい」と思っていました。リンパ腫かIBDかを確定するために、そしてもし消化器型リンパ腫であれば病型分類を行うためには生検で正確な病理診断が必要とのことで、迷わず生検を行うことを決めたのが10月上旬でした。

9月上旬のどんじろう。まさか、その後大病が発覚するとは夢にも思わなかった。


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