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【公務員転職】社会人向け失敗しない面接対策(志望動機編)

こんにちは。こまめです。
新卒で地方上級の試験に次席合格し、県庁に入庁。3年間県庁で勤めた後、民間に転職し、今は民間に勤めながら、地方公務員志望者向けに模擬面接や想定問答集の添削など、面接支援をしています。

このnoteは公務員転職を考えている社会人のための、面接対策マニュアル(志望動機編)となります。

今までのノウハウをギュっと詰め込んでいますので、効率よく志望動機のツボを押さえて面接に臨みたい方にはオススメです。
(実際にこのノウハウをもとに昨年サポートさせていただいた方で県の社会人採用枠で4位入庁しました)

今後は転職理由など面接時に聞かれるであろう質問に対する対策を随時上げていく予定ですので今しばらくお待ちください。

まず、このnoteを読んでいただくことで以下のことが分かるようになります。

本Noteで分かること↓↓↓

①公務員アドバイザーのノウハウを大公開
②『効率の良い』志望動機作成ガイドライン
③『受かる』志望動機の模範回答

「志望動機の書き方が分からない」「志望動機にどういう内容を盛り込めば良いの?」「志望動機の正解が分からない」「面接まで時間がないので効率よく面接対策したい」という方が面接突破のためのポイントが分かるようになります!

1.転職者が見落としがちな視点

未経験から公務員への転職をする場合、恐らく新卒と同じ採用試験を受けることになります。
面接会場で多くの新卒に会いますので、自分のライバルは新卒の学生さんかと思ってしまいがちですが、、、、
実際はそうではありません。
では、転職者のライバルは誰か?といういうと、、、それは

受験生と同じ年次の現役公務員 です。

新卒はいわばポテンシャル採用になります。
まだ働いたことのない学生を(アルバイトなどの経験がある方はいらっしゃるかと思いますが)実績や経験が伴っていなくともやる気や熱量、仕事への前向きな姿勢などで採用を勝ち取れるのが新卒の公務員面接です。
つまり、新卒は

実績の部分を証明できないので、未来に期待して採用する

というわけですね。
一方で既卒の方はもうすでに社会で何年か働かれているわけなので、
ポテンシャルだけで採用されません。
面接官としては、受験生と同じ年次の公務員と比較して、

社会人としての基礎体力が同程度あるか

という観点で受験生に様々な角度から質問を投げかけます。
ここで既卒は「同じ年次の公務員と比較される」と表現しましたが、「同じ年次の公務員と同程度の行政官としてのポテンシャルを見せないといけない」というわけではありませんのでご安心ください。
以上のことを踏まえると、

既卒の皆さんはご自身が新卒の時の時と同じような面接対策をされると非常に危険

というわけです。
せっかく勉強して、筆記試験の合格を勝ち取っても最後の面接で面接突破のコツを知らなかったばかりに内定を獲得できなかったということになっても正直悔やんでも悔やみきれないですよね。。。

そこでは本Noteは

自身が県庁に次席合格した経験
公務員としての勤務経験
民間での勤務経験(現在も勤務しております)
転職者向けの公務員面接指導経験

の筆者が志望動機を作成するにあたって抑えておくべき視点とその攻略方法について記載しております。

2.転職者が公務員面接でアピールすべきポイント

転職者が公務員面接においてアピールすべきポイントが2点あります。
まず、1つ目が

「即戦力」であること

ここでの「即戦力」というのは公務員としての即戦力というよりは、社会人としての即戦力というイメージが近いです。
面接官は現役公務員ですから、少しでも早く現場で活躍してくれそうな人材を探しています。
社会人としての基礎能力は備わっている状態で、あとは業務的な専門的な部分のインプットをすれば即戦力として活躍できる人材であることをアピールしていく必要があります。

では、この「即戦力」であることをどのように証明するか、ですが、それは

自己PRと職務経歴

です。自己PRはほぼ面接で聞かれます。
だからこそ自己PRの準備はとても重要で、面接の合否に大きく左右する重要な質問なのです。
この自己PRのポイントは他にもいろいろと気を付けるべきポイントがあります。
自己PRについてもっと知りたい方は以下のnoteを参考にしてみてくださいね。

そして2つ目が

「継続性」があること

言い換えると「辞めないこと」を指します。
採用者側が最も避けたいのは短期離職です。
せっかく入庁しても短期間で辞められてしまっては自治体にとって大きな損失です。また、短期離職者を採用してしまった面接官自身の評価も下がりかねませんので、採用側はかなり慎重に見極めていると思います。

ではこの「継続性」があることをどのように証明していくか、ですが、それは

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