見出し画像

甲状腺に腫瘍ができました:手術②

9時頃から始まった手術でしたが
部屋へ戻ってきたのは15時頃

そこから3時間待機、安静で
すでに18時頃になっていた

廊下から、夕ご飯の良い匂いがしてきた・・・
でも、さすがにこの時は食欲わかなかった(>_<)


お水も飲めず、絶食の為
水分補給の点滴をしている

だからかわからないけど、とにかくトイレに行きたい回数が多い

携帯持つのも大変でまったく見る気にもならないので
ゆっくりゆっくり起き上がり
廊下を数メートル歩いてトイレに行くことが、唯一の気分転換だった

でも、たった数メートル歩いてトイレに行くだけなのに
ものすごく疲れる・・・

こんな体験は初めてだった。

今まで何事もなく、本当に健康に過ごしてきたんだと
丈夫に産んでくれた親に感謝の気持ちが芽生えた


相変わらず部屋が暑くて、
彼がうちわであおいでくれていたけど
途中で、「リズムの風」とか、「揺らぎ風」とかふざけて扇ぐので笑ってしまって傷が痛む!
私怒るを繰り返していたら、看護師さんに笑われた(^-^;
恥ずかしい・・・

夕飯の時間だったし、相変わらずウトウトもしていたので
彼には大丈夫と伝えて、帰ってもらった。


そして、些細なことだけど私にとっては大事件がこのあと・・・

2人部屋の隣は、小学生の女の子だった。
お母さんが付き添っていて、私と同じ日に入院し
同じ日の、同じ時間に手術だった。
その子の方が早めに終わったみたいで、
私が帰ってきた時には、すでにその子も戻ってきていた。


彼が帰り、もうすぐ消灯時間という時だった。
私がうつらうつらしていると
隣から、女の子とお母さんの会話が聞こえてきた。
そこで女の子から衝撃の一言が・・・


「ママ、耳栓貸して!!!」

一気に目が覚めた・・・
やっぱりいびきが(T◇T)

手術で痛いし、寝返りできないから腰も痛いし、肩も痛いし
そんな時に、更に気持ちに追い打ちをかける一言・・・

やっぱり個室が良かった(T_T)

愕然として、彼に報告すると
大笑いするスタンプが送られてきた・・・チッ(一一")


幸だったのは?!
幸っていうのかな・・・
術後の痛みと、寝返りうてない辛さと、点滴のせいで2時間おきくらいにトイレに行きたいのとで、ほとんど眠れなかった。
だから、きっとこの夜のいびきは大丈夫だったはず・・・

逆に、やっぱり小学校低学年。
手術が怖かったのか?夜中にうなされて
「痛い、痛い」と寝言で叫んでいた(T_T)

そして、赤ちゃんの夜泣きの鳴き声や
おばあちゃん達が鳴らすナースコール
痴呆かな?と思われるおばあちゃんが、
ナースコールではなく大声で看護師さんを呼ぶ声など・・・
昨日は全く気付かなかかったけど、真夜中でもまぁまぁうるさかった。
コロナのため、病室の入り口も開けっ放しなので余計に・・・

同室の女の子は、きっとこの外の声がうるさかったんだ。と思いこむことにした(;^ω^)

うとうとしては目が覚めて、痛くなっては目が覚めてで
看護師さんに夜中に痛み止めを入れてもらったり・・・

辛い、1日と1晩だった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?