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在宅ワーク 頼む人と頼まれる人

これまで、外注さんに依頼をすることはあっても、自分で在宅ワークの依頼を受けるということはあまりしてこなかった私。

だけど、グーグルのアップデートで、ここのところ私の運営するサイトの収益も半分くらいに落ちてしまって。アップデート9割、コロナ騒ぎで1割、といった影響が出てます。

まだなんとか大丈夫だけど、やっぱり、これまでの収入が減少するというのは、不安材料、、、。

ということで、最近は在宅ワークの依頼をいくつかお受けしています。

在宅ワークで頼まれる人もやってます

いくつかでも、仕事を頂けることが幸せ♪そして人とのコミュニケーションが思った以上に楽しい♪

今日は、そんな在宅ワークで、「仕事を発注する側と、される側、両方体験してみて思うこと」など書いてみようと思います。

たぶんですけど、在宅ワークって、頼むか頼まれるか、どっちかしか体験したことがないという方の方が多いと思うんです。

私みたいに、頼むし、頼まれるって、両方経験している人は、そんなにいないのではないんじゃないかな、って。

私の場合、依頼するのはライティング、そして、依頼を受けるのもライティング。

なんで?って思うでしょうが、これ、気分転換にもなるし、脳の活性化にもなるんです。
人の依頼を受けると、自分以外の考え方とか、新鮮な情報も入ってきて、刺激になります。

そして、また自分の新たな発想が生まれたりしてね。

ライティングを依頼するにも気を遣う

ま、そんなことは置いといて、ライティングって、基本、人が嫌がる仕事じゃないですか。
書くのって苦しいというイメージを持っている人が多いですよね。

私だって、自分の知識外のこととか、記事を書けって言われてもサラッと書くことなんてできません。

だからこそ、私はそういうライティングの仕事を依頼するときは、とても気を遣うわけです。

いかに相手を「嫌だな」という気持ちにさせず、むしろ「これなら私にも書けそう」って思ってもらえるか、そういう依頼の仕方をしたいので。

いいライターさんと出会うにも、根気が必要ですし、いいと思った人にイエスと言ってもらえるわけじゃない。

私は、そういう考えでいつも依頼を出していました。

でも、A41枚程度のマニュアルがあるだけで、「マニュアルがあるなんて、私には無理です」って断る人もたくさんいるんですよ。

私からしてみれば、マニュアルがあるほうが、書くのは圧倒的に楽だと思うんだけど、なんか、「え~?!マニュアル??これは大変!」って思っちゃう方もいるみたい。

働くことの覚悟というか、意識がそこまでないんでしょうね。ネットで簡単にちゃちゃっとお小遣い稼ぎ、みたいな。

だってね、指示があって、そのとおりに書けばOKなんですよ。

自由に書いてくれって言われたら、何をどういうふうに書けばいいか、迷っちゃうじゃないですか。そのほうがずっと難しいと思うんだけど。

で、ほんとに自由ならいいけど、思ってたのと違う、なんて思われたらがっかりじゃないですか。

だから、ある程度の指示って必要だと思うんですよね。
しかも、中には初めて挑戦してくる方もいるから、どちらかといえば、親切丁寧なマニュアルがあるといいと私は思うんだけど。

これを丁寧に作るくらいなら、私の場合、自分で書いちゃったほうが格段に早いって、ことになるから、そんなにたくさん依頼はしないんだけど。

いや、ほんと人に頼むのは難しい。こちらの意図をしっかり伝えて書いてもらわないといけなし、こちら側の覚悟も必要です。

ライティングの依頼を受ける

今回ですね。新規のライティングのお仕事は3つほど依頼を受けました。

これがまた3者3様、あまりに違っていて、笑っちゃうくらい違うんです。

それで、ここに書こうと思ったんですけどね。

■緻密なデータ収集による、ガチマニュアルで、超細かい指示のあるライティングのお仕事
■丁寧な指示で、ラフなあらすじまとめ的なお仕事
■軽いライティングなのに、ざっくり指示で暗中模索的なお仕事

いや、ほんとにびっくりするくらいこの温度差。

ひとつめのお仕事のガチマニュアルって、ほんっとにすんごいめちゃくちゃ半端じゃなく細かく複雑なマニュアルが複数あって、最初にマニュアル読むだけで数時間かかりました。読んでるうちに頭痛くなって、「できるのか?私」って、本気で不安になりました。

っていうか、このマニュアルこなせる人いるの??って本気で思ったほどです。

実際やってみたら、読むのは大変だったけど、ガチマニュアルのおかげで、挫折せずになんとか仕上げることができて、「はじめてなのによくできました」的なお褒めの言葉ももらえました。なせばなるもんだな。

そして、ふたつめの丁寧な指示のあった、あらすじまとめ的なお仕事。
こちらも、もともとの文章がしっかりしていて、まとめるのは比較的楽なお仕事でした。
指示も的確で、迷いもなく、スムーズに作業できました。

この丁寧な指示をくださるかたは、レスポンスも早いし、よく褒めてくれます。だから、この方の為にもがんばろうと思える依頼主サマです。

3つ目のざっくり指示の暗中模索なお仕事。
これ、3つの仕事の中で、最も簡単なお仕事のはずでした。報酬もお安いお仕事なのですが、まぁ指示がめちゃくちゃざっくりしていて、やってもらいたいことの軸を掴むのにすら時間がかかりました。

というのも、指示が曖昧で、質問しても返信が翌日の夜とか、もう全然進まない。

しかも、3つ質問してもひとつしか答えが返ってこないとか、ちょっとのんびりタイプの依頼主サマで。

そのやりとりだけで、3~4日かかってしまい、その間、作業が立て込んでいる私は気がきじゃありませんでした。

依頼するなら、ちゃんとしないと、相手にも迷惑かかるんだなぁってっていういい体験になってます。

何より、そういう人のためには、いい記事書いてあげたいとか、そういうモチベーションがゼロになってしまいます。悪いけど、全然気合入らない。

いや、やるからには、しっかりやりますよ、でもね、気合いの入り方が変わってしまいます。にんげんだもの。

ガチマニュアルありの仕事とか、丁寧に指示してくれる仕事は、がんばって指示通りにこなすようにがんばるんです。で、褒めてもらえるから、こちらも丁寧に気持ちを込めて仕事をするんです。

でもね、質問しても返信が24時間後とか、いつまでたってもこちらの質問が解決されないとなると、ほんとにやる気なくなります。
指示も曖昧で、「この人は適当で大丈夫」と思わせてしまいます。

これは、個性でもあるのでしょうが、人に作業を頼むなら、やっぱり最低限の対応は必要で、レスポンスが早いほど、やる気につながります。

これから、自宅で仕事をする機会もまた増えてくるでしょう。

そうしたときに、こういう依頼する側、依頼される側、という立場になることもあると思うんです。

お互いの立場を尊重しつつ、気持ちよくお仕事できるように、工夫が必要ですよね。

どうかどうか、依頼をするときは、しっかりやる気を出して指示してやっておくんなさいまし。そして、できればレスポンスはお早めに^^