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「書く」から「ライター」に

私はほとんど家に引きこもり、文章を書き、それを生業としている。生業というとちょっと大げさな気がするけど、実際、私の収入は、全て書くことによって生まれている。

何にも所属していない私の仕事は、少々不安定ではあるものの、以前正社員でバリバリ働いていた頃と同程度の報酬も得られているし、さらに時間にも職場、人間関係なんかに縛られることもない。

もの書きというと、ライターなんてかっこいい言葉があるけど、ただただ自分ひとりで文章を書いてるだけだから、なんだか自分で「私、ライターです」なんて言うほどの勇気もなくてね。

だって、文章上手い人って、たくさんいるし。このnoteなんて見てると、ほんと自分が情けなくなる。そうした立派な文章が書ける方々と肩を並べるのはさすがにおこがましいのです。謙遜とかでなく、自分に自信があるわけじゃないんです。ライターって、特にこの資格が必要!とかいうわけでもないしね。

実際、自分の仕事を説明するときに、自分でも思ってないから、「ライティングをしてます」なんて言ったこともない。

ただ、ひたすら毎日毎日、何かしらの文章を書いている。

「私はライターです」と言える自分になると決めた

こうした自分の環境というか状況というか、宙ぶらりんな状態をもっと確かなものにしたくて、50歳を過ぎたいま、「ライターです」と言える自分を作りたくなってきた。

なんとなく毎日何かしら書いてるおばちゃん、じゃなくて、誰かに何かを伝えるライターになるの。そう決めた。

だから、ここでそう書くことにした。誰も見てないとしても、宣言した以上やっぱり自分に責任を持たないと。

ただね、ライターになるって言ったところで、毎日書くということから何が変わるわけではないんだけど、意識が変われば自分も変わるはず、なのです。

書くことにあなたへの思いを乗せる

文章って自分の頭の中から出てくるもので、それで人に喜んでもらえるってとっても幸せなことなんですよね。

「こんなにステキな文章をありがとう」

な~んて言ってもらえたら、それはもう幸せなのです。もしも書いた文章にダメ出しをもらったら、それもまたよし。だって、その分、上達できるでしょ。

文章を書くとき、イヤイヤ書いてたら「心のこもらない文章」しか書けない。小学生のときに否応なく書かされた読書感想文みたいにね。あれはマジで苦痛でしかなかったもん。そんなのきっと、誰が読んでもつまんないし、何も伝わらない。

だからこそ、今書くならしっかりと「あなたに伝えたい」と思うのです。ちゃんとした理由があって、今、あなたに伝えたい!って思うことを表現できたら、それはステキなことじゃないかと。

これまで書いたものに対して、例えばコメントをもらったり、リピーターさんになってもらったり、「あ、誰かの役に立ってるんだな、よかったな」って、思えることが何より嬉しい。

人ってね、年齢を重ねるごとに「褒められる」ってことがなくなっていくのです。でも承認欲求って誰にでもあるじゃない。それが、自分の文章で叶えられたらいいな、と思う。

たとえ文章が下手くそでも、難しい言葉が使えなくても、なんか伝えようとしてくれてる文章はきっとあなたの、そして誰かの心にちょっとでも触れることができるはず。

ということで、ライティングをもっと学ぶ視点で、改めて、人にすんなりと落ちていく文章を書きたいと思う。

noteをもっと書きなさいよ、って自分で突っ込みたいところだけど、他に書くものがいろいろあるので、ここはぼちぼち。自分に強制すると、書くのがつまんなくなっちゃうからね。

ひとまず今回は「自分に伝える宣言」として書きましたとさ。
ここにきて、またまた人生がちょっと楽しくなってきた~♪