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揺れに揺れた2日間で爆発した感情。そして着地するまでのこと。

揺れに揺れた日が2回ありました。

まず、息子の発熱。これはよくあることでもはやルーティン。2~3週間に1回発熱するサイクルがしばらく続いた時期があったので、「今回はだいぶ空いたな。」と思った位。この時はまだ余裕でした。

朝イチで受診して明日からは保育園に行けるだろうと言われた日。体調不良の名残りなのか、何かあればすぐにぐずるのが朝から続いており、夕方また泣き始めました。程よく構い程よく放置するつもりでしたが、泣き方が激しい。まぁ、体調悪い時はそうだよなと思いつつも、ちょいちょい「痛い。」というワードをはさむようになった。

これがよくわからなくて、普段から、今絶対痛くないだろ、という時でも「痛い」とたまに言います。「痛くないしょー笑」と言って息子がにやにやするというなんでもないやりとりですが、今は「普段」ともちょっと違うので心配になり始めました。

2歳で言葉もだいぶ出るようになってきたけれど、自分の不調をきちんと訴えられる程でもなく、本当に痛くない時でも痛いと言ったりする。

それを体調不良の今泣き叫びながらされて、本当にどこか痛いのか?いつものようにただ言ってるだけなのか見極めないといけない。

ますます私を迷わせたのが、中途半端にオムツを脱ぎ出したりするから、オムツが当たる部分がどこか本当に痛いのか、「ここが痛いの?」とか適当に聞いてみるも「うん」と言ってるような適当に言っているような…。

結果としてはそんな時間が1時間位は続いたと思います。突然ケロッと機嫌を直して通常モードに戻りました。
その1時間の間、夕方だったので念の為夜間診療している病院の予約を取っておいたり、夜間診療開始まで時間がある何とも言えない不安感。本当に痛いとしてそれは救急車を呼ぶレベルなのでは!?という最悪な事態の想像。でもさすがに訴えもよくわからないのに呼ぶなんて…。終始頭の中で色んなシミュレーションが止まりませんでした。

言葉が出るようになったからこそ起きた初めての経験で、結果としては何ともなかったみたいだし良かったけれど、ずいぶんと消耗する出来事でした。

そして翌日は登園できてなんでもない普通の日を一日過ごしたその翌日。

夫は深夜の2時頃仕事に出発予定だった日の深夜1時頃。息子が変な咳をし始めました。

これは以前もしたことがある咳ですぐにあの時と同じだと思いました。

あの時も深夜で心配になり夜間救急へ連れていき、吸入や投薬で悪化は免れその後かかりつけ医も受診しました。

正直救急へ行く程でもなかったのかなと後から思ったので、「今後もこの咳が出たらやはり夜間救急にかかった方がいいのか?」と聞きました。

かかりつけ医からは「お母さんの方で判断は難しいと思うので、夜間救急にかかるのは適切な判断だと思います。」と言われていました。

それにしても今回は、2~3回その変な咳をするとまたスーっと寝る。それを数回繰り返し、素人から見ると緊急性はないように思ってしまう。様子を見ているうちに夫は仕事へ出た。夫は出発時間が不規則なので基本別室で寝ており、今起きてる事態は知らない。

1時頃からだましだまし、「う~ん、大丈夫そう。」「また寝た。」「また咳してるけどすぐ寝た。」「またちょっと咳したな。」それを繰り返して何だかんだで3時過ぎ。結局は咳の回数が増え始めた所で娘も連れて夜間救急へ行くことにした。
この手のパターンで心配なのが、今は大丈夫そうだけど1秒後急変して呼吸困難になったりしないだろうかという不安がつきまとう。

まずは朝までしのぐための処置をしますと吸入と投薬で帰宅して6時。
もうすっかり寝る感じでもなくなった息子はそのまま起きていて今度はかかりつけ医に受診。事なきを得た。

私が揺れたことの流れを書くのに1400字も費やしてしまった。読んで下さった方も一緒に疲れてしまっていないか心配になってきた。何だか申し訳ない 笑

更に申し訳ないのが本題はここからだという事です 笑

そんな揺れた2日間があった後、夫がいつも毎月〇日にやると決まっているやる事があるのですが、(たいした事じゃないですよ。たぶん1-2分で終わること)それを忘れるという凡ミスを犯した。毎月日にちまで決まっている事なのに、未だに夫は覚えることができず毎月しっかりと忘れてくれる。それで私も嫌になってきて家族の予定共有アプリの方でリマインダーとして入力している。本当はこれをするのはむしろ夫では?と思うけれど、毎月私がもやっとするのを回避するためのちょっとの手間と思って数ヶ月先まで入力済みだ。

夫にももちろん通知されていたはずなのに今月もしっかりと忘れてくることに今回に限ってはスルーできなくなってしまい、必殺蒸し返しをしてしまった。

必殺蒸し返しとは、その名の通り「あの時もあの時も」と過去のことの蒸し返しだ 笑

先程1400字費やしてしまった私が揺れた出来事。それに加えて夫が自身で完結できるはずのことの管理まで私はし切れない。

何かがプツっと切れて弾け飛んで爆発してロケットのように飛んでいく勢いを感じました。

こうなったらもう止められません。
いつも優しい方へ使いたい言葉を、鋭く鋭く使ってしまいました。

そして、1時過ぎから何となく起きていた疲れで、息子もそれは同じようで、夫の帰宅を待たずして20時頃就寝。

9時間程寝て回復し、冷静になって夫へもっと伝えるべきことが他にもあったはず、と思い直しました。

そう、単純に疲れていたのでした。
9時間死んだように眠り文字通り生き返ったかのようになった私は、そのクリアになった頭で、夫に、夫の仕事を尊敬していること。それをうまく伝えられていなかったこと。実は尊敬よりも、夫の不規則すぎる勤務に合わせながら育児をほぼ1人でこなすことへの限界感の方が勝ってしまっていたこと。
お互いが自分の持ち場で頑張ることを当たり前とせず、もっと理解、尊重し合える関係になりたいこと。そしてその姿を子供に見せたいことなどを伝えました。

帰宅が何時になるかわからないので文字で伝え、夫はそれをどう受け取るかはわかりません。いつかの記事に書いた、夫はごめんねが言える人で、そのお陰でこの関係が続いています。「俺も最近感謝の言葉が足りなかったかも。いつもありがとうね。」と返信が来ました。

自分の取り扱い説明書って、いつ出来上がるんでしょうか?(突然の投げかけ 笑)

いつも、自分が思っている大丈夫ラインよりも、実際の大丈夫ラインが下回ります。

その時はいつもうまくやれていると思っているのに、スーパーのイートインスペースを活用して細切れに息抜きをはさんだり、思っていた以上に純喫茶だったあの場所に第2の避難所また見っけ!なんて、自分の大丈夫を保つための工夫上手なんて思い上がっていたら、あっさり撃沈 笑

からの、9時間寝て突然の生まれ変わり 笑

いい加減トリセツ完成してほしい所ですが、一旦完成したとしても、アップデートは必要なわけだから、つまり永遠に完成はないのでしょう。
むしろ、完成してしまったとしてその先何でもあっさり乗りこなせる人生になってしまったら、もはや生きる意味などないのかもしれません。

ということは、生きる意味って永遠に完成しない自分の取り扱い説明書を、紆余曲折しながら工夫を凝らしながら時に人に噛みついたりしながらも、その都度浮上してきて軌道修正するということ?

考えが壮大になってきたのでここで終わります 笑

さぁ、

今日も、

新しい一日が、

始まります。





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