私にとってのPERFECT DAY#116
娘を連れて柴さんのお散歩。
向こうから、ちょっと他人と思えない集団が近づいてくる。
私は、ベビーカーに、娘、右手には、柴犬。
向こうから、ベビーカーに、近そうな月齢のお子、掴んでいるリードの先には、ホワイトシェパード。
どちらからともなくお互い近づき、思わず、「なんか、似たような感じですね!」と知り合いみたいに言ってしまいました 笑
タイミングがバビッと合ったことで一気に気持ちが盛り上がったあの日。
この奇跡のようなタイミングの後にも幸せな流れが続いたので書いておきたい。
この日、耳鼻科があまりに混んでいてあっさり諦めたことで叶った奇跡のスリーショット。
「今〇〇にいるしょ?重機見てるよ!」と夫に電話した時、「この後半休取ることにしたから耳鼻科連れてくよ。」
思いがけない展開に。何だかやっぱり色々とタイミングがいいみたい。
こういうことがあると一気にテンションが上がってしまう。これは波が来てるぞと。
数日前、とあるサイトでちょっとした記事を書くお仕事をしました。報酬はほんのささやかなものです。
そのお仕事がちょうど終わった連絡だけ前夜に入れていました。
担当の方は、顔は見えないけれど、言葉の端々に感じる温かい人柄。最初こそ萎縮してしまったけれど、すぐに安心できる相手だとわかった。
改めて、今回はありがとうございましたと感謝をしたためたくなった。
優しく対応して下さったことへの感謝を、最後だしいっかとちょっと熱量高めにメッセージを送った。
すると、すぐに返信が来て、良ければまた書いてくれませんか?と。
願ったり叶ったり。こういう気持ちのいい人とだったら…なんて妄想が実現してしまった。
昼頃帰宅した夫。「この陽気で、お散歩しないなんて人生損してる!」みたいに気持ちよすぎる日。
お散歩がてらとんかつ屋さんに行くことにした。2歳の息子が保育園に行ってるうちに。娘だけ連れて。主張強めの息子に、ついつい手のかからない娘は後回しになりがち。
ちょっと今だけ娘ひとりっ子気分で。たまにはこんな日もいい。
藤棚が輝き始めていた。ライラックもちらほらと。いよいよ春がフルメンバーになって全力を出てきた。
とんかつで満腹。
夫は娘を耳鼻科へ連れて行ってくれて、息子のお迎えにちょうど出発しようというところに、帰ってきた。
せっかくだしみんなでお迎え行ったら、息子も喜ぶかな?と、全員で行くことに。
ちょっと憧れていた、夫婦で送迎できる家庭。今日たまたまだけど、今日だけは、みんなでこんなことができる余裕を味わいたい。
まっすぐ帰るのはもったいなくて、いつものバスを見に行って遊びながら帰るコース。
いつもは私1人で自分の体力と相談しながら息子をベビーカーに乗せたり微調整しながら何とか帰宅。
今日は夫もいるしそこまで絶妙に温存する必要もないから、ベビーカーも置いて息子が歩きたいままに。
娘を抱っこしている夫を見て息子も甘えたくなったのか「あっこ!(だっこ)」
今日は娘を抱っこしてないから少し位できる!
いつもの、全部1人で、だからちょいちょい温存しながら。とかの後先考えずに息子の要求に答えられる余裕が自分でも新鮮。
息子よ、いつも省エネモードでごめん。
楽しく帰宅して子供たちを夫が風呂に入れてくれている間に、私は柴さんのお散歩。
ポプラの葉が、いつの間に豊かになっていた。
風に揺れてさわさわと、あの心地よい音が聴ける季節がやって来た。
ポプラの声を聴けた瞬間、これが私にとってPERFECTだった今日の、クライマックスと思った。
そう、ポプラのこの声を聴いた時、娘の名前のヒントが降りて来たんだった。
って言っても、まだ上の息子がお腹にいた時 笑
まだ初めての子もお腹の中で、産んでもないのに、あの完璧な夏の夕方、今日みたいにポプラの葉が風に揺れて綺麗な声をあげてて、それを聴いてふと、「あぁ、もう2人目欲しい。」と思って、その時の音からその子の名前のインスピレーションまで浮かんだ。
直後、まだ1人目も産んでないのに、何思ってるんだ私、と1人ツッコミをした 笑
そこまでが、私の、完璧な夏の夕方の記憶。
新たにそこに、完璧な春の記憶が加わった。
さぁ、
今日も、
新しい一日が、
始まります。
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