平山を召喚せよ。
息子が先週RSウイルスに感染した。
昨日通院が終わりやっと吸入器を返却できたと思ったのも束の間、その夜娘が咳き込み始めた。
本日受診して吸入器が舞い戻ってきた。
また通院の始まりだ。せっせと吸入器を運んで何してるんだろう 笑
子供の体調不良。私が揺れるイレギュラー要素第1位なのだけど、もはやイレギュラーというより、ルーティン?
1人目がなれば、2人目も、なるよね~
でも今日の私は数日前の私とは違う。
そう、PERFECT DAYSを観る前の私とは!
こちらの記事で映画PERFECT DAYSの感想文を割と真面目に書いてます。
映画を観てルーティンへの考え方が変わった。
「毎日同じことの繰り返し」って、ルーティンってネガティブなイメージが強いような印象があるけれど、平山(役所広司さん演じるPERFECT DAYSの主人公)程の整ったルーティンは気持ちいい。
ルーティン中は心は無。
ルーティンとて、24時間ルーティンしてるわけでもあるまいし、それ以外の時間に一瞬でもキラリと光る時間があったならその日はPERFECT 。平山にとっての木漏れ日に目を細める瞬間のように。
そしてイレギュラーに心が揺れるのもまた良し!平山だって揺れてたもんね。そこがまた人間らしくて良かった。あそこでも一切揺れずにルーティンを淡々とこなしていたら、余程の壮絶な過去があって今の平山ができたのだな、やっぱ真似できないやと急に平山との距離ができた気がする。
揺れてもまた戻れば良し。
いつかのチャポンと行こう!(私の好きな音声配信)で、自分にジブリのキャラを召喚させる話が面白かったけれど、じゃあ私は平山を召喚することにする!
ルーティンは淡々とこなして、ドアを開けて空を見上げてさぁ新しい一日が始まる!と思ったなら、その先の木漏れ日探しは自分次第。
一瞬でも見つけられたならその日はPERFECT。
そう考えるとやっぱり、「今日は何もなかった。」なんて日はなくなるし、なにより生きてる!って感じがしていい。
当面は心に平山を住まわせて、生きていく所存です。
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