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インコのいるマンション大規模修繕工事 #7 軽く塗装始まってた

ヤバそうなのだが、何がどうヤバいのかよくわからない

工事の中で地獄の塗装シーズンが存在するのだが、それ以外にもちょいちょい臭いが発生する作業があると聞いていたので、ロビーに掲示される今週・今日・明日の作業情報には割と気を付けるようにしている。

しかしながら在宅勤務中心になってしまった昨今、下手すると丸2日以上引きこもっている時もあるので、気づいたらその作業終わってましたということもある。何なら、在宅してるのにそのすぐ窓の外でシーリングしてたのに気づかなかったこともある。終わって夕方にバルコニーに出たら施工の匂いより近所の煮物の匂いが強烈で、臭いをかぎ取ろうとしてシーリングに鼻をくっつけてしまったぐらいだった(かぎ取れたのはわずかなゴムの匂い、以上!)。

下線の白い部分がシーリング

そして、ついにある日帰宅したら一階フロアの壁にアレがいた!
「ペンキぬりたて」の張り紙である。

マンガでしか見たことないやつ!

とはいうものの臭いは全くない。よく見るとドアの縁だけを塗ったようで、さすがに人様の家のドアを嗅ぐのははばかられたので、後日自分のドアのを嗅いだ。いうほどの臭いもなかった。

シーリング開始時の資材置き場には「エポキシシンナー」と書かれた缶も置かれていたりして、多感な中学生とは違う意味でドキドキしたのだが、とりあえず今の所は鳥にも人間にも何ら影響はなさそうである。

大規模修繕だからと身構えていたけれど…

そもそも人が密集する地域では、玄関のすぐ外で防水スプレー使ってたり、DIYで溶剤使ってたり、数軒隣でバルサン焚いてたり、事前にはなかなか知りえない危険作業が絶えず行われている。そういう対策しようのないリスクと比較すると、基本的に全ての作業が開示されていて、週単位・日単位、さらには「今日はこちら側の工事ですから反対側は何もありません」みたいな情報まで開示されるのは、安全管理としてはかなりイージーなのではなかろうか。
工事にあたって、自宅周辺でクンクンする機会が増えたが、ヘンな臭いは思いのほか日常に漂っているものだと気が付いた。予告されていない臭いへの対応は難しい。根本的対策は、密集地域から離れることしかないのかもしれない。

我が家以外のペットちゃん状況

ただ、既にここまでに我が家ではないがペットに悪影響が出たケースも確認した。大規模修繕のメインイベントである外装タイル更新における点検と要改善箇所のハツリ作業において、日中鳴り響くドリルの掘削音で怯えあがってしまい親戚に預けることになったワンコさんがいたそうである。今回出ていないが、ペットでなくても小さな幼児も似たようなことがあると工事の人が言っていた。
その人は事後にその話をしていたが、対応していた工事関係者の様子を見るに、一番大事なのは発生したら即それを現場責任者に伝えることだなーとつくづく思った。
該当工事中に何も言われず、工事が終わって2週間ぐらい経ってから「あれでこういうことが発生したんですが補償してもらえませんか」と言われても、確かに担当者も対応が難しいだろう。

ちなみに我が家のインコたちは、カラスや大きめの地震など突然の音には敏感だが、暗闇でもない限り長く続く振動や音などは多少大きくても基本的に無関心で、ドリル音がすぐ後方の壁(外側が外壁になるのでめちゃめちゃ響く)に鳴り響いていてもコムラサキインコは定位置で船を漕いでいた。新人ゴシキも最初はやや動揺していたが、横から見えるサザナミが何食わぬ顔で背中に頭を突っ込んでいるのを見て問題ないと判断したようだった。

浅めの風呂が好き

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