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インコのいるマンション大規模修繕工事 #8 塗装週間キタ―(゚∀゚)―!!

前振り

工事に関して中間報告的な集まりがあった。
つまり、今こんな感じですという挨拶的な説明と、ところで実はこういうことが起きてまして…みたいな感じで何らかの意思決定が必要な案件を住民に提案する集まりである。

うちは当初想定よりも傷みが少なくて施工数量の少ない作業があったため、では当初コストカットで我慢した工事をやりませんかとか、ここがちょっとめんどくさい施工になってたのでやり方変えたいのですが、みたいな案件であった。
この辺は出費以前に、関連する工事が自分の導線に該当するしないでも賛否が異なる。うちの場合、工事発注までにだいぶすったもんだして言いたいことは言わせる風潮が割と定着したので、出席してて導線に掛かってる人の意見で決めましょうという方針で、比較的温和に各案件の意思決定ができた。
やはり事前にすったもんだしておくのは大事だ。本番始まると全然もめないで進む。

工事そのものの進行については世間話程度にするのだが、その時一番エライ人から、いよいよ来週からですね…と本格的塗装シーズンに突入することが宣告された。

工事スケジュール自体は、週単位で事前に知らされているので塗装があるのはわかっているのだが、どの工事がどれくらい住民にとって負担が大きいかというのは、素人には工程表だけではわからないのである。

エライ人と現場責任者さんがおっしゃるには、今後2週間塗装週間がある。最初の一週間は水性塗料でまだましだが、翌週は揮発性の高い油性塗料とのこと。
「そちらがやっぱりちょっと臭いが…」とエライ人がおっしゃる。

このエライ人、最初の説明会で私が「うちにはインコがおりまして、塗装が心配で」と聞いた時に、さして問題ないですよみたいなコメントをされた人。前はあんなに平気そうだったのに。この人がこう言うとは。この2週間はそこそこ厳しい時期になるのか?
しかも私、宿泊出張が入りそう。

いざ初日

早速月曜日、この日は私の部屋の区画は該当なしという話だったのに、なぜか昼頃に臭いがした。あの中学生ぐらいにフンカフンカしたくなる例のアレな臭いである。大した量ではないが、それでもちょっと気になるなあというぐらいの強さだった。
えっ、対象区画じゃなくてもこんなにわかるほど臭うの?と焦って窓を開け、臭いの侵入経路を確認する。リビングの窓側から臭う気もするが、いまいちわからない。インコのケージはリビング窓際。通常の我が家の外気の流れはリビング側から玄関側へ抜けるので、この経路は止めないとインコケージ付近へ入ってくるかも。
念のため玄関に近い位置の窓を少し開放し、玄関からインコまでの経路上となるキッチンの換気扇をONにする。これでインコの前を空気の流れが通らないようになる。
2時間ほど仕事をして、気づいたら臭いは全くなくなっていた。

あとでわかったのだが、この日は予告なく玄関周りのフレームを急遽塗ったらしい。工事はこういうこともあるので少し不安。

出張の予定が濃厚になったので現場責任者さんに確認してみると、予定の日は私の部屋周辺は窓周りの高圧洗浄が入るが塗装はなく、他のエリアも水性塗料のみだという。逆に来週の方が油性塗料で臭いが強くなりますとのことで、出張決行を決めた。

注意すべきは

現場責任者さんとのやり取りを経て見えてきたのが
水性塗料と油性塗料では、だいぶ違うっぽい。

見た目をきれいにする塗り替えで使う水性塗料だと臭いもさほどではない。
一方で鉄部や防水目的に使われる油性塗料はちょっと注意した方がよさそう。
そして、一見関係なさそうな継ぎ目や溝に使う防水ウレタンなる代物も、油性塗料と同義のようである。
防水ウレタン…通路の溝にしっかり入ってるやつじゃん。
週明けには来るらしい。防水ウレタン。めっちゃ緊張する。防水ウレタン。


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