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オタクのアニメ鑑賞録Vol.208「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ」

①面白かった度:★★★
②見た話数:12話/12話
③好きな曲:Lifeる is LOVEる!!
④コメント:

 通称「おにあい」。最初タイトルを見た時は妹とのラブコメものかなと思ったら、実際に見てみたらさらにハーレム属性が追加されており、こう思った。

「悪くない」


 主人公が女子にモテている時に妹がそれに嫉妬するのだが、それが「かわいい」と同時にお笑い的な意味で「面白」くて、それを見ながらゲラゲラ笑っていた。女の子の嫉妬は「かわいい面白い」というレアな属性を持っている。

 例えていうなら、子犬とかを見た時につい笑顔になってしまうあれ。あれに似ている。昔の彼女がぷーさんが異常に好きで、「かわいくて笑っちゃう」という発言をしていたのだが、それとも似ている。

 このアニメの特徴的な点として、OPが始まる時間が遅いというのがあるのだが、最初OPが始まるのに3分ぐらいかかっていて「少し遅いかな」と思っていたら、それがどんどん後ろ倒しになっていって最終的にはアニメ開始13分後にOPが始まっていた。

 「中締め?」


 以前、進撃の巨人を見ていた時に、あまりの面白さに気づいたら本編が終わってEDが始まっているもんだから感極まって「体感時間ぶっ壊しアニメ」と評したのだが、このアニメも別の意味で時間感覚をぶっ壊してくれる。

 第3話で主人公がアパートの下宿人(女)たちの下着を干している時に誰が自分のパンツで主人公が欲情するかケンカになり妹から、

「ダメです!お兄ちゃんは私のパンツではぁはぁするんです!」


 というセリフが飛び出した時はニヤニヤが止まらなかった。創作上の話とはいえ、こんなセリフが飛び出すぐらい文化的に洗練されているのは日本ぐらいではないだろうか。

 この「オタクのアニメ鑑賞録」シリーズでは過去のレビューで再三日本に生まれたことに感謝しているが、今回もそのことに感謝の意を表明しつつ、この記事を締めることにする。

 ぜひ2期も作って欲しいなぁ。

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