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名古屋大須さんぽ

今回の散歩の舞台は、活気あふれる大須商店街。
さんぽと言っても観光スポットめぐりではなく、ひっそりとした喫茶店や大須の街中に潜む面白いモノを見つけるショートさんぽです。

大須はいつ来ても人でいっぱいだなぁ。乱立する屋台と人波をくぐり抜けて、お目当ての喫茶店に向けて歩き出します。

大須商店街の喧騒から一筋離れた場所にある、「喫茶サン」。
お店のロゴにとても愛嬌を感じます。目力の強いアンパンマンに見えなくもない…

お昼時だったので、アッツアツの鉄板ナポリタンをいただきました。
お昼の喫茶店ではだいたい鉄板ナポリタンです。大好き。

麺は細め、代わりに玉ねぎやハムなどの具材がごろごろ入っていて大満足。
グリンピースがコロコロ乗ってるのもいいね。

カウンター奥にずらりと貼られたコーヒーチケット。
常連さんらしきお母さんと、ママさんの軽妙なやりとりが耳に心地よかった。

「最近はインスタとかを見て、若い人たちが良く来てくれるのよ。小さくて古いお店だけど、若い人たちの心に残るものがあればいいわね」と柔らかく笑ってくださったママさん。穏やかで上品な笑顔が素敵でした〜

(おまけ)カタツムリの灰皿がベリーキュート。

お店を移して、食後のデザートにコーヒーゼリーソフトクリーム。
自家製コーヒーゼリーがとっても美味。

こちらの喫茶店は観光客でいっぱい。
英語で注文を貫く外国人と、名古屋弁を貫くお店のお母さんの頑なな攻防がありました。

大須商店街も、新年の慶び一色に染まっていました。
福ネズミのフォルムが可愛らしい。

ここから、大須の街をそぞろ歩き。
午後の穏やかな日差しが差し込んで、ふわふわと暖かい。今年は本当に暖冬ですね。果たして雪は降るのかな。

見事な透彫。こういう技術って凄いなぁ。

生ジュースの看板に惹かれて、休憩に入りました。
苺をゴロゴロ使ったジュース、本当に美味しかったな〜

店内には季節の果物をはじめ、アボカドやバナナ、トマトなど様々な素材を使ったジュースメニューが!次はアボカドにチャレンジしてみようかな?

朝のうちはモーニングメニューもあるそうです。また来たいね。

大須商店街は人が多すぎるせいか、今まで観光地としてしか見てこなかったけど、こうやって人々の生活に寄り添った一面もあったんだな。

こうした街の銭湯も珍しくなったなぁ。牛乳石鹸、懐かしい。

ゴールはこちらの大須観音。
熱心にお参りする人、トルコアイスを無限に練る屋台のおじさん、熟練のハト遣いとそれに弟子入りしたそうな少年少女など、十人十色の人間模様が交差したカオスな場所でした。

屋台の掛け声や楽しげに行き交う人々、日常の買い物を済ませる家族や熱心にお土産を選ぶ観光客。
目まぐるしく移りゆく景色は活気に溢れていて、商店街を訪れる人にもパワーを分け与えてくれているようでした。偶にはここへ買い物をしにくるのも、いいかもしれないね。

喫茶店に行ってきます〜