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【 真相追究 】山縣有朋の正体

わたしがいずれ謎解きしてみたいと思っていた人物の一人が山縣有朋です。
今回は彼について、サニワメソッドを使って、謎解きを行います。
最近サニワメソッドの用法に慣れて来たからか、自分でも怖いくらい冴えている感覚があります。
その冴えが本物であるか、いずれ何か確かめる機会があるといいのですが。

山縣有朋といえば、落合莞爾氏の説でいけば、長州卒族のトップで、タカス代表で、反皇室で、一神教の調略を受け、宮中某重大事件で皇室に反逆し、常に京都皇統の秘密を探っていた無礼者、というように、山縣憎しの言葉が並びます。

しかし、わたしはずっと違和感がありました。
これは落合氏の幕末・維新シリーズを読んですぐ感じたことです。
彼が國體と無関係で何も知らないで、西郷の後釜的なポジションにまでなって、最後は皇室からすると鼻つまみ者になった、ということだとすると、國體と皇室が共に見る目がなくて、自業自得となるからです。

古代からずっと細心の注意を払って、世界を導いてきた國體集団が、そんなチョンボするのかしら、という疑問です。
落合氏は師匠ですから、あまり異を唱えるのはどうかとは思いつつも、どうしても払拭できない違和感がありました。

思い起こせば、三笠宮様と立花大亀和尚が、対米軍のために偽装で皇室を裏切ったのではないかと落合氏に聞いたら「そんなことはないだろう」と否定された後に、彼らは偽装で仕方なかったということを言い出されたり。
スターリンについても、わたしは國體の政略の理屈とロシアという立ち位置を考えたら、どう考えても國體だろうと思って意見しても「そんなことはない」と否定され、それがいまやスターリンは國體側で國體共産党を率いた、という説になっているし・・・
というように、師を悪く言いたくないのですが、あとでそうなるなら、端から否定しないでほしいな、とも思うわけです。

と、ちょっと愚痴っぽくなりましたが、山縣有朋の正体を特定するに至った経緯と結論をこれから述べていきたいと思います。

現時点で、わたしは幕末・維新辺りを本に書くつもりはないので、こうして書いて行きますが、もし書籍にしてしまった場合はご容赦ください。
ただ、現時点では本当に書籍化するつもりはゼロに近いです。

※内容は他への転載は厳禁です。あなた限りで読んでください。

まずは、わたしが持っていた疑問からあげていきます。

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