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東京学芸大学附属竹早小学校 お受験合格への道 国立小学校お受験2021

 この「note」では国立小学校である東京学芸大学付属竹早小学校の受験の内容の詳細について記載しております。

 同校のお受験合格に向けて、出願から発育調査の内容まで詳しく解説させて頂きます。

 内容の記載方法は、外出先でも気軽に確認できるように項目別に、簡潔かつ必要な内容を網羅しております。

【目次】
・はじめに
・学校行事・特徴
・受験概要
・受験資格制限
・竹早小学校 2021年度受験日程
・学費
・過去8年間の応募者数 東京学芸大学附属竹早小学校
・他の学芸大学付属との併願受験
・発育調査の日程
・教育方針、求めるこども像
・入試の流れと対策
・行動観察の内容と対策
・親子活動の内容と対策

【はじめに】
 日本で一番受験者が多い小学校が筑波大学附属小学校であり、東京学芸大学附属竹早小学校は日本一の受験倍率の高い小学校。

 竹早小学校の最寄り駅は茗荷谷と後楽園で、両駅の真ん中あたりに位置する。※両駅から歩いて15分ほど。

 竹早小学校の特徴は、毎年説明会と願書配布のタイミングが早く、9月中旬で願書配布期間が終わってしまうため注意が必要。

【学校行事・特徴】
 「竹早の学校行事」
 ・1年生を迎える会:縦割り班が作られる。
 ・日光林間学園(春):4年生対象の2泊3日の宿泊学習
 ・春の縦割り遠足: 各クラス2名,計12名の縦割り班で行く遠足
 ・キッズフェスティバル:幼稚園~2年生による劇仕立ての行事。
 ・竹の子祭:3年生以上による演技、競技など手作りの行事。
 ・日光林間学園(夏):3年生以上が縦割り班で生活。3泊4日。
 ・教育実習生:2学期、学芸大学の3年生が各クラスで教育実習。
 ・日光林間学園(秋):5年生だけで行く2泊3日の宿泊学習。
 ・竹早祭:劇、お化け屋敷などクラス単位で行う竹早小学校のお祭り。
 ・秋の縦割り遠足
 ・日光林間学園(冬):6年生だけで行く2泊3日のスキー学習。
 ・6年生を送る会:縦割り班の解散の日(もうすぐ卒業式)。

 私立小学校と比較すると派手さはありませんが、宿泊行事が盛ん。
原則給食ですが、週に一度お弁当の日がある。

 特徴的な試みとして、4年生以上の高学年で実施される、
「たけのこタイム」では、隔週で100分の時間を取り、生徒が自主的に好きなことを学べる時間となっている。

【受験概要】
 竹早小学校の2021年度の募集要項は2020年9月1日、開示された。
 検定料は一次選抜が「1,100円」
     二次選抜が「2,200円」

 「学校説明会は中止」
 2020年8月25日~31日、オンラインにて動画視聴可能、内容は後述

 「募集要項、入学志願票の配布」
 2020年9月15日~18日の4日間(各10時~12時,14時~16時)
 ※上記重要なため各自HPにて最新情報を要確認。

 抽選後合格後、二次の手続きを行う。

【受験資格制限】
 入学志願票提出の時点において、東京都23区内に保護者とともに居住し、本校入学から卒業までこの地域内に保護者とともに居住する者。

【竹早小学校 2021年度受験日程】
≪内容≫ 「 男児」「 女児」
≪第一次選抜≫
 受付 9 月 29日(火)~ 10月 2 日(金)(当日消印有効)
 ※郵送に変更
 抽選 10月 17日(土)
≪合格者の受付番号開示≫
 10月 17日(土)11時頃 10月 17日(土)13時頃
≪第二次選抜≫
 受付 10月 28日(水)・29日(木)
 午前9時~ 11時 午後1時30分~3 時30分
≪発育総合調査≫
 11月 25日(水) 11月 26日(木)
≪第二次選抜発表≫
 11月 27日(金)
≪第三次選抜 抽選≫
  11月 28日(土)
 ※コロナ禍の影響で出願が郵送、抽選も「任意で選ばれた方」のみ参加。

【学費】
 「竹早小学校、初年度学費」
 PTA入会金(初年度のみ) 20,000円
 PTA会費 19,200円
 給食費 55,200円
 初年度合計 94,400円(二年目以降は74,400円)

【過去8年間の応募者数 東京学芸大学附属竹早小学校】
 「2012年度入試」応募者数:男子1,292名 女子1,221名 計2,513名
 「2013年度入試」応募者数:男子1,348名 女子1,264名 計2,612名
 「2014年度入試」応募者数:男子1,309名 女子1,175名 計2,484名
 「2015年度入試」応募者数:男子1,292名 女子1,229名 計2,521名
 「2016年度入試」応募者数:男子1,267名 女子1,218名 計2,485名
 「2017年度入試」応募者数:男子1,271名 女子1,190名 計2,461名
 「2018年度入試」応募者数:男子1,310名 女子1,160名 計2,470名
 「2019年度入試」応募者数:男子1,258名 女子1,184名 計2,442名

 上記の応募者数は第一次抽選前の人数であり、第二次の発育調査に進むためには25%程度の通過率の抽選を通過する必要があります。
 ※都内の国立小学校の中では最も早い時期に第一次抽選を行う。

 2019年度の第一次抽選合格者数は男児354名、女児347名。第二次発育調査受験者数は、男児346名、女児334名でほぼ欠席は無し。
 ※発育調査の倍率(実質倍率)は約7~8倍程度。

  ≪重要≫
 国立小学校はお受験の準備対策不足の家庭も大勢志願する傾向があるため、お受験準備をしてきた受験生にとっては現実性のある考査と言えます。 

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