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国立小学校に向いている子供、合格する子供の特徴は?

今回は国立小学校の特徴や合格した子供を見てきた経験を踏まえて、完全に主観ですが、「国立小学校に向いている子供、合格する子供の性格や特徴」を書いていきたいと思います。

 国立小学校はその存在趣旨から、教育研究に関する実践研究を旨としてますので、当然ながらそれに相応しい子供を求めています。


個人的な主観も混じりますが、具体的には下記のような性格、特徴を持った子供が向いているのではないか、と考えています。


・新しいことにチャレンジする積極性のある子
・何事にも関心をもてる好奇心旺盛な子
・柔軟な発想が出来る子
・協調性がありコミュニケーションがとれる子
・粘り強く諦めない子
・自ら考え、また自らを表現できる子
・バランスの取れた発育をしている子


まとめると、国立小学校では、実践的で新しい教育方法について研究をしていることから、そのような新しい試みに、柔軟に興味をもって対応できる子を必要としています。また、そのような新しい試みについては子供同士の対話や化学反応を確認する必要もありますので、他の子と協調しながら日々の学校生活を送れる子も必要となります。関連して自らの考えを発表する機会なども多いので、そういったことを苦にしない子も向いていると言えると思います。逆に古い教育方法に固執した学習方法や詰込み型の学習方法とは相性が悪いと思います。


最後のバランスの取れた発育をしている子、についてですが、やはり(表現は悪いですが)子供は研究の対象という側面があるため、全く運動ができない、友達と全くコミュニケーションとれない、手先が不器用で全く工作・作業ができないと、いった極端な偏りがなく、色々な分野でちゃんとしたデータがとれる、バランスがとれている方が望ましいと思います。(逆に言うと一芸に秀でていてその他がからっきしダメ、というよりは、バランスがとれているタイプの方が向いているとは思います)


また、学校での集団生活や通学をする上で、最低限ということですが、以下も求められる要件だと思っています。ある意味試験においては足切り的な要素があるところかと思います。


・社会マナーやルールが守れる子
・指示を聞けてしっかり挨拶ができる子
・最低限の思考力や知能がある子


なお、誤解無きようにですが、現時点で上記の要素が子供に欠けているから、国立小学校が向いていないということではなく、むしろ国立小学校ではそういった要素が求められるのではないか、ということを念頭に置いて日々の生活や親からの働きかけ、他の子供との日常的なコミュニケーションの仕方、などを意識するきっかけとなれば良いのではないかと思っています。


国立小学校受験において親の準備が必要となる、作文や面接への対策に関する記事は以下よりご覧ください。


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