見出し画像

筆心会と西村天峰先生

小倉城庭園で行われた筆心会の展示が、4月25日まで開催されました。

筆心会は、小倉城庭園にて開催されている書道講座でも、お世話になっております。各生徒さんが多数の作品を展示してくれています。工藤先生、いつも大変お世話になっております。

生徒さんたちの作品

隔年で開催されており、次に開催されるのは2026年となります。

西村天峰先生

さて、小倉城庭園ができた25年前は、筆心会は西村天峰(にしむら てんぽう)先生が講座をされていました。1930年に生まれ、2011年になくなったそうです。生きていれば現在は94歳。

自民党衆議院議員で2023年には環境大臣に就任している西村明宏氏の父親だそう。2013年に父の作品集と思われる「西村天峰 筆墨生涯」という著書を出しています。

日展で数多くの賞を取った有名な書家だったそうで、平成3年に北九州市民文化賞を受賞しています。19歳の時に「一生を通じて人間形成できるものを」との考えから書の道に入られたそう。西村天峰先生の教えと意思を引き継いだ会員の方たちが、今もその意思を引き継いでいます。

西村天峰先生の作品も

これから

今回、情報をネットで探そうとしてもほとんど情報がありませんでした。私もお会いしたことがありません。ただ、忘れてはいけないことがあると思うんですよね。
西村先生が書を通じて大切に思ってきたこととか、西村先生自身のこととか。その功績や足跡をまとめて、インターネット上にアーカイブしておく必要があるんじゃないかと思っています。
必ず、もう一度、僕なりにはここに書こうと思います。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?