神保町に書店を開いて205日目 ワンテーマでキュレーションした選書がほぼ売れる

passage1の棚が売れませんときのうnoteしたばかりですが、まさにフラグを立てた通り、きのう1冊、きょう2冊が売れました。
3月20日に、あるテーマが共通する以下の4冊を納品しました。このうち3冊が売れました。

passageSOLIDAが売れすぎてるので、passage1が売れて無いように感じてますが、よく考えると、
passage1とSOLIDAで出した本のうち、時間はほかかっても、ほとんどが売れています。
開店当初のネタ写真を撮るための図録や、自分で使う用の歴史手帳、そして1冊自費出版の本は、引き取ったのが4冊ありますが、
passage1が去年の11月から
11冊
passageSOLIDAが今年の3月から
16冊
の計27冊売れています。
そして、現在、棚で販売中なのが
passage1
1冊
passageSOLIDA
6冊
の計7冊です。

つまり38冊「仕入れ」て、返品は4冊なので返品率は10%ということになります。
これ書店とすると、驚異的な低さではないでしょうか?下の記事だと、書籍の返品率が34%、雑誌は48%です。

もちろん扱う点数が全然比較になりませんが、4冊は、passage開店時に、ネタ的に置いて、すぐに引き上げた3冊と、自分で使うために一ヶ月寝かした手帳の1冊なので、事実上、今のところの「返品率」はゼロ%ともいえます。
きょう(きのうも1冊売れていた)2冊売れたことで、passage1の天井近くでも、売れるのだと分かりました。(なお、価格の競争性という点では神保町内でおそらく最安水準の定価の3分の1に設定していますので、手に取って値段を知れば買ってくれる人は多いとは思っています)
一方で、今回passage1からはやはり引っ越そうと決意しました。
撤退でなく、passageBISの低層棚に移ろうかと考えています。
目線の高さのSOLIDAに棚を開店してから、なおさら棚のデコレーション(棚磨き)とそれを眺めるのが楽しく感じます。
一方、passage1は、脚立を展開して、お客さんの邪魔になるから、慌ただしくセッティングしたら、写真を撮ることもせずに、急いで脚立を閉じて、しまって、そのまま出来上がった棚をゆっくり見ることも無く、果ては写真も撮ることも無く、passage公式Xをリツイートするときに、棚のビジュアルを初めて知る、という感じに最近はなっています。
ワタシの棚は、自分が読むために買った(積ん読含む)本なので、これ以上のハイペースで売れたところで、実は出す本が無くなります。
それより、せっかくセッティングした自分の棚はじっくり眺めてニヤニヤしたい。
そう考えると、自分の望みは、passage1の目線の高さの棚では無く、むしろ3階のBISの低層棚ではないかと、思うようになったのです。
棚を引っ越すと、また新たに入会金(敷金礼金みたいな)もかかるのですが、6月中には決めようと思います。



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