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神保町に書店をオープンして127日目 passageSOLIDA初模様替え

3月1日のpassageSOLIDAのオープンの日に、せっかくならオープンしたいと、3月1日に11冊搬入しました(112日目)。
年度末とかで忙しいので、次に搬入しにいくのは、4月だろうなと思ってました。これまでのペースだと、月1、2冊の売れ行きなので、1冊や2冊、売れても、11が9になるくらいで、大したことは無いと。
ところが、前と前前のnoteしたように、なんと4冊も売れてしまったのです!
ほぼ3分の2だし、そのうちの1冊は、面陳(2冊)してる1冊なので、空白の面陳スペースがどうなってるのか、気になるじゃないですか?
というわけで、神保町に書店をオープンして127日目の3月16日、初めてのSOLIDA模様替えをしてきました。
ほかにも、手引にはあるけど実際はどうなんだろうとうっすら思っていた手順を、実体験できました。

売れて空いたスペースどうなってる問題



まず、面陳スペースが売れたらどうなるかについては、誰か知りませんが(妖精さんとか?)がちゃんと、別の本を面陳してくれていました!

中央の濃いブルーの本。1番値段(定価)が高い文庫です

passage1からSOLIDAへ本の移動問題

passage1に棚を持っていて、その棚に並べてる本を、passageSOLIDAの棚に移し替えたい問題。サイトにも案内があったけど、SOLIDAの開店には、別メールで別のアカウントを作らないといけないので、実際はどんな感じで行われるのかしらん?と思ってましたが、こんな感じでした。

1 搬入予約をSOLIDAに入れます
2 その時間の直前にSOLIDAでなく、passage1に行きます
3 スタッフの方に、SOLIDAに搬入したいので、passage1の棚からいくつ移動させたいと伝えます(これをしないで、棚から店外に持ち出したら万引と思われますので注意。この日は、顔見知り?のたぬきさんでしたのでスムーズに行きました)
4 今回はpassage1から4冊、SOLIDAへ持っていくことにしました。4冊棚から取って作業台でスタッフの方に見せて
5 スタッフの方に、passage1での販売を取り下げの処理をそれぞれしてもらいます
6 バーコードを剥がします
7 自分のスマホでpassage1でなく、passageSOLIDAのアカウントにログインして、この4冊を、新たに出品の登録をします(今回は、passage1の4冊に加えて、全く別の1冊を持ってきたので、この5冊を登録)
8 スタッフさんに、passageSOLIDAの、5冊のバーコードを印刷してもらいます
9 5冊にバーコードを張ったのを、スタッフさんに確認してもらいます
10 5冊を堂々と店外へ持ち出します
11 3分くらい歩いてSOLIDAに行きます
12 SOLIDAのスタッフの方に、搬入の予約をしている旨を伝える 
13 実は、passage1で、登録をしてバーコードも貼っています、と伝える
14 ちょっと驚かれる

というのも、このpassageSOLIDAへの移動のやり方は、マニュアル通りでは無いのです。
(実際はSOLIDAのスタッフの方も、別に驚いていなかったかもしれません)

15 「じゃあ、(SOLIDA店舗内での手続きとかはなく)直接、2階の棚に並べて下さい」と言われてる

16 2階の自分の棚を見て、妖精さんが、面陳してくれていたことを知る(このnoteの最初の方に戻る)

17 新しい5冊を加えて模様替えをする

という手順でした。

サイトの案内では、

現在PASSAGE、PASSGEbisに棚を持っている棚主の皆様は商品を移動する際はPASSAGE、bisで店頭スタッフにお声がけいただいた上で、シールを付けたままの状態でSOLIDAにお持ち込みください。
SOLIDAにて返品処理⇒SOLIDAへの入荷登録
という流れで処理をさせていただきます。

と、147文字で簡潔に記されていますが、実際には、上にワタシが書いたように、もっと細かく、多くの行動があり、かつ、臨機応変な対応をしてもらえました。
で、今回ここまでnoteを書いてみて、なんで、上の公式の案内やり方の方法を読んで、なんとなくモヤモヤしてた理由が分かりました。
バーコードをつけたまま、店外に商品を持ち出すことへの後ろめたさ、でした。
スタッフさんには伝えているものの、一般のお客さんが、棚から持ち出して、店外に出ていくのを、見たら、「万引してる!」と思われるんではないか、という心配でした。
声をかけるという短時間でなく、がっちり作業台でバーコードを貼ったり印刷したシールを貼ったりとかの、数分〜10分にわたり、スタッフさんとなんかしらをやっていた上で、店外に出たら、その場に居合わせたお客さんも、さすがに不審な目では見ないだろうという安心感です。

とは言え、このやり方をデフォルトにしたほうが良いかとなると、そう、簡単でもなく。
これだと、本来は、passage1とpassageSOLIDAに、2回一時間分(例えば、2時からpassage1、2時半からpassageSOLIDA)の搬入予約をする必要が出てきます。一度、ログアウトして、別の時間の予約を取る。ログアウトとログインをしている間に、枠が埋まってしまったら、どうするか?などなど。

そもそも、passage1とSOLIDAの間で、行き来させたりする必要が、どれだけの頻度であるのか?

そう考えると、これまで、
なんで本屋は、チェーン店なのに、地元の店舗には、人気の本が置いていないのか?新宿とか丸の内とかの大きい店舗では、山のように積まれているのにーー。
在庫のある店舗から、売り切れた店舗に、さっさと送れば良いのに、と、安易に思っていましたが、結構、大変なことなんだなぁと、初めて知りました。

オマケ


絶対に買われたくない本をpassage1の棚から移動しました。面陳の後ろに隠してるので絶対に買わないで下さい!絶対に買ったらダメです!(ダチョウ倶楽部的)

表の本を、外すと出てきます


絶対に買わないで下さい。絶対に。
買われるとnoteを書かないといけなくなるので。絶対。

追記 なんとこの5冊の1冊、次の日に売れました。








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