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【国宝探訪】埼玉・歓喜院聖天堂

この探訪記は2012年12月23日のものです。

今年最後の国宝探訪は、今年新たに国宝に指定された建築を見に行きました。埼玉県熊谷市の歓喜院聖天堂です。指定されたときからに何度もメディアに取り上げられて興味津々でした。この間、高岡で国宝建築を見たばかりなので、どうしようかと思ったのですが、隣の県とはいえ近くはないので、急きょ三連休の間に行くことにしました。

聖天堂には彫刻が全面に施してあり、そこから「埼玉の日光」と呼ばれているそうです。8年かけて失われた色彩などを復元した結果、国宝に指定されました。

歓喜院聖天堂
極彩色の彫刻群

いやいや、彫刻のすごさは日光東照宮以上かも。 色使いも日光より好きです。 修理されたばかりなので、余計に彩色が際立って見えるのかもしれませんが、違和感はありませんでした。
室生寺の五重塔も大破した後、大幅に修理されましたが、違和感はなかったであすね。 現代の職人さんが、元の姿を大切にして後世に残すために尽力した結果だと思います。
高岡の瑞龍寺とはまったく異なる趣でしたが、こちらはこちらで素晴らしかったです。
ちなみに、このお寺は斎藤別当実盛がこの地に本尊をまつったことから始まったそうです。 境内に実盛の像が建ってました。
しかし、わかっていたこととはいえ、熊谷は超寒かったです。かといって、夏は猛暑なので、行きたくないし。 また行ってみたいのですが、いつになることやら。

歓喜院 埼玉県熊谷市妻沼1511
熊谷駅から朝日バス「妻沼聖天前」バス停下車すぐ
公式サイト→妻沼聖天山 | 国宝、妻沼聖天山へようこそ (ksky.ne.jp)

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