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2023年 4年生ブログ No.1

こんにちは!
今年度も4年生ブログスタートです!

記念すべき第1回は、U-22Aの柱としてこれまで國大を支えてきた三好 崇斗(みよし しゅうと)くんのブログです!
視野が広い三好くんだからこそ書くことの出来る、素敵なブログになっています。
是非最後までお読みください!

それではスタート!
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4年 三好 崇斗(みよし しゅうと/ MF/ 法学部/ レノファ山口U-18)

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「感謝と喝」

皆さんこんにちは。
法学部法律学科4年の三好崇斗です。

まず初めに、日頃より國學院大學蹴球部をご支援いただいているすべての皆様に、深く御礼申し上げます。

毎年読む側だった4年生ブログを今は書く側になっていることに時間の流れの速さを感じつつ、このブログを書いています。拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけると幸いです。

―感謝―

大学での4年間を振り返って、一番に湧き上がってくるのが感謝の気持ちです。

まずは両親。関東の大学でサッカーがしたいという自分のわがままを快く受け入れ、力強く送り出してくれました。私立の大学に通うこと、一人暮らしをすること、サッカー部に入ることなど、私が何不自由ない生活を送ることができたのは、まぎれもなく両親のおかげです。本当にありがとう。なかなか私の活躍で両親のことを喜ばせることはできなかったけど、温かい応援のおかげで4年間やりきることができました。私が帰省するたびに泣いていた母親が、最近ようやく泣かなくなったことは、ここだけの秘密にしておきます(笑)。
これからさらに心配と迷惑をかけそうな気がしますが、私の人生をかけて挑戦したいので、これからもよろしくお願いします。

次に同期のみんな。グラウンドの入り口でもじもじしながら、テツが自分のことを先輩だと思って敬語で話しかけてきたところから大学サッカーがスタートしました。今では超絶ストイックなヤワラですが、初練習の自己紹介の時に言っていた好きな食べ物はラーメンでした。信じられませんね。
みんなは「山口ってパスポートいるところ?」っていじってきたけど、魅力度ランキングで埼玉には勝っているので平気でした。
私と一緒にいても真面目過ぎて面白くないだろうに、同期のみんなはいつも楽しく、笑わせてくれました。毎年行う学年会も、本当に良い思い出です。
また、歴代の先輩たちとは違って人数も多く、一年生の頃はとても苦労した覚えがありますが、みんなと乗り越えた経験は一生の財産です。
人数が多い分、チームのことを一番に考える熱い人、後輩からなめられる人、筋肉が大好きな人など、強烈な個性がたくさんあるのも好きでした。今年は100人を超える部員がいるチームになったけど、後輩から慕われている同期のみんなが最上級生だったからこそ、チームがバラバラになることなく、一年を通して戦うことができたと思います。
改めて、1年間お疲れ様です。
みんなと出会えて本当に良かった。
これからも、苦楽を共にした仲間として、それぞれのステージで頑張ろう。

次にマネージャー。どんなに暑い日でも、雨が降って寒い時も、私たち選手のために行動し、支えてくれたこと、心の底から感謝しています。きっと、選手が知らないところでたくさんのつらいことがあったと思いますが、それでもグラウンドに来て一緒に戦ってくれるマネージャーの存在は、何よりも心強かったし、尊敬しています。マネージャーのみんながいてくれるからこそ選手はサッカーに集中できるし、何よりも選手が戦う理由にもなります。これからも、恥ずかしくてなかなか感謝の気持ちを伝えられない選手たちと共に戦って、國學院大學蹴球部をよりよい組織にしてくれると嬉しいです。

次に後輩のみんな。山口から東京に来て、こんなにたくさんの頼もしい後輩に恵まれて、とても幸せでした。特に、響、鎌田、結人、龍馬なんかは、多くの時間を過ごし、苦楽を味わった仲間です。今年は同じカテゴリーに同期が少なかったこともあり、より一層頼もしい存在でした。来年は蹴球部の最上級生として、さらに活躍してくれることを期待しています。今挙げた人以外にも、國學院大學蹴球部として多くの後輩と共に戦えたこと、心から誇りに思います。後輩のみんなから学ぶこともたくさんあったし、助けられることも何度かありました。真面目すぎるし、威厳もない先輩だったかもしれないけど、みんなと過ごす時間はとても楽しかったです。

ここで、思うことをひとつ。
國學院大學蹴球部に所属する後輩のみんなには、
「全員が全員を応援しあう文化」をつくってほしいなと思います。
みんななら一度は経験あるからわかると思うけど、やはり、応援の力は偉大です。
いつも以上にパワーが出ると思います。きつい時も走れるし、モチベーションやテンションも上がります。

コロナの影響もありましたが、國大ならではの応援の文化をうまく後輩に継承できなかった責任は私たちにあります。本当に申し訳ありません。

しかし今、國學院大學蹴球部にいると、
「交通費払って応援しに行くのかよ」
「なんであいつらだけ応援しなくていいんだよ」
「うわー、今から応援か。だる。」

こんな声が聞こえてきます。

本当にこのままでいいのでしょうか。

大学生なので、交通費の出費が痛いのはわかります。
組織なので、多少の理不尽なことはあります。
練習や試合の後に、立ちっぱなしで声を出すのは確かにきついです。

でも、誰が出ようと、カテゴリーが違おうと、ユニホームにスポンサーがあろうとなかろうと、私たちは同じ國學院大學蹴球部です。

応援するには、応援する人に興味を持たないといけません。
興味を持つことで、試合に出る人の普段の取り組みや努力を知り、安易な批判などは生まれないはずです。
応援することで、必ず自分に返ってきます。仲間を応援することは、自分が試合に出るときの力に変わります。
応援されるには、まずは仲間を全力で応援しましょう。
そして応援してもらった側は、応援してくれた仲間のことをさらに応援しましょう。
当たり前のように聞こえるかもしれませんが、ここに國學院大學蹴球部の伸びしろの一つがあると確信しています。

毎年、4年生が引退する手前あたりからようやく応援が熱を帯びてくるのが國學院蹴球部の現状だと思っています。それは、引退する4年生のためなのか、はたまた他のカテゴリーも応援したいと思えるほど部員の中が深まったからなのかはわかりませんが、シーズンで考えるとそれでは遅いです。応援があったことで勝てた試合、勝てたかもしれない試合は、今年だけでもいくつかあるはずです。
隣にいる仲間を愛し、目の前で戦っている仲間を信頼し、共に助け合う組織になってくれることを信じています。

どうか、三好ってやつがこんなこと言っていたなという感じでも良いので、記憶の片隅に残してくれると嬉しいです。

次に松くん。いや、BIG BOSS。1年、2年、4年の時と、実に3年間もの間、あなたの指導を受けてきました。日に日にうまくなっていく実感とサッカーの本質に触れることができたおかげで、大きく成長することができました。松くんのもとで2年間キャプテンを務めることができたのも、とても光栄なことです。最後にIリーグの一部昇格という置き土産を後輩に残したいので、あと少しですが、よろしくお願いします。そして、これからもお互いの道で高みを目指していきましょう。

その他にも、中山さんや白須さん、塩さん、正樹君、梅ちゃん、齋藤さんなど、数多くの方々の支えがあってサッカーに取り組むことができました。この場を借りて、お礼申し上げます。
ありがとうございました。

―喝―
最後に、大学4年間で結果を残せなかった自分に喝。
4年後にレノファに戻るという目標を掲げて蹴球部に入部した。
帰省もせずに片道3時間半かけて一人で栃木まで見に行った参入戦。
目の前で崩れ落ちる先輩たちを見て、「来年こそは必ず」と思った。
迎えた2年目は、U-22Aで一部への昇格に貢献。
自信もついて、「来年こそは必ず」と思った。
3年目。カップ戦こそTOPで出場したものの、リーグ戦に出場することはなく、またしてもU-22Aへ。チームは最下位で降格。
ただ、就活をしないという決断をし、腹をくくった。
「来年こそは必ず」。
そして今年。TOPの選手として初めて立ったリーグ戦のピッチ。開幕から2試合出場した。しかし、思い描いたような結果を出せず、またU-22Aへ。

上に行くための行動をやっていたかどうかと聞かれれば、「やっていた」と答える。
しかし、結果は出なかった。
つまり、「足りなかった」。それも圧倒的に。
素晴らしいコーチがいて、栄養士もトレーナーもいて、環境は非常に恵まれていた。
だから、結果が出なかったのは、間違いなく自分のせい。

これからは、大学4年間のような意識や行動では目標には到底届かないという自覚を持ち、もっとサッカーに対して真摯に、貪欲に取り組むことをここに誓います。

これまで関わってくれたすべての方々に感謝して、三好崇斗らしく、次のステージへ挑戦していこうと思います。

本当にありがとうございました。

三好 崇斗

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先述した通り三好くんは本当に視野が広く、温かく優しい先輩です。
誰に聞いてもそう答えるのではないでしょうか。
個人的に、ここまで組織全体を見て考え言語化が出来る人にはこの先あまり出会うことが出来ないのではないかとも思っています(笑)
普段はとても温厚で、入部したての1年生やマネージャーにも気さくに話しかけてくださる三好くん。
ただトレーニングとなると、人が変わったように鋭く熱いパスを生むことも印象的でした。

ブログにもあるように、学年が上がるにつれて様々なことを葛藤した日もあったかと思います。ただ、三好くんに関わる人の多くは三好くんに固い信頼を置いていたと思いますし、それはまっすぐで真面目な三好くんだからこそ生まれたモノだと思います。「みよ、みよ」「三好!!!」と呼ぶ声を何回聞いたか分かりません。
本当に多くの面で助けられてきました。

ブログ内で感謝を綴られていましたが、私たち後輩からも三好くんに大きな感謝を伝えたいです。
U-22Aのキャプテンマークを巻き、躍動する姿はとても頼もしかったですし本当に輝いていました。
どうかこれからも、三好くんらしさはそのままに夢を追いかけ叶えていって欲しいです。
新しい道を歩まれる三好くんの未来が実りあるものでありますよう、蹴球部一同心よりお祈りしております!


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