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新規入り教導インフェルノイドの備忘録

《はじめに》

はじめまして、コクチョーと申します。
今回は40枚型の教導インフェルノイドデッキについての記事になります。

40型インフェルノイドは私が長くから愛用してきた型で環境に合わせながら色々と構築を変えてきました。
新弾のTERMINAL WORLDで新規が登場し、新たな構築でCSに参加したところ構築や採用カードについて質問などありましたので自分の考えなど改めてお話させていただきます。

魔晶洞時代
2022/4/17 出雲cs ベスト8
フェンリル無制限時代


こういった記事の執筆は初なので至らぬ点などありますがご了承ください。
また、今回は解説よりは自分の考えていた事などをまとめたものになるので、メインデッキに採用したカード個別の解説は省かさせていただきます。

《構築》

第9回ダクロCS使用

基盤は40型のインフェルノイドに天底の使徒ギミックを搭載した構築となっております。
60型と違いインフェルノイドモンスターの総数が少なく、リソース管理難易度の高さやイヴィルの墓地送り効果が上手く使えないといった弱点はありますが
天底の使徒を始めとしたドラグマギミックによる手札事故の防止や手札誘発の採用など墓地肥やしメインの60型には無い強みがあります。
また、スネークアイ型のような先行での大量展開は無いためG受けが良い点がポイントだと思っています。

教導の天啓アディン採用について

強いことしか書いてない

これまで天底の使徒ではガルーラやヌトスなどを墓地に送りエクレシア、フルルドリスをサーチしてきましたが
新規モンスターのインフェルノイド・イヴィルの登場により今回は攻撃力1100以下のドラグマモンスターを採用することにしました。

イヴィルを天底で送るのであれば儀式ドラグマモンスターでも問題はありません。
しかし、この2体はイヴィルで手札に加えた煉獄の消華の手札コストにしかならずリンクモンスターなどの素材にすることができません。
また、天底と被ってしまった際に手札の儀式ドラグマを墓地に送る手段がこの構築では少ないため採用を見送りしました。

テキスト確認される率100%

教導の天啓アディンであれば通常召喚からアルミラージをリンク召喚、天底の使徒でイヴィルを墓地に送りながら墓地のアディンを回収することができます。
またエクレシアやフルルドリスと同じ特殊召喚効果を持っているため、捲っていく際のリンク値にもなるため採用しました。
場のアディンが割られても後続としてエクレシアのリクルートも可能なのがポイントです。

教導の大神祇官の不採用

教導の大神祇官を不採用とした理由は
・アーティファクト・ロンギヌスの存在
・墓地送り効果で相手にアドを稼がれる
といった点が挙げられ、マクシムスは墓地のモンスターを除外して特殊召喚する必要がある為インフェルノイドや霊獣の新規登場により採用率が上がったロンギヌスが直撃してしまうと場に特殊召喚ができず本命のイヴィルを墓地に送ることができません。
また、仮に特殊召喚に成功し墓地に送る効果を発動できたとしてもお互いにEXデッキから墓地に送る為、超融合セットのガルーラや大会環境にも多い粛声デッキの虹光の宣告者を墓地に送られ相手にアドを稼がれる恐れもあるので不採用としています。

新規の煉獄魔法カード

煉獄の決界

攻撃力アップも馬鹿にならない良カード

現状60型やスネークアイ型の構築ではピン採用が多いですが今回の構築では2枚採用としています。
理由として40ノイドではノイド名称のカードが少なくリソースが切れてしまうと何も出来なくなってしまう為、除外からの回収効果でノイド切れを防ぎ、不利な長期戦でも決界維持によって戦い続ける事ができるようになりました。

また、手札に来てしまったノイドを特殊召喚できるためリソースを切らずにネヘモス・リリスなどの妨害を立てられたり、リンクモンスターの素材数を稼ぐことが出来ます。
ただし、回収効果及び特殊召喚効果には発動条件が決まっているため展開を考えながら使っていく必要があります。

リソース回復という視点では遡洸する煉獄という永続罠カードもありますが、ノイド以外が場にいると自壊してしまう点と自分のスタンバイフェイズでしか墓地に戻せない2点の理由から不採用としています。


熾動する煉獄

熾動ってなんかかっこいい

今回の構築では1枚の採用としています。
手札の総入れ替えはとても強いですが、うららやGなどの誘発が手札にある場合それらも墓地に送らなければならない為、相手視点からの未確定の妨害を捨ててしまうことなります。
したがって①の手札入れ替え効果より、狂宴や消華のコストに使うことで②の墓地戻し効果をメイン運用として考えています。
ただし、デュエル中に1度しか使えない為複数入れるメリットは感じられずピン採用としました。

エクストラデッキ

エクストラデッキでの採用カードについて簡単にですがお話させていただきます。

インフェルノイド・ティエラ

主に後攻からの煉獄の虚夢で融合召喚を狙います。
エクストラデッキから3枚墓地に送る効果でイヴィルやヌトス、キマイラを落として「サーチ」「除去」「相手ターンの妨害」を準備します。
基本的にはティエラ+通常召喚したモンスターでヒータを作りつつ、リンク数を繋げながらワンキルルートに持っていきますが、消華でノイド名称しか出せない場合などは戦闘要員として使ったりもします。

今まで融合召喚してヌトスで切腹が主な役割だったティエラが決界との併用で高打点モンスターとして活躍したりしてくれるのは感慨深いものがあります。

旧神ヌトス

EXデッキをメインとして使用しないデッキでも採用が見られる融合モンスターです。
主な役割としては墓地に送った際の破壊効果で相手の盤面を崩す一手として重宝しています。
ティエラだけでなく天底やパニッシュメントで使用することもあるので2枚採用しています。

幻獣王キマイラ

ヌトスと同じく墓地で効果を発揮するカードです。
相手ターン中に墓地の悪魔族モンスターを特殊召喚することができ、デカトロンを蘇生して妨害数を増やすなどといった役割です。
上級ノイドの効果をコピーしたデカトロン自身をリリースして発動した際に、デカトロン対象とした墓穴の指名者から守ることもできます。


転生炎獣アルミラージ

通常召喚したデカトロンやアディンを素材にしてリンク召喚します。
破壊耐性付与効果だけでなく、上記のアディン+天底の使徒からスタートする際に必要なカードですので採用しています。

リンクリボー

先行では簡易融合から特殊召喚したイヴィルを素材にリンク召喚します。
またデカトロンに効果無効など受けた場合はアルミラージでなくリンクリボーに変換したりしています。

灼熱の火霊使いヒータ

リンク値を伸ばす際にお世話になってます。
ノイドモンスターやアルミラージ、通常召喚したうららを素材にして特殊召喚し、相手の墓地の炎属性を蘇生しながらワンキル用のヴァレルソードや咎姫に繋げます。
現環境ではR-ACEや炎王など炎属性テーマが多く蘇生効果が狙いやすいことが良い点です。

トロイメア・フェニックス

魔法罠を破壊してくれる頼れるリンク2モンスターです。
発動の手札コストもノイドであれば対して痛手ではないため、魔法罠をメインとしたテーマに対してはフェニックスを優先して召喚しています。
また、種族が悪魔族ということもあり決界や熾動の発動条件に引っかからずに場に残せるモンスターです。

S:Pリトルナイト

ヌトス、フェニックスでは対応できない破壊以外よる除去担当です。
リンク召喚成功時の除外効果を使用するにはエクストラ系のモンスターを素材にする必要がありますが、主にリンク1のリンクモンスターや融合召喚したティエラ、イヴィルを素材に召喚するので比較的使用頻度は高いです。
マスカレーナを絡めた相手ターンでのリンク召喚が強いですが、純粋に除去担当として自分のターンでも使うことが多いので採用しています。

賜炎の咎姫

炎属性テーマの革命児です。
蘇生と除去しつつ自己蘇生が可能でフラッドへのリンク召喚が容易にできるようになりました。
①の効果では墓地のデカトロンを蘇生して効果を再利用を狙います。
後述のインフェルノイド・フラッドへの中継地点でもあるので自身と蘇生したデカトロンを素材にすることが多いですが、攻撃力2700と打点も高く上級2体並べてライフカットに持っていくこともあります。

トロイメア・ユニコーン

リトルナイトと同じく破壊以外の除去効果持ちで手札をコストにデッキバウンスしてくれます。

咎姫の登場で優先度が低くなりましたが、前回のCSでも除去効果に助けられたので必要なリンクモンスターだと思っています。

インフェルノイド・フラッド


念願のインフェルノイドリンク
効果としては「チェーンを組まない特殊召喚を無効&除外」、「自分の墓地からカードが除外された場合対象に取らない除外ができる」など①②の効果は除去性能に特化したものとなっています。
③は相手によって破壊され墓地に送られた場合にデッキから後続のインフェルノイドを特殊召喚する効果となっており、戦線の維持が可能になりました。

40型の構築では②の除外効果は自分のターンにフラッドがいる状態でノイドモンスターを特殊召喚でしか使う機会がありませんが、前述の咎姫の登場によりライフを8000削りきれなくてもフラッドさえ立てれば最低ラインの妨害を構えた状態でターンを返すことができるので採用しています。

ヴァレルソード・ドラゴン

このデッキのフィニッシャーとなるモンスターです。

今までの40ノイドではアクセスコードトーカーやアークロードパラディオンでのワンキルが基本でしたが、効果無効系の手札誘発に対して不利な点やリンク値を稼ぐためにインフェルノイドを素材としている為、万が一相手のライフを削りきれなかった場合にリソース不足で負けてしまうということが多々ありました。
その為、ヴァレルソードではヒータ、ヒータ効果で奪ったモンスター、ノイドor他の効果モンスターでリソース消費を抑えつつ召喚を目指します。

ライジングリベリオンファルコンやアライバルなどの効果を受けない高打点モンスターでもヴァレルソードなら突破が可能なので、アクセスやアークロードが決まり辛い環境でもワンチャンある1枚では無いかと思います。

《さいごに》

今回初めて自分の考えなどを執筆してみましたがいかがだったでしょうか。

今後の制限改訂や新弾の発売でノイドにとってどのような環境になるのかは未知数ですが、これからも構築や採用カードについて調整しつつまたこのような形で共有できたらいいなと思っています。

ここまで見ていただきありがとうございました。

構築について質問など、私のTwitter(@teruking10)でお答えしますのでお気軽にどうぞ!

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