見出し画像

眞子さまの革命

 眞子さまの結婚は日本民族に対する革命だったと思います。あまりにも衝撃的すぎて、誰もうまくコメントできていませんが、何千年続いていたとしても、ただの形式は、本気になった一人の生身の人間で壊せることを満天下に知らしめてくれただけでどれほど功績があるか分かりません。

 天皇は男系でないといけないとか、女性天皇が良いとか、全て、天皇家の人々の人格を無視した無責任な幻想であったことを白日の元に晒してくれたことに、心から感謝したいと思います。

 もはや、天皇家は男性がいないので続かないという問題ではなく、現代社会に生きる人間が引き受けられないので続けられないことを身をもって示してくれました。いくら有識者会議が議論しても、総理大臣がお願いしても、天皇陛下が説得しても、私は嫌ですと言われたらもう終わりです。私たちにできることは、静かに見守ることだけです。

 しかし、こうなることが一番よく分かっているのは、天皇家の人々をおいて他にはありません。だから、結婚は皇族家の中で閉じた形で行い、ファミリーを守ってきたのでしょう。思えば、眞子さまの御祖母さま、御母さまは、すでに宮家の出身ではなく、こうなることは時間の問題でもあったわけです。

 結婚相手の母親の借金が本質的な問題でないことは誰でもすぐにわかるはずです。しかし、そこに問題を限定して、眞子さまを解放してあげたことに、天皇家の願いを感じるのは私だけでしょうか。皇族の方々こそ、皇族の維持を最も望んでいない人たちかもしれません。

 あまりにも衝撃的な出来事で、平凡な日本人には意味がすぐに分からないかもしれませんが、天皇家なき後の日本を考えるべき時期になったと思います。眞子さまの結婚が新しい日本をつくってくれました。心よりお祝い申し上げます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?