「minneが教える売れるきほん帖」を実践した話②

こんにちは、ココユキです(^^)♪

前回のnote①に続き、
「minne公式本ハンドメイド作家のための教科書minneで売れるきほん帖」を実践したお話です。

販売をしている方、これから販売をしたい方や、
この本で本当に売れるの?と気になっている方の参考になれば嬉しいです♪

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https://room.rakuten.co.jp/room_a66710f128/1700082933889156?scid=we_rom_iphoneapp_id_others

前回は、私のこれまでと現在
(売上38倍、売上件数12倍)、
おおまかな本の内容を紹介しました。

今回はchapter 1〜3の内容に沿って、やったことをまとめていきますね。

ちなみに私は水彩画のイラストグッズ販売をして、途中から始めたにがおえが今ではメインになっています。

ココユキの作品ページ↓
https://minne.com/@333minne

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本を読んでまず最初にやったことは、
とにかく沢山書きだすこと!!

読み進めながら自分に当てはめて考え、できることを具体的に書きだす。
それだけで、やることリストの完成です。
それから更に思いついたアイディアやメモなども。やるかどうかは別として、とにかく思いついたことは全て書き出すことからスタートです。

ではいよいよ、本の内容に沿って具体的にご紹介していきます。

chapter1
自分にとっての理想の作家像を決めよう

(その前のページには、売れるためにはどうすればいいかが項目とページ案内と共に載っています)

1、人気=売れるとは限らない
2、作品のジャンル数は「作家像次第」
3、買ってくれるお客様を言葉で表すことが大切
column、注目されているときこそファンを増やすチャンス

本の中に詳しく、具体的な例やアドバイスと共に説明されています。
chapter 1では、何を、誰に、どんな風に売りたいか?を考えます。

売れる方法をご紹介する本書。
でも、そもそも売れるとは?
あなたが目指す売れ方は?
それを明確にさせることがスタートです。

漠然と今より売れる方法を求めるのではなく、
最終的にどうなりたいかを決め、それに合わせた売り方を探すことが大切なのですね。
売れてる人気作家さんなのに利益が出ていない方もいると知ると、ただ数を売れば良いわけではないと冷静に思えますね。

chapter 1を見てしたことは、
・なりたい作家像を決める
・ターゲット層を明確にする

実はこういう作業は以前もしています。
でも、何年も販売していると売り方や売るものも変わります。今回久しぶりに見直し!今後もまた変わると思いますし、定期的な見直しが必要な作業ですね。

まず、なりたい作家像。
プレゼント用にがおえをメインに、イラストグッズの販売もしていきます。コロナが落ち着いたらイベント開催・出店、講座も月に一度くらいしたい。
にがおえは、一日一人くらい描きたい。
売上金額などについてはchapter 2でまた。

そして、ターゲット層。
つまり本書で言う「未来のお客様」の姿を明確に。どんな購入者に買って欲しいかを言葉で説明。自分の作品を欲しいと思ってくれる人はどんな人か?
これに関してはイベント出店や知り合いで購入してくれた方々で多かった人を参考に

・20〜40代の女性
・動物好き(ペットがいる)
・お子さんがいる
・淡い雰囲気が好き、お花が好き
・温かく優しく人を大切にする、人を喜ばせたい

マルシェ、カフェや雑貨好きで
友達の多い方が多く、
プレゼント・お祝いを探している時に出会えることが多いですね。

作品を作って販売する方は、ターゲット層に好まれる物を作ると良いという話なのですが、私の場合にがおえなので新作を次々に出せません。

そのかわり、お子様のお祝い事や行事ごとの似顔絵を販売したり、そういう方に響く言葉を使いました。検索で見つけてもらいやすくなるかと。

chapter 1の最後には、
「column注目されている時こそファンを増やすチャンス」が載っています。特集に開催されて多くの方に見られたとしても売上に繋がらない…ということのないようにminneの商品ページをしっかり作っておきましょうというもの。売れる機会を逃さないポイントもまとめられています。
これは特集に掲載されなかったとしても、普段から商品を見に来た人にも言えること。なので売りたい商品は次々にギャラリー内の文章を見直しました。

chapter 2
売上目標を決めることが、
理想の作家像への第一歩

 1、まずは目標を決めてみよう
2、最初の一個を売れば道が開ける
3、「大変だな」と思ったらすぐ見直しを
4、目標と共に自分もステップアップしよう
columnブランドづくりには一休みも時には必要

具体的な目標の立て方や、例も図で分かりやすく説明されています。

年間いくら売りたいかを考えると、
月々の目標金額、月何個売れれば良いかが分かり、必要な在庫数や制作時間も見えてくる。

私は今年から下の子も登園が始まりました。作業時間が得られるし頑張ろう!と起業もしました。
コロナでイベントもなくなり更にネット販売に時間を費やせることになりました。

そこで私は最初、月に10万円位稼ぎたいと思いました。そうすると例えば一番安いお得なハガキサイズのにがおえ¥2,500であれば、1ヶ月に40枚描くと達成。
毎日描くとしたら 1日 1. 3枚か…。
1週間で10枚。できなくはないかなと。

結論としては、1ヶ月に40枚もの注文が、来ませんでした!

それに、ネット販売に力を入れた翌月、
一ヶ月に22件のご注文だけで、割と余裕がなくなっていました(最初で色んなことを同時にやり過ぎたのもありますが)。
にがおえは、写真を送っていただきご要望を伺いやり取りをして描くので時間がかかります。今のままでは一ヶ月に40枚は難しいかなと…。

そもそも子供がいない時間が増えたものの、
発送や事務的な仕事もあり、
子供がいない間に済ませる家や家族の用事も多い!

そこで値段や販売方法も見直しが必要だなと、
新たな課題が生まれました。
これは本当に目標を定めてやってみたからこそ分かりました。

実際にこの章の中で、大変だと思ったらすぐ見直しをすすめています。「忙しく追いつかない、プライベートな時間がないなど感じたら計画を見直しましょう」と。

とりあえずネット販売は昨年まで受け身で細々としかやっていなかったのに、大した戦略もなくいきなり10万円は高すぎる目標でした。

本の中でも最初は月2万円、2年目に5万円、3年目に10万円を目指すプランとそれぞれのポイントが載っていましたよ。

この中で取り組んでいなかったのは、一度に複数購入してもらえるギャラリー作り。
そこで、単価の安いイラストグッズを¥1,200位上購入の方に小さなプレゼントを用意してお得感を。
追加送料0円にしていましたが、更に¥1,000位上お買い上げで送料無料にしました。効果は特に実感できていませんが…。

chapter3
安くつけがち!
自分の目標・原価に合った
ちょうどいい価格の見つけ方

1、ちょうどいい価格の見つけ方
2、作品の適正価格を計算する
3、利益は未来への投資に使うもの
4、価格改定は作家活動を充実させてくれる
5、価格改定のタイミングは好きな時でOK
 6、意味もなく送料を無料にしていませんか
7、よかれと思うファンサービスの落とし穴
column価格帯は松竹梅の3段階で購入意欲アップ
columnこれいくら?価格クイズ

一般的に販売価格の3倍が原価。原価には、材料費だけでなく人件費、交通費や電気代、資材代に印刷代など色々含まれるところがポイントですね。

価格に関しては、販売を始めた2016年にハンドメイドの本を見て考えました。

でも人件費を時給で考えると、
絵を描くのが遅くてまだ上手くない頃の方が高くなってしまう。続けるうちに描くのが早くなり、絵も上達するのだから。
だから絵の場合、時給はある程度で考えて良いかな〜と思いました。

不用品の販売もされているフリマサイトとは違って、minneさんでは値下げ交渉などもないですし
気に入った物を買いたい方が多いでしょうから価格はあまり安くし過ぎなくて大丈夫!というのは思います。

価格改定は私もよくしていますが、値上げしたから売上が落ちることはないですね。
作家活動が苦しくなって辞めたくなるくらいなら値上げした方が良いと思います。


以上が、
chapter1〜3を見て実践したことのまとめです。

ここまででお気付きかもしれませんが、
今すぐ売れる裏ワザ!
稼ぐための手法!
少しでも多く売るためのテクニック!
のようなものは紹介されていません。

多くの方が挫折してしまうハンドメイド販売を
自分のライフスタイルに合わせて無理なく、
楽しく続けていくためのノウハウです。
自分の作品を喜んでくれる人に届けるために。

ただ売れれば良いという方向けではないですね。
ハンドメイド作家さん向けの大切な基本。やさしいマーケティングの本という感じがします。

そして特徴的なのが、作家活動アドバイザーの和田まおさんの温かな眼差し。
販売を通して皆に幸せな生活を送ってほしいと応援してくれているようで、優しさを感じます。

ハンドメイド作家さんなら、読んでいるだけで自己肯定感が上がりそう!?モチベーションもアップ♪

話はそれましたが、
minneさんの販売に力を入れて、この本に書いてある以外の行動で一気に売上を伸ばしました(それもまた別のnoteでご紹介する予定)。
でもその一時的に伸ばした後、継続して売上を維持していられるのは、このminne公式本でしっかり土台作りをしたからだと言えます。これがなければアクセス数は増えても売上につながっていないはず。

次のnoteではchapter4以降をまとめていきます。

minneさんでの商品ページの作り方や、
写真のテクニック、
SNSやイベントの活用方法についてです。

ここまでで目標、コンセプトやターゲット、価格を決めてきて、いよいよ販売の方法について。
私がしたことが、参考になれば嬉しいです(^^)

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