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景気がどうのこうのという割に、GDPの意味も知らずに生きている大人たち ビマ検

本日の話題はGDP。

ニュースでよく聞きますね、GDP。

「GDPって何ですか?」と聞かれたら、「国内総生産です」と答えます。

「国内総生産ってなんですか?」と聞かれたら、「国内の生産量」と答えます。

「国内の生産量がわかると何がわかるのですか?」と聞かれたら国の景気や経済力がわかります。と答えます。

だいたいはここでわかった気になりますが、ただの言葉遊びです。

具体的には?と聞くと、野菜の生産量とか鉄の生産量とか、なんか作ったモノの合計金額だよとか思った方、残念、わたしと同じです。わかってない。わかってないよ。

じゃあ、これは国内総生産にカウントされますか?

日本企業であるA社が海外α国において行った経済活動により収益を得た。この場合における当該収益の額。

なんか日本が儲かってそうだから、国内総生産にカウントされそうですが、これはカウントされません。

次。

日本国内において、日本の企業である機械部品製造業者B社が、機械部品の製造のために金属材料販売業者C社から仕入れた金属材料を加工して製造した部品を日本の企業である機械製造業者D社に納入した。この場合における、D社がB社に支払った当該部品の代金の額から当該金属材料の仕入れ代金額を差し引いた額。

なんだかんだ、同じ国の中でお金を回しているだけで、海外からお金が入ってきていない。だから、結局日本は何も儲かっていない。
だから、これは総生産じゃない!と思った方。間違いです。

これは国内総生産にカウントされます。

最後。

日本国内において、日本の企業である家電製品製造業者E社は、自社で製造した家電製品を日本の企業である家電量販店F社に納入した。消費者Gは、当該家電製品をF社から購入した。この場合における、F社がE社に支払った当該家電製品の納入代金の額、および、GしゃF社に支払った当該家電製品の購入代金の額の合計額。

1個前の問題で、国の中でお金を回していたら国内総生産に入るといっているのだから、これも入るに決まってるだろ!と思った方。
入りません。ただの支払った金額の合計です。

キーワードは付加価値です。

国内でどれだけ付加価値を生み出しているかがポイントなのです!!

詳細はこちらのほうが圧倒的にわかりやすいのでリンク張らせていただきます。

いや~、ほんとに知らないな、自分。

ニュース見てるのが恥ずかしくなってきた。

精進します。

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