孫氏の兵法を要約

孫氏の兵法の基本情報

『孫子』(そんし)は、紀元前500年ごろの中国春秋時代の軍事思想家「孫武」が著作した兵法書です。武経七書の一つです。

一 計篇

勝算はどちらにあるか

「道」とは、民の心を上に立つ君主と一つにさせ、民と君主が生死を共にすることに対して疑いを持たないようにすることである。
「天」とは、陰陽、気温の寒暖、四季の推移の定めのことである。
「地」とは、距離の遠近、地形の険しさと平坦さ、地形が有利か不利かである。
「将」とは、智力、誠実さ、思いやり、勇気、厳格さといった将軍の能力である。
「法」とは、軍隊の編成、各人の職権、将軍の指揮権についてのルールである。

二 作戦篇

用兵とはスピードである

三 謀攻篇

戦わずして勝つ

四 形篇

必勝の形をつくる

五 勢篇

全軍の勢いを操る

六 虚実篇

無勢で多勢に勝つ方法

七 軍争篇

戦場にいかに先着するか

八 九変篇

指揮官いかにあるべきか

九 行軍篇

敵情を見抜く

十 地形篇

六種の地形をどう利用するか

十一 九地篇

脱兎のごとく進攻せよ

十二 用間篇

スパイこそ最重要員

十三 火攻篇

軽々しく戦争を起こすな

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