モテモテの女性 理想の男性
(読了目安5分)
今回は恋愛や結婚にまつわる短編2つです。
◎モテモテの女性
※ここで書く「モテモテの女性」とは、言い寄ってくる男性と無制限に付き合う女性ではなく、多くの男性から好かれる女性のことです。
もしあなたが「婚活で疲れた」と言うなら、「モテモテの女性」になってしまえばいいんです。
自分が男ならどんな女性と結婚したいか考え、そんな女性になってしまえば婚活は終わります。
逆に、「ありのままの私を好きになってくれる人がいたら結婚したい・・・」と言っていたら、結婚は遠ざかります。
それは、逆の立場になればわかります。
「ありのままの僕を好きになってくれる人がいたら結婚したい・・・」と言っている男性を、あなたは好きになれないはずです。
同じように、
「ありのままの私を好きになってくれる人がいたら結婚したい・・・」と言っている女性を好きになる男性もいません。
あなたがもしありのままの男性を好きになれるなら、あなたはすでに誰かと結婚しているはずです。
結局、あなたは男性になんらかの条件を求めるわけですから、あなたもありのままでは結婚できないということです。
また、「彼氏がほしい・結婚したい」と言っている女性に、マスターが「モテモテになる方法、教えようか?」と言うと、「モテモテになる必要はないんです、好きな男性から好かれればいいんです」と言う女性がいます。
謙虚に思える言葉ですが、実際は、「好きな男性から好かれること」が最も難しいんです。
「どうでもいい男性」から好かれることはよくあることですが、「好きな男性だけからピンポイントで好かれること」は、ほぼ不可能です。
「モテモテの女性にならず、好きな男性だけから好かれる」なんて、ものすごく高度なことだと思いませんか?
ですから、「モテモテになる必要はないんです、好きな男性から好かれればいいんです」という言葉は、「私はモテモテの女性になりたい」という言葉よりも、実現できる可能性が低くなります。
結果的に、「好きな男性から好かれればいいんです」と言う人は、ほぼ間違いなく好きな男性と結婚できません。
結局、モテモテの女性になることが、「好きな男性」から好かれるための近道です。
誰からもモテる女性になれば、その時点で「好きな男性」から好かれているからです。
モテモテの女性になることに抵抗感がある女性もいるかもしれません。
他の女性から嫉妬され、同性から嫌われるのが怖いからです。
しかしちょっと考えてみましょう。
みなさんが人生でたったひとつ、「本当に欲しいもの」はなんだったでしょうか。
・・・そうです、「同年代の異性」だったはずです。
しかし本当に欲しいものを手に入れるためには、相応の努力が必要です。
「女性から嫌われたくない、でもモテモテになりたい」という心理は、「太りたくない、でも食べたい」という心理と同じで、ストレスの原因になります。
同年代の異性を手に入れることが目的なら、「女性から嫌われたくない」という欲は捨てる必要があります。
極論すれば、世の中の9割の女性が子どもの思考だとしたら、その女性たちから嫌われる覚悟をする必要があります。
長く愛されるには、大人の思考を持った「1割の人」から理解されれば充分です。
モテモテの女性を嫌う女性は、「子どもの思考」ですから、もし嫌われても、あなたの幸せにはなんの影響もありません。
自分がオリジナルブランドとして自立していれば、嫌われてもストレスにはならず、むしろ自分を嫌う人の心理状態を心配する余裕さえ出てくるはずです。
また、ここが大切なところですが、周囲の人が「大人の思考」なら、モテモテになっていく女性を見て、嫉妬するでしょうか。
むしろ共感し、好意的になるはずです。
また、あなたが「大人の思考」なら、「他の女子に無視されるのがイヤだ」という心理にはならないはずです。
この心理は、自分に自信がない女性のものだからです。
人は、「オリジナルブランド」として自立すれば、大人の思考の人たちと関わることができ、決して孤立しません。
ただ、大人の思考の人は少数派ですから、友達の数は減るかもしれません。
しかし、子どもの思考の友達が50人いるより、大人の思考の友達が5人いた方が、友達の数は10分の1に減っても、人生の質は100倍豊かになります。
これが、人生そのものが娯楽と言える状態です。
・・・ということで、みなさんは、モテモテの女性になってください、そして、周囲にモテモテの女性がいたら、賞賛する余裕をもってください。
あなたがもしモテモテの女性に嫉妬することしかできない女性なら、たとえ誰かと結婚できたとしても、平和な時間は長く続きません。
モテモテの女性を心から賞賛し、自分も堂々とモテモテの女性になりましょう。
そのときあなたは長く愛される女性になっています。
◎理想の男性
タバコを吸い、いつも缶ビールを片手にしている金髪の女子高生、G子がいました。
G子はヤンキー座りをしてあなたに話しかけます・・・
「ねえ、今の私に近づいてくる男ってさあ、どんな男だと思う?」
あなたはどう答えますか?
きっと「あんたと似たような男じゃないの?」ですよね。
G子の話は続きます。
「私もいろいろな男と付き合ったけど、理想の男ってなかなか現れないんだよねえ」
「みんな浮気か暴力なんだもん、いつも他に女ができて別れることになるしね」
あなたは「そりゃそうだ」としか言えないはずです。
「私のことを愛してくれる理想の男って、どうすれば出会えるかなあ」
という質問の答えは「どこにもいない、あんたが変わるしかないわよ」になってしまいます。
今のG子に近づいてくる男性は、悪い意味で彼女と同じ価値観の男性で、きっとタバコを投げ捨てるヤンキーです。
同じように、今のあなたに近づいてくる男性は、あなたと同じ価値観の男性です。
相手は自分を映す鏡ですから、相手に不足を感じたとしても、結局自分も同じような人間だと考えてみてください。
そう考えないと、相手を責めるばかりで、自分が成長できませんよね。
彼氏の文句ばかり言って別れないなら、自分も同じような人間なんです。
時には、告白してくれた男性に対して、「付き合いたいけど、あの人は素晴らしすぎて私にはもったいない」と感じる場合もあるかもしれません。
しかし交際してみればわかりますし、結婚すればはっきりとわかります・・・「相手は自分を映す鏡」だということが。
「相手は自分を映す鏡」・・・
付き合っている相手が理想の男性ではないと感じたなら、今のあなたも理想の自分ではないということです。
「あなたに近づく男性」「あなたが興味を持つ男性」は、あなたそのものを映し出しています。
相手の文句を言ってもあなたは成長しません。
自分がどんな人と付き合いたいか考え、そんな自分になってください。
そんな自分になったとき、あなたは理想の男性と付き合うことになります。
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