失恋 2 失恋で悲しい思いをしている人へ
(読了目安4分)
◎失恋で悲しい思いをしている人へ
失恋がとても辛いということは、マスターも何度か経験しています。
悲しい思いをしている人にマスターがまず伝えたいことは、「あなたは一歩愛に近づいていく」「今は辛いですが、どうか立ち直ってください」ということです。
いまあなたは成長し続け、一歩ずつ愛に近づいています、安心してください。
相手をふったにしても、ふられたにしても、恋愛が長く続かなかったのは、必ず原因があります。
そして、「原因がある」ということは、「解決できる」ということでもあるんです。
それから、若い人ほど考えるかもしれませんが、「もっとお金があったら別れなかった」なんて思わないでくださいね。
「彼氏へのプレゼントが買えなかった」「会いに行くお金があれば」・・・こんな考え方では、結局いくらお金があっても続かない恋愛です。
愛は「お金」という概念がなかったときから存在していたんです。
愛はお金では手に入りません、つまりお金がなくても手に入るんです。
足りなかったのはお金ではなく、「知恵」です。
言い換えると「愛し方・大人の思考」です。
これらを身につけるには、人生経験を積み、本質を知ることが必要です。
失恋は、物事の本質を知るとてもいいチャンスです。
失恋の理由が客観的にわかれば、次の恋愛は長く続きます。
◎自分の命を大切にしてください
人生はたった一度の本番です。
できるなら生き抜いてください。
人間は、自分の親の死には耐えられるようにできていますが、子どもの死は、大変辛いものです。
これは、あなたが親になればよくわかりますが、ちょっと想像してみてください。
あなたの親は、あなたが失恋して自ら命を絶ったとしたら、決して喜ばないですよね。
親はあなたの元彼に対して穏やかではいられないはずですし、新しい憎しみを生み出してしまいます。
やむをえない事情もありますけど、できるなら順番を間違えないでください。
命を減らすことに心を使うのではなく、命を増やすことに心を使ってください。それができれば愛に近づきます。
◎「愛」はあります
登山という旅・・・目指すは「山頂」です。
●「ふもとから、自分の足で登っていくから充実感や喜びがあります」
●「歩けるのにヘリコプターを使って山頂に立っても、感動は半減してしまいます」
●「手を貸してくれる人はいます、しかし他人はあなたの代わりに登ってはくれません」
人生という旅・・・目指すは「愛」です。
●「自分の努力で愛に近づこうとするから充実感や喜びがあります」
●「誰かから “これが愛です” となにかを渡されても、感動は生まれないはずです」
●「助けてくれる人はいます、しかし他人はあなたの代わりに生きてはくれません」
「山頂」はそこにあります。
目で確認できますから、わかりやすいですよね。
「愛」は目で確認できませんから、それを見つけるための道のりは不安かもしれません。
しかし「愛」はあります。
しかもあなたの中にです。
あとは信じて歩けるかどうかです。
失恋をすると、「愛を失った」と感じるかもしれません。
しかし愛はいつでもあなたの中にあります。
それに、双方に愛があれば失恋はしませんから、失ったと感じたものは愛ではないんです。
そこに愛がなかったから失恋したんです。
愛があることを信じ、そして歩いた分だけ近づけると信じ、歩き続けてください。
◎復縁あれこれ
失恋後は、復縁したいと思う人も多くいますが、別れた後にやるべきことは、失恋の経験を今後に活かすことです。
起こってしまった過去を批判したり恨んだりすることではなく、これから先、人と争わないこと、そして愛をそそぐことを考えましょう。
「復縁」は、はたして愛をそそぐことに繋がるんでしょうか。
以下の質問を考えてみてください。
なんとなく、「復縁」について見えてくると思います。
質問1
禁煙中に、「もう我慢できない!、やっぱりタバコ、吸う!」と断念する人に、長く愛する力はありますか?
質問2
男性と付き合ってみると、一緒にいるほどその男性のマイナス面が目に付いてしまい、彼への興味が急速に冷めていきました。
できれば別れたいと思っています。
そんな相手からメールが来たとき、あなたは積極的に明るいメールを返信しますか?
質問3
ふった元彼があなたに復縁を求めてきました。
「復縁できるならなんでもする」と言っています。
なんでもすると思いますか?
質問4
あなたは彼氏をふりました。
しかし寂しい時は「戻ってきて」と、元彼を自宅に呼んではセックスしています。
都合がいい時にいつでも戻ってくる元彼を、あなたは長く愛せますか?
次回以降、上記4つの質問についてと、その他短編を書いてみます。
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