思い通りに生きる方法

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◎思い通りに生きる方法

「人生が思い通りにならない！」

「人間関係にイライラする！」


こう嘆いている人のために、今回は、思い通りに生きるための根本的な考え方について短くまとめます。
この考え方を身に付けると、人生がとても楽になります。

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あなたは他人の思い通りには行動しませんよね。
そして他人もあなたの思い通りには行動しません。
思い通りにならないのはお互いさまです。
それぞれ違う人間同士が作る世界ですから、「人生は思い通りにならない」ということが人生の大前提です。
「相手が私の思い通りに行動しないと幸せになれない」という人生は、他人に依存した人生です。
他人に依存した人生で愛に近づけるかどうか・・・書くまでもありませんよね。


あなたが他人の思い通りに行動できないのと同じで、他人もあなたの思い通りに行動することはできません。
思い通りにならない周囲に対して、自分の思い通りに行動するように求めると、「世の中が悪い・あいつは非常識」と生涯ずっと嘆きながら生きていくことになります。
ですから、今ある限られた条件の中で、できる限り知恵を使い、努力を続け、楽しく生きる必要があります。


ということで、「人生は思い通りにならない」と信じることができれば、思い通りにならないことが思い通りです。
思い通りに生きる方法は、「人生は思い通りにならない」と理解して生きることです。

◎マスターの人生は思い通りに進んでいるか

では、マスターの人生が思い通りに進んでいるかどうかです。
普段の生活にストレスがないので、思い通りに進んでいると思います。
もちろん「今のところ」ですよ、自分や近い人の病気などで今の環境が急変すれば、きっと動揺します。


たとえば、仕事で言えば、スタッフがマスターの思い通りに動いてくれるわけがありませんよね。
期待通りのこともありますが、期待以下だったりすることも、そしてたまに期待以上だったりすることもあり、いろいろです。
マスターの行動も、スタッフにとって期待以下だったり、期待以上だったり、きっといろいろです。
そしてマスターは、スタッフが期待以下の行動をしても、不幸になることはありません。
マスターも同じことをしていると思うからです。

また、マスターの助言をスタッフが聞かなくても、やっぱりマスターが不幸になることはありません。
マスターの考えが完璧なはずもないですし、助言を聞かない人がいてもいいんです。


子育てについても、子どもたちがマスターの思い通りに動いてくれるわけはありません。
助言をしたって指示を出したって、完璧に受け入れることはないわけです。
マスターはただみんなの幸せを願い、自分にできることをやり続けるだけです。


マスターの助言をどうするかは、助言を受けた本人たちが決めることなんです。
たとえば、マスターの店では、マスターが作った食事をどうするかは、お客様が決めることですよね。
お客様は、温かいうちに食べてもいいですし、冷めてから食べてもいいですし、一部だけ食べてもいいですし、少し残してもいいんです。
同じように、提供された助言をどうするかは本人たちが決め、自分で責任を取ればいいわけです。


「できる限りの助言はした、あとは相手が自由に決める」


こう考えるようにすれば、ストレスは溜まらないので、「楽しく生きる」というテーマのマスターの人生は、思い通りに進んでいると思います。


昔はなんでも思い通りにしたくてイライラしていましたが、今はイライラしません。
しかしそれは「あきらめ」ではないんです。
「人生は思い通りにならない」という本質がわかりかけてきただけなんです。

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