指摘されたとき

(読了目安2分)

人生の先輩にいろいろなことを指摘または注意されたとき、あなたの反応はどのようなものでしょうか。


たとえば、洗面所の使い方、トイレの使い方、お箸や鉛筆の持ち方、挨拶の仕方、言葉の使い方などの指摘をされたときです。


1 「成長するチャンス」と感謝し、明るくお礼をする


2 「批判された」と受け止めるが、反論せずいうことを聞く


3 「うるさい! あんただって!」と強く反論する



その人との信頼関係や、それまで生きてきた文化背景などで、言葉の受け止め方が変わります。


「家族に言われたら聞かないけど、他人から言われたら聞く」という人もいるかもしれませんね。
また、人生の先輩も不完全な人間ですから、相手の成長を願うときもあれば、愛情を忘れ、相手のことを批判することが目的になる場合もあるかもしれません。


上記3つの反応のうち、「1」の反応は、9割の人ができません。
「2」と「3」の反応がほとんどです。
心の中で「うるさい!あんただって!」と思う人は、ほとんど「3」の反応と同じです。
相手には、声や表情で伝わってしまうからです。


マスターはもちろん「1」の反応ができるようになることを勧めます。
ただし、「1」のように感謝できるようになるには、自分のことに集中する必要があります。
たとえば、トイレを汚したA子さんに対して、マスターが「ダメだよ、次はキレイに掃除してから出てね」と指摘するとします。
そのときA子さんは、「マスターだって汚しますよね?」と反論する必要はないんです。
もしA子さんが反論すると、その後A子さんはなにも指摘してもらえなくなり、A子さんの成長が止まります。
A子さんにとって大切なのは、マスターの成長よりも、A子さん自身の成長ですよね。
A子さんは自分のことに集中し、「トイレをキレイに使える人」になればいいはずです。



なにかを指摘されたら、少なくともあなたが成長するチャンスであることは確かです。
成長できることは確かなんですから、相手に感謝できるはずです。



そして、感謝の気持ちはあなたを幸せにします。
なにかを指摘されたら「感謝」してみてください。
あなたの人生は、今よりもずっと好転します。

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