あなたと一緒にいたい　―オリジナルブランドの人―

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＜質問＞
みなさんは、どんな人と長く一緒にいたいでしょうか・・・

この質問には様々な意見があると思いますが、結局のところ多くの人が、「人として尊敬できる人」という答えにたどりつきます。

いまここに、「人として尊敬できる人」のＡ君がいたとします。
では、Ａ君は、どんな人と長く一緒にいたいと考えていると思いますか？

・・・そうですよね。

きっとみなさんと同じように、「人として尊敬できる人」と一緒にいたいんです。
ですから、長く愛されたいなら、「人として尊敬できる人」になる必要があるわけです。

今回は、「人として尊敬できる人」を「オリジナルブランドの人」という表現に置き換えて、短編を５つ書こうと思います。



１：
周囲を巻き込んでなにかをしたいとき、周囲の人が自分の意見に賛同し、ついてきてくれると思いますか？

また、自分が男性なら、自分と付き合いたいと思いますか？

この2つの質問に「はい」と言える人は「オリジナルブランドの人」です。
言えない人は、まだ自分が自分ではなく、他人の看板にぶらさがることで安心しようとしているかもしれません。
今後、さらに自分を変える努力が必要です。

２：
他人にはいろいろ求め、自分ではそれをしない人をどう思いますか？
たとえば、他人には「非常識だ・気配りをしろ」などと小言を言っておいて、本人が不健康に太っていたら、説得力はありませんよね。
他人には「尊敬できる人になれ」と求め、なぜ自分ではそうなろうとしないんでしょうか。
「他人には言う、自分ではやらない」・・・こんな人はオリジナルブランドの人ではありませんから、長く愛されることはないはずです。

３：
長く愛されるには、「オリジナルブランドの人」になる必要がありますが、みなさんは、「オリジナルブランドの人」とはどんな人だと思いますか？

いろいろな定義の中のひとつが、

「他の人では代用がきかない人」

です。

つまり、「自分」という看板で生きている人のことです。
たとえば「一流企業の社員」という看板で生きていると、その会社が不正をした瞬間から、「不正をした会社の社員・不正する組織の仲間」と見られてしまいます。
「私は〇〇の社員なのよ」「私は〇〇という資格を持っているのよ」など、他人が作った看板にぶらさがって生きる人は、オリジナルブランドの人とは言えません。

ただし、たとえあなたが組織の一員でも、あなたの存在が代用のきかないもので、いなければ会社がつぶれるなら、あなたはオリジナルブランドとして自立していると言えるかもしれません。

４：
既婚男性から「君しかいない」と言われて嬉しくなり、不倫を続けている女性も多いと思いますが、あなたが離れていけば、その既婚男性は次の不倫相手を探すだけです。
つまり不倫は、既婚男性にとって「他の人でも代用がきく」ということです。
ですから、不倫をする女性はオリジナルブランドの人ではないんです。
不倫をする女性は、長く愛されないということです。



５：
いまあなたは、まったく別の視点からあなたを見ているとします。
そのとき、あなたは自分を見て、「あの人と一緒にいたい」と思うでしょうか。
思えるなら、あなたはオリジナルブランドの人です。

◎まとめ
周囲の人から、「あなたと一緒にいたい」と思われる人になりましょう。
そんなあなたになることが、長く愛されるための第一歩です。

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