太った人と二酸化炭素

(読了目安6分)

「環境保護のために二酸化炭素の排出量を減らそう!」


こんな言葉を聞いたことがある人も多いと思います。
みなさんの周りに、実際に環境保護活動をしている人もいるかもしれません。


しかし・・・
もし環境保護の活動家が太っていたら・・・


今回の投稿は、「環境保護、二酸化炭素削減!と言う前に、自分の心と身体の環境を整えてください」という内容です。


さて、太っていると、体重を維持するためにも移動するためにも、エネルギーが多く必要になります。
余分な食料が必要になるだけでなく、食料を生産するためのエネルギーも余分に必要になります。
現代の人類の科学では、エネルギーを出すには二酸化炭素の排出が伴います。
つまり、太っていると、それが原因で、より多くの二酸化炭素が排出されるわけです。

二酸化炭素を出さない活動の中で一番身近で本質的な活動が、自分の体重を増やさないことです。
他人に対して「二酸化炭素の排出量を減らそう!」と呼びかけるなら、まず自分が二酸化炭素の排出量を減らすことが先です。
他人に対して「タバコをやめよう!」と呼びかけるなら、まず自分が先にやめなければ説得力がないのと同じことです。


ということで、太った環境活動家は、環境保護を呼びかける前に、自分の身体の環境を整える必要があります。
太ったままで積極的な環境保護活動をしてしまうと、かえって活動家の評判を下げますし、環境保護活動そのものを「胡散臭いもの」という位置づけにしてしまい、環境保護活動の足を引っ張ることになるわけです。
太った環境活動家は、夫婦ゲンカをやめられない平和活動家と同じです。




◎あなたが魅力的になることが環境保護


マスターは、自分を理想の体重にできない人は、いつも原因を外側に求め、なにかあると人のせいにしてしまうため、自分は変わらず他人に変化を求める人だと思っています。
しかし、人は他人から言われて簡単に変われるものではありません。
マスターが「ダイエットしなさい」と言っただけで、できる人なんかいませんよね。
他人を変えようとするとストレスが溜まり、「ストレス発散」として食べてしまうわけです。
つまり、理想の体重になれない人は、環境保護活動を進める力はなく、その状況を他人のせいにして「世間はおかしい」と嘆くことになるわけです。


みなさんは、魅力的な人・尊敬できる人の言葉を聞きたいと思うはずです。
ですから、もしあなたが環境保護活動をしたいなら、まず魅力的な人になってください。
「二酸化炭素が・・・」と言う前に、あなたが魅力的な人になることが環境保護なんです。




◎太った活動家の目的


ここまで読んで、「太った環境保護活動家は矛盾している」ということはわかったと思います。
しかし現実社会には、太った環境保護活動家は実在します。
みなさんは、それがなぜだかわかりますか?


そうなんです、彼らは、主に「お金」に興味があるんです。
彼らは「環境保護ビジネス」という商業の世界に生きている人で、本心では、環境保護に興味はなく、地球の未来や子孫の未来より、目先のお金を稼ぐために活動をしています。
もし「お金が目的ではない」と言う人がいるなら、その人は何かの理由で不安になり、「私は環境保護活動をしている」という「安心感」を得たいのかもしれません。
いずれにしても、心の環境破壊が進んでしまった人たちの行動です。




◎最後は個人の問題


大きな視点から、二酸化炭素排出量の削減について考えてみましょう。
二酸化炭素の排出量を減らすことが人類の共通の目的なら、いますぐに人類が絶滅してしまうのが一番確実な方法です。
しかしこの方法は極論であって、現実的ではありません。
人類の目的は、愛にたどりつくことであって、二酸化炭素の減量ではないですし、なによりもそんなことのために自分の命と引き換えにするなんてできません。
そもそもみなさんもイヤですよね、いますぐ人類が絶滅だなんて。
環境保護活動は、「私は生きていたい、でも二酸化炭素を減らしたい」という矛盾を抱えているわけです。


では、次になにができるでしょうか・・・
過激なことはせず、もっとソフトに人類を減らす方法を考えてみてください。


・・・そうです、人口を徐々に減らすことです。
それには、「二酸化炭素の排出量を減らそう」と言っている人たちが、率先して子孫を残さなければ、少しはマシになります。
環境保護活動に賛同した人たちが子孫を残さなければ、自分の命は全うできる上、徐々に人口が減ります。
しかし、環境活動家でさえ自分の子どもを産んでいる人は多くいます。
ですから実際はこの方法も、現実的ではありません。
人間は本能に逆らうことはできないからです。


子孫を残す環境保護活動家は「自分は死にたくない、自分の子孫も残したい、でも二酸化炭素を減らしたい」と言っているわけですが、これを満たすためにまずできることが、太っている活動家本人が、理想の体重になることなんです。


「食べたい、でも二酸化炭素を減らしたい」、というのは矛盾です。


自分を理想の体重にできない「環境保護活動家」は、自分は本当に環境保護をしたいのか、それともただ食べたいのか、環境ビジネスでお金が欲しいのかなどを考えてみてください。
結局のところ「三悪・過趣味・過食・ペット・宗教」などのために、「環境保護」という言葉を使っているだけだと気づくかもしれません。


どうしても食べたいなら、最後にできることは、環境保護活動をやめることです。
太った人が環境保護活動をしていると、活動そのものの価値が下がります。
そうならないためにも、せめて環境保護活動の邪魔をしないことが、最後にできる環境保護活動と言えます。
「太っている人は、環境保護活動から手を引くことが環境保護活動になる」
ということです。


また、以前も書いているように、環境保護活動家が、車とスマホを使っていたらおかしいことになります。
この2つは、億単位の普及数で、作るにも維持するにも、そして廃棄するにも二酸化炭素を生み出す、「環境破壊の主役」だからです。
車とスマホを使い「環境保護!」と言いながら、食べたいだけ食べて太っている人は、明らかに愛とは逆のことをしています。


備考:
最後になりましたが、マスターは環境保護活動をしていません。
マスターが生きていることで負荷をかけてしまう様々なものに感謝し、ありがたく、楽しく、平和に生活することに専念しています。

・・・

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