愛をそそげない理由

(読了目安3分)

大人の愛は「先払い」ですから、あなたが長く愛されないなら、愛をそそいでいないことがその理由です。


愛をそそげない理由は2つあります。


ひとつめは、なにが愛なのか判断する実力がない場合です。
たとえば、愛の代表的なものは、「約束を守ること」です。
約束を守ることは愛ですが、目先の利益のために破る人はたくさんいます。
極論すれば、「約束は破るためにある」と思っている人もいます。
また、理想の体重になること、飲酒をしないこと、これらも愛です。


その他、元気にあいさつや返事をする、時間を守る、否定的なことや批判をしない、猫背をやめる、宗教をやらない、ペットを飼わない、体臭や口臭をなくすなども愛の代表的なものです。


社会貢献することも愛ですから、あなたが成長することも愛です。
ただし成長するための方法として、愛ではないものを選択してはいけません。
宗教やセミナーを、自分が成長するための道具だと思っている人もいますが、それらは「痛み止め」であって、マイナスをゼロに戻すだけです。
成長するには、日常生活の中で小さな成功体験を積み上げることが必要です。
成功体験の積み重ねが、自分に成長や自信をもたらします。
上記がなぜ愛かは、各カテゴリーを参考にしてください。
それでもなにが愛なのか判断に迷ったときは、「私もあなたも周りも楽しい」という状態が作れるかどうか考えてみてください。
その状態が作れるなら愛です。


ふたつめは、愛を判断できても実践できない場合です。
「過食は愛ではない」と理解できても、食べるのをやめられないパターンです。
なにが愛か理解できているということは、上記より一歩前に進んでいますが、理解だけで実践できなければ、やはり愛は返ってきません。
実践は、ただやるだけです。
自分の中の「怠けたい気持ち」を乗り越えることで実践できるようになります。


愛をそそげないとストレスが溜まりますから、ストレスが多いなら、それは愛をそそげていないことの状況証拠です。
ストレスが多い人は、愛とはなにか理解し実践すれば、ストレスから解放されます。


たとえば「テニス」は、「練習すれば上手になる」とわかっていても、それだけでは上達しませんよね。
スクールに通う、つまり実践すれば上手になるように、愛も、自ら進んで実践すれば徐々にそそげるようになり、自然とできるようになっていきます。


最後にまとめましょう。

愛をそそげない理由は、

「愛を知らない」

「愛を知っていても実践できない」

この2つです。



余談:
「痩せたいけど食べたい」が不可能なように、「愛されたいけど愛をそそがない」も不可能です。
経済社会では、上記のような「不可能なこと」を、「〇〇円でできますよ・私ならできます、〇〇円です」と宣伝してお金を集めていますが、試すまでもなく実際は不可能です。
たとえばダイエットジムの宣伝は、「なんでも食べていい」というものがあります。
たしかになんでも食べていいんです。
食べ物の「種類」という意味では食事制限はありません。
ですから、「食事制限なしのダイエット!なんでも食べてOK!」という宣伝はできますが、食事の「量」は減らす必要はあります。
「なんでも食べていいですが量は少量」ということです。

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