孤独な人

（読了目安3分）

人は愛を求めて生きていますから、愛をそそいでいる人の周りには、人が集まります。
逆に、愛をそそいでいない人の周りには、人は集まりません。


マスターは常に、「それを先にやっている人から学びましょう」と書いていますよね。
ですから、愛のそそぎ方は、自分の周りにたくさんの人を集めている人から学ぶ必要があります。
ただし、ここでひとつ大切なことがあります。
たくさんの人に囲まれていても、愛をそそいでいない人もいるんです。
たとえば「人気アイドル」は、本人の虚栄心とビジネスが融合したものですから、たくさんのファンに囲まれていても、カメラの前と私生活には「差」があることがほとんどです。
また、お金がある人は、手っ取り早く自分の周りに人を集める方法として、お金を使って飲み歩くこともありますが、飲み屋と自宅ではやはり「差」があることがほとんどです。
表と裏で、差が大きい人ほど孤独の度合いも高いと言えます。
表も裏もなく、その人の周りに人が集まっているなら、愛をそそいでいる人です。


「愛」ではなく、「美貌」や「お金」という手段だけで自分の周りに人を集めてしまうと、美貌やお金がなくなったときが悲劇です。
もちろん美貌やお金など、今あるものを使うのはいいんです。
しかしそこに「愛」がなければ、表面的で一時的なものしか手に入らず、やがて「孤独な人」になっていきます。
マスターは、主に芸能人がそれを証明しているような気がします。


孤独な人は、愛をそそげなかった結果孤独になったわけですから、みなさんが愛に近づきたいなら、孤独な人の話を参考にするのは避け、人が集まってくる人の話を参考にしてください。


その人の考え方が愛に近いかどうかは、「状況証拠」が示しているということを忘れないようにしましょう。
どんなに偉そうなことを言っても、どんなに美しい言葉を並べても、その人が「孤独」なら、それは愛をそそげていないことの状況証拠なんです。


「孤独な人」の特徴は以下です。
似たような表現もありますが、参考にしてください。

「わがまま・自己主張が強い・否定的・批判的・感情の起伏が激しい・自分が正しいと信じている・不都合は人のせいにする」、また、「宗教・ギャンブル・ペット・過食」なども孤独な人の特徴です。


そして「孤独な人」は、「大切な人がいない人」なんです。
「大切な人」がいれば、その人を悲しませるようなことはしませんよね。
大切な人がいれば孤独ではありませんから、
上記太文字は、「大切にしたい人がいない人」の特徴とも言えます。
大切な人を作れないのは、自分を大切にしないからです。
結局のところ、自分に愛をそそぐことで孤独ではなくなるんです。

自分に愛をそそぐとは、自分を大切にし、理想の自分になることです。
焦ってあきらめたら終わりです。
みなさんも、どんなことでもあきらめずに繰り返してください。
きっといつか「充実感」になって自分に返ってきます。

余談：
マスターが気になるのは、やはり有名人の自殺です。
たった一人でも、「大切な人」がいればよかったんだと思います。
20代の多くは「愛をそそぎましょう」と言われても、そもそも愛の意味がわからなければ、実体験から学ぶしかないかもしれません。
体験すればわかることも多いのは事実ですが、30歳を過ぎたら、体験よりも先人の知恵や歴史から学んでください。
やり直しができる20代、そしてそろそろ愛を実践する30代、しっかり愛を身に付ける40代・・・一歩一歩成長していきましょう。

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