心の中の地雷

（読了目安2分）

あなたは、どちらかと言うと無口なM子さんに対して、気を使うつもりで話題をふりました。
恋愛系の話ならとっつきやすいと思い、最近の恋愛事情の話をふったところ・・・


「その話には触れないでよ！私のプライベートに首を突っ込まないで！」


とM子さんは怒ってしまいました。


あなたは一瞬でM子さんの心の中にある「地雷」を踏んでしまったわけです。
ここで長く愛されることを目指す人がやってはいけないことは、「逆ギレ」です。


「そんなこと言われたって知らないって！あんたバカじゃないの！」
なんて言ってしまったらお互いに子どもですからね。


さて、逆ギレは論外として、あなたはM子さんに対して次の話題を繰り出せるでしょうか？
次の地雷を踏んだら「最悪の女・人間失格！」などと見られてしまうのは確実ですから、もう話しかけることができなくなってしまいますよね。


しかし、そもそもM子さんと深い関係にないあなたには、M子さんに恋愛の話をしていいのかどうか、わからなかったんです。
ですから、良かれと思って恋愛の話題をふったあなたの行動は、愛からは大きく外れていません。
M子さんの言行が愛から外れているんですから、あなたは悪くないんです、安心してください・・・


・・・と、ここまではいいとして、マスターが書きたいのは、あなたがM子さんの立場になったとき、「M子さんのマネをしてはいけない」ということです。
なにかの話題をふられたときに、それが気に入らないからといって怒ったら、M子さんと同じです。
相手はあなたのどこに「地雷」があるかわからないんですから、もし怒るなら、その手前で一度「お知らせ」をした後にしましょう。

「私は恋愛系の話はしたくないの」と相手にはっきり伝え、それでも話題をふってきたら怒るのもいいかもしれません。
また、もし恋愛系の話をされたくないなら、先に自分から他の話題をふるように努力してみてください。


相手の心の中の地雷を踏んでしまうのは仕方ないことですが、自分の心の中の地雷は、どうにかなります。

第一に、

自分の心の中の地雷を踏ませない配慮。

これができないなら、

第二に、

心の中の地雷を踏まれてもキレない努力。

これらを心がけてみてください。

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