精神科医の裏話 4 初診で11種類のクスリ?

(読了目安7分)

◎初診で11種類のクスリ?


以前、マスターの店でバイトをしていた女子高生が、体調を崩して近所の内科に行きました。
何度か診察を受けたあとのマスターとの会話です。


マスター 「調子どう?」

女子高生 「あんまりよくないです。初診で11種類の薬が出たんですけど、すごい数ですよね?」

マスター 「すごいな。その医者って、若い独身男性じゃない?」

女子高生 「30代の独身だと思います。知ってるんですか?」

マスター 「知らないけど、なんとなくわかるよ」


では問題です。


たくさん薬を出す医師って、なぜ独身男性なんでしょうか。

・・・

簡単に答えを書くと・・・たくさん薬を出すと利益になるからです。
独身男性医師は、社会的責任がないため、グレーゾーンを使ってでも利益を優先する傾向があります。
もうちょっと突っ込んで書くと、心が満たされていないため、お金で埋めようとしているんです。


では、なぜたくさん薬を出すとお金が手に入るんでしょうか。
薬とお金の関係には、いくつかの理由があります。


1:診察時間が短くなり患者の回転率が上がる

患者の言葉に対して、詳しくじっくり話を聞くよりも、「それじゃ薬を出しましょう」と言えば、診察時間が短くなり、患者の回転率を上げることができ、結果的に収入が増えます。


2:訴えられなくてすむ
薬を出さないと、患者の症状が悪化した時に、「症状を言ったのに薬を出さなかった」と言われてしまいます。
訴えられなければ余計な出費を防ぐことができます。


3:リピートしてもらう

継続しなければならない薬を出すことで、患者はリピートしてくれます。


4:近くの薬局と仲がいい場合は、その薬局を儲けさせる
医師にとって直接の利益ではないですが、薬局は、多くの薬を出すほど儲かるシステムになっています。
薬局側のスタンスにもよりますが、間接的に自分の立場が良くなる場合があります。


5:製薬会社との癒着

今は「ジェネリック薬」がありますが、いまだにひいきにしている製薬会社の薬をすすんで処方する医師もいます。
昔は製薬会社から過剰な接待を受けている医師もいましたが、今はそのような接待は減少傾向にあるようです。


6:種類が多いほど儲かる

薬局を併設している病院は、出す薬の種類を増やすほど儲かる傾向があります。


このような理由から、薬を出すほど、直接的・間接的に利益になります。
マスターが、「30代の独身男性医師は薬を多く出す」と思ったのは、医大のときの同級生が、高価な車や家を買っていたり、裏で芸能人と遊んで自慢している時期だからです。
そんな同級生に負けたくないんです。
もしくは常に自分の収入が「同級生の中で一番」でありたいのかもしれません。
独身という立場は、社会的責任が少ないため、ある意味「やりたい放題」が可能なんです。


薬を11種類も出すと、なにがどう効いたかわかりませんよね。
大人の思考を持つ医師なら、もっと患者のことを考え、初めは最小限にしておくでしょう。
自己顕示欲や社会的承認欲求が男性より少ない傾向の「女性」の医師、そして既婚の医師は、業務停止や医師免許がなくなるリスクは避けたいでしょうから、概して独身男性より「大人の思考」なんです(11種類の薬を出しても犯罪ではありませんが)。


前回の記事のように、患者とセックスするにしても、そして今回のように、薬をたくさん出すにしても、その中心的存在は、社会的責任を負っていない「独身男性医師」が多いとマスターは思っています。



みなさんも、初診で11種類の薬を出されたら、ちょっと疑ってみてください。
いろいろな意味で、独身男性医師には気をつけてくださいね。



◎人の心は学問ではどうしようもない (精神病の精神科医)


ストレスが溜まって悩んでいる占い師

ケンカをする平和活動家


離婚する心理カウンセラー



・・・これってなんか、ヘンですよね。


でも実際に、たくさんいるんです。
精神科医だって「うつ病」になるんです。
うつ病の予防を指導し、うつ病の治療をしている精神科医が、自らうつ病になったり、自宅に帰って愚痴ったり、奥さんとケンカしたり・・・
そんな精神科医じゃダメなんですけどね。
やっぱり人の心って難しいです。


「うつ病の精神科医」について、ちょっと考えてみましょう。
もし学問が完璧なものなら「うつ病」は治ります。
その場合、うつ病が治らないのは、その学問を運用する人間の力量が不完全だということになります。
しかし、人間はそもそも不完全な生き物ですから、不完全な生き物が作った学問が完全であるはずがありません。
人間は不完全、だから人間が作った学問も不完全、仮に学問が完全であっても、それを扱う人間が不完全・・・
ということで、人の心は、学問ではどうにもなりません。


以前も書いたように、経営学や経済学、医学も同じです。
経営学部がある大学が経営難になることもありますし、また、経済学者にお金が集まるのかと言えば必ずしもそうではありません。
経営コンサルティングの会社が経営破たんすることもあります。
・・・やっぱり、学問ではどうにもなりません。


それでは、うつ病の精神科医を治すのは誰なんでしょうか。


それは・・・



・・・



「自分」です。


幸せを他人からもらうことができないように、病気も最後は「自分」が治すんです。
治すというのは、治癒だけではなく、「認める」ということも含みます。
つまり本人がそれを病気だと思わなければ、医師が「あなたは病気です」と言っても本人にとっては病気ではありません。
その心境になることも含め、病気は、結局自分で治すしかないんです。


病気を他人に治してもらおうとしたら、受身の人生になってしまいます。
どこかで折り合いをつけないと、病気が治らない限り、病気を治すために生きていくことになります。
人生の目的は、「病気を治すこと」ではないはずです。
病気からなにかを学び、少しでも「愛」に近づくこと、「愛」を発信することが人生の目的だったはずです。


現代のうつ病は、学問ではどうしようもなく、自分で治すしかありません。
それは、学問を超えることを意味しています。
「学問を超えた大きな力」とは、「愛」でしたよね。
愛は「そそぐ」ものですから、それは本人にしかできません。
ですから、うつ病を治すのは「自分自身」なんです。


◎うつ病になりたいのか、治したいのか (決めるのは医師)


「うつ病」の診断をするのは精神科医です。
ですから、うつ病という診断が欲しいなら精神科へ行ってください。
希望が叶えば「うつ病」と診断してもらえます。
でもその直後から、あなたはその診断書に頼って生きていくことを選ぶかもしれません。
「私はうつ病だから」と常に病気のことを前面に出しながらの生活です。
さて、そんな人が長く愛されるでしょうか。
同情をもらうことはできますし、短く愛されることもできるかもしれません。
しかしみなさんが望むようなパートナーはあなたに近づきません。
うつ病は、ストレスや寂しさなどが大きな引き金になります。
うつ病になりたくないなら、精神科ではなく、愛することを実践してください。


うつ病の判断は精神科医がしますから、うつ病になりたいなら精神科へ行ってください。
うつ病になりたくないなら、または治したいなら、「愛」をそそいでください。
愛とはなにか考え実践すれば、精神科にいく必要はなくなるはずです。



◎マスターの体験 (医師の愛人が増えるだけ)


マスターは20代半ばに、持病の治療と並行して、2年間ほど心療内科に通ったことがあります。
そして医療や社会の仕組みを知り、通院をやめました。


「自分で治す!」なんていう意識はありませんでしたが、あるとき、「このまま通院してたら、医者が儲かるだけじゃん」と、ふと思ったんです。
医師は男性でしたから、稼いだお金でなにをしているか、だいたい想像できます。
実際はどうであれ、「医師の愛人が増えるだけ」と感じたんですが、そう思うまでに2年かかりました。
あんな経験があったから、こうやって今、みなさんにメッセージを送れるようになったとも考えることができ、精神科医にはある意味感謝しています。


精神科医の裏話は、次回、以下の内容で終わる予定です。

◎自殺率が高い日本 (精神科との関係)

◎まとめ

・・・

投稿タイトル一覧は以下です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?