精神科医の裏話 3 患者とセックスする精神科医

(読了目安10分)

◎患者とセックスする精神科医


患者とセックスする精神科医、いると思いますか?
ごく少数とは言え、実際にある話なんだそうです。


以下、年齢や地名をアレンジし、マスターが直接A子さんから聞いた実話です。


北海道の大学を卒業したA子さんは、東京での就職が決まり、はりきって上京しました。
ひとり暮らしの体験ももちろん初めてで、なにもかも刺激的な新しい生活です。
ところが、仕事が始まると、描いていた理想とは違う「現実」を見ることになります。
仕事内容が思っていたものとは違い、人間関係もギクシャクし、徐々に会社に行くのが苦痛になっていきました。


「おかしい・・・こんなはずじゃない」


A子さんは苦しみますが、親の反対を押し切って上京した意地もあり、苦しい現状を親に相談することもできません。
慣れない土地で、友達も限られています。


上司にも相談できないし、占い師に相談しようか・・・
いや、ストレスが溜まってるんだし、精神科かな・・・


こうしてA子さんは、清潔感のある雰囲気の精神科へ行ってみることにしました。


医師は30代前半の独身男性でした。
A子さんの話を熱心に聞いてくれ、精神科での診察時間はA子さんにとって癒しの時間になりました。


何度か通ううちに、医師が言います。


医師 「よかったら院外でゆっくり相談に乗りますけど、どうですか?もちろん診察料はいただきません」

A子さん 「いいんですか・・・じゃあ、お願いします」



もし、アラフィフのマスターが「院外で無料で相談を聞いてください」と頼んだとしたら、精神科医は絶対に了承してくれませんよね。
わざわざ外で会おうと誘う医師の目的は、もちろん「若い女性の身体」です。


そしてA子さんも、慣れない土地で、医師から特別に扱われ、「守られている」という安心感を得ることができました。
A子さんと医師は院外でデートを重ね、やがて肉体関係を持ちます。


A子さんは間もなく、「医者の彼女」になりました。
このままいけば「医者の妻」・・・A子さんにはこんな下心もあり、肉体関係を続けることに抵抗はありませんでした。


しかし、あるときA子さんは、自分が二股か、それ以上かけられていることに気付きはじめます。
そのことを問い詰めたとき、A子さんはあっさりと捨てられてしまいました。
A子さんは、なすすべもなく、ただその状況を受け入れるだけでした。


以下に続きます。



◎患者とセックスできる理由


A子さんにも下心があったのは間違いなかったんですが、この状況は、精神科医の計算のうちです。
しかし患者は一層精神的に弱ってしまいます。
精神科医に助けを求めた結果、さらに傷ついてしまうわけです。
一方A子さんの元彼だった医師は、女性患者に手を出しては別れ、訴えられることもなく、次の女性患者に手を出し続けていました。


なぜこんなことが起こるんでしょうか。
そもそもなぜ気楽に患者に手を出すことが可能なんでしょうか。
患者とセックス・・・実は精神科医だけができる特権と言っても過言ではありません。


前回書いたように、精神科医は、気に入った患者とセックスするにあたって、自分を守るための保険をいくつか持っているんです。


まず、若い女性と密室で2人きりで診察をしていると、医師によっては


「この子の裸を見てみたいなあ」

「この子とセックスしたら楽しいだろうなあ」

「セックスすると性格が変わるのかなあ」

などと思いはじめます。


そして患者とのセックスに向けていろいろ考えます。
精神科医は、他の医師と比べ、患者の家庭の事情や心境を隅々まで聞くことができます。
ウソをつく患者はほとんどいませんから、手を出しても安全な患者かどうか、見当がつくわけです。
親とうまくいっていない1人暮らしの女性で、彼氏ナシ・・・これなら、セックスに向けての条件は最高かもしれません。


精神科医は、気に入った患者が自分に興味を持つように仕向ける方法は、ある程度身につけています。
ですから、その方法を使えばセックスできる確率が上がります。
(もちろん、精神科医は、気に入らない相手から嫌われる方法も知っています)


また、かなり際どいことをしても、通常は患者から訴えられることはありません。
まず、カウンセリングを通して「訴えないであろう患者」を選べるわけですから、それだけでも訴えられる確率は下がります。
訴えられたとしても、そもそも精神科の場合、患者自身が「自分はヘンです」と認めて受診しているため、「自分はヘンです」と言っている患者側に勝ち目はなく、訴訟を起こしても、勝敗は最初からわかっていることなんです。


患者とセックスする精神科医が絶えない理由は、「精神科」という特別な事情があり、精神科医には、自分を守る何重もの安全対策(保険)があるからなんです。


余談ですが、A子さんと医師のデート代の一部は、A子さんの診察費から出ています。
極論すれば、医師はデートにかかる費用に合わせて治療内容を調整することも可能です。


◎魅力的な女性だからこそ 社会の仕組み


精神科医がセックスしたくなる女性には、「大前提」があります・・・それは、「魅力的」ということです。
医師にも生活がありますから、セックスの相手は、「万一の時は、今の生活と引き換えてもいいかな」、と思える程の「魅力的な女性」であることが前提です。
もしくは「極端に若い」ということもポイントになるかもしれません。
つまり、医師が「リスクと引き換えるだけの価値がある」と判断した女性が、セックスの対象になります。
そう考えると、背負うものが少ない独身の医師の方が、患者に手を出す可能性が高いということです。
家族がいたら、大きなリスクは負えませんからね。
仮にマスターが精神科医なら、患者の若い身体と引き換えに、妻や子どもたちと別れることになるかもしれないなんて考えられません。
マスターは家族を大切にしたいです。
ですから、社会的に責任の少ない独身男性医師、または、「家庭と不仲」の医師が、気に入った患者に手を出すことになります。


人は、「大切な人」がいれば、その人を悲しませたくないですから、患者とセックスする男性医師は「大切な人がいない」、言い換えれば、大切な人を作れない人、もしくは人を大切にできない人です。
そんな医師に抱かれても楽しくないはずなんですが、患者は自分から精神科医に行く心境ですから、理論的な思考などできないわけです。
「男に抱かれたい」「医者の彼女になったら人生が変わる」などという気持ちが先行し、なにも考えられないのかもしれません。


医師が患者に手を出すのはタブーだと理解し実践している医師は、社会的批判を少しでも避けるため、気に入った患者を自分の助手として雇い、セックスを楽しんでいる場合もあるようです。
これは患者に手を出したことにならないので「罪」にはなりません。


ちなみにA子さんは、身体が痛くなって「整体」に行ったときも、そこの院長(整体師・独身)にナンパされただけでなく、A子さんの行きつけの店で待ち伏せされたこともあります。


整体は身体に触れますから、触れているうちに、「この子とセックスしたら気持ちいいだろうなあ」なんて思わせてしまったんだと思います。
A子さんはたしかにスタイルも良く、かわいい女性でした。
A子さんの悩みは、「男性から声をかけられないようにするにはどうすればいいのか」「イイ男だけから声をかけられるようになりたいんです」という、ある意味贅沢なものでした。
しかし、彼女なりに悩んでいたわけです。
実際にA子さんの人生は、男性から声がかかるたびにその言葉を信じ、愛を求めてさまよい、波乱に満ちたものでした。


長く愛されるためには、「魅力的」なだけではどうにもならない・・・これは間違いありません。
長く愛されるためには「知恵」が必要です。


古めの記事ですが、患者とセックスする精神科医について、参考までに以下のを見てみてください。
「クライアントとのセックスは禁止!」
http://ameblo.jp/ethicsandrescue/entry-10144782745.html

このサイトは、みなさんの周りで精神科に通っている、または通うか迷っている人の参考になると思います。
サイトを見ても、くれぐれも管理人さんに迷惑をかけることがないように閲覧してくださいね。
また、マスターの考えと全てが同じではないということも、いつも書いている通りです。


◎男性社会の「濁」の部分


以下、男性の濁の部分や社会の裏側として、マスターの印象に残っている2つの話です。


<アート引越センター会長のわいせつ事件(60歳と16歳)>

アート引越センターとは、あの有名な会社です。
もう10年ほど前だったと思いますが、引越し業界の大手、「アート引越センター」の会長が、芸能プロダクション所属の16歳と18歳の少女に対する「わいせつ容疑」で捕まった事件がありました。
「コマーシャルに出してやるからやらせろ」みたいな感じです。
少女たちの「出世欲」と、会長の「性欲」という利害が一致したのか、または会長の一方的なパワハラなのか、芸能プロダクション社長の金銭欲なのか・・・真相はわかりません。
しかしこんなことは社会ではあたりまえのように起こっているんです。


<芸能人やモデルの値段>

以前、新宿の飲み屋でバイトをしているU子さんと会話したときのことです。
マスターも新宿で遊んでいた時代があったので、新宿の飲み屋の話に興味を示しました・・・


マスター 「新宿の飲み屋って、店によっては有名な芸能人も来るよね?」

U子さん 「来ますよ、私、常連の○○さんと○○さんが目当てでバイトしてるんですもん」

マスター 「あ、そうなんだ、○○さんも来るんだ」

U子さん 「まだ一回しか会ってませんけどね。そこのマスターって、○○さん(有名プロデューサー)とも友達です」

マスター 「けっこう芸能界とつながりがあるんだね。じゃあさ、芸能人とかモデルにランクがあって、お金で買えるって話も知ってる?」

U子さん 「知ってます、普通に話してますよ (詳しい話をしてくれました)」

マスター 「なんだ、オレより知ってるんだな」

U子さん 「はい、ナマで聞きますから」



特に海外では、芸能人やモデルが強引な枕営業をさせられ、思いつめて自殺者も出ることがありますが、日本でも、昔から「枕営業」「性接待」は普通にあります。
「芸能人 枕営業」なんて検索するといろいろと出てきますが、ガセネタっぽい記事もありますから、全てを信じるのではなく、みなさんの知恵で情報をふるいにかけてください。
情報を出す側の「バイアス」について考えれば、真偽のほどが見えてくるはずです。
どんな芸能人が誰となにをしたかは別として、「精神科医と患者」がセックスするように、「お金持ちと芸能人」がセックスするという図式も世の中にはあります。
また、患者とセックスしない精神科医がクリーンかというとそうでもなく、診察で稼いだお金で女性を買っていたりします。
いずれにしても、若く美しい身体を求めて奮闘している男性が、世の中には多くいる、ということです。
アート引越センター会長の事件や、芸能人やモデルに値段がついている話などは、そんな男性社会の氷山の一角です。


今回はここで終わりましょう。
今後、以下のような感じです。


◎初診で11種類のクスリ? (やりすぎの独身男性医師)


◎人の心は学問ではどうしようもない (精神病の精神科医)


◎うつ病になりたいのか、治したいのか (決めるのは医師)


◎マスターの体験 (医師の愛人が増えるだけ)


◎自殺率が高い日本 (精神科との関係)


◎まとめ

・・・

投稿タイトル一覧は以下です。



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