さすがマクロビ!・ダメじゃんマクロビ
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マクロビオティックの代表的な存在である「久司道夫」氏がガンで亡くなったことについて、「さすがマクロビ!」という視点と、「ダメじゃんマクロビ」という視点から書いておきますね。
知らない人のために確認ですが、「マクロビ」とは、簡単にいえば「健康食」です。
健康な身体と健康な心を得るための食事方法と言ってもいいかもしれません。
※このマガジンにいろいろ書いてありますので参考にしてください
マクロビは、「病気にならない、病気を治す」ということを常に前面に出してきました。
ガンについても、「ガンにならない・ガンを治す」といううたい文句で、ガンが不安な人や、ガンに苦しむ人たちの支えとなっていました。
しかし・・・久司道夫さんの初めの奥さんは、厳格にマクロビをやっていたとされていますが、ガンで亡くなりました。
また、久司道夫さん本人も、大腸ガンの手術の10年後、すい臓がんで亡くなったそうです。
この結果について、2つの視点から見ることができます。
「マクロビをやっていたからガンになった、さすがマクロビ!」
「マクロビをやっていたからガンになった、ダメじゃんマクロビ」
です。
以下に説明します。
◎さすがマクロビ!
ガンは現代の人間が克服できない病気ですから、あらゆる病気を「予防・治療」していくと、極論すれば最後はガンになります。
つまり、マクロビは、「ガン以外の病気を全て予防した」と言うことができるわけです。
夫婦共にガンで亡くなったということは、夫婦共にあらゆる病気を予防したということかもしれません。
そう考えると、「さすがマクロビ!」と言えるわけです。
◎ダメじゃんマクロビ
「ガンにならない・ガンを治す」と言っていた本人がガンになるわけですから、単純に言って「ダメじゃんマクロビ」ですよね。
久司夫妻は、実は晩年、自分が唱えるマクロビを、実践していなかったそうです。
マクロビを完全に実践している人が何歳まで生きられるのか検証する必要はありますが、マクロビの指導者たちのほとんどは、平均寿命前後で亡くなっているようです。
仮にマクロビを完全に実践すれば、理論上「人間の限界寿命」と言われる120歳まで生きれるとしても、人間が実践できないレベルの苦痛を伴うのであれば、マクロビは「机上の空論」と言えます。
理論が不完全なのか、人間が完全に実践できないのか、いずれにしても、「ガンにならない・ガンを治す」と言っているマクロビの指導者がガンで亡くなるのであれば、「ダメじゃんマクロビ」です。
以上、2つの視点から見ることができます。
どちらが本質なのか、みなさん自身で考えてみてください。
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