愚痴を聞くのがストレスになるなら

(読了目安2分)


あなたは「愚痴を聞くのがイヤ」と言いながら、自分では愚痴を言っていませんか?


あなたは「否定されるのがイヤ」と言いながら、自分では否定的なことを言っていませんか?


あなたは「約束を破られるのがイヤ」と言いながら、自分では約束を破っていませんか?


あなたは「感情の起伏が激しい人と一緒にいたくない」と言いながら、自分では感情的になっていませんか?


上記のようなことをしていると、長く愛されません。
以下に、上記の1番目にある「愚痴」に絞って書いてみたいと思います。


世の中には、愚痴を言う人についての愚痴を言う人がいますが、愚痴を言う人を批判する人が愚痴を言っていたら、自分も批判の対象です。
自分ができないのに他人に求めるのはおかしな話ですから、自分が愚痴を言っているうちは、愚痴を言う人を批判できないはずです。


愚痴を言う人が他人を批判してストレスを溜めるということは、「自分は愚痴を言っていいが、他人は言ってはいけない」と思っているということです。
この価値観では、世界は争いだらけになります。
ですから、平和を望むなら、他人の愚痴を認めるか、または愚痴を言う人とかかわらなければいいんです。
しかし、愚痴を言わない人は世の中にはほとんどいませんから、他人の愚痴を認めて自分の愚痴も認めてもらえばいいんです。


これで「他人が愚痴を言ってもOK」ということになり、ストレスにならないですよね。
ストレスになるのは、「自分は愚痴を言ってもいいけど他人は言っちゃダメ」という思考が原因です。


そして人間が愚痴を言う背景には「私は正しい」という考えがあります。
しかし、「私は正しい」という考え方こそ確実に間違いです。
唯一正しいのは「人間が不完全である」ということだからです。


人は幸せを求めて生きていますから、正しい人なら幸せになっています。
幸せな人が愚痴を言うはずはありませんから、愚痴は「不幸な人」が言うものなんです。
みなさんは、「私は不幸です!」と言う人と一緒にいたくないですよね。
ですから、愚痴を言っていると孤立し、不幸の悪循環から抜けられなくなります。


以前、マスターの知人の話を書きました。
彼女は愚痴を言うタイプでした。
マスターは知人に対して、「その考え方では離婚になるよ(少なくとも平和な夫婦関係は作れない)」と数回助言しましたが、結局離婚してしまいました。
マスターの言葉は知人の記憶にさえ残っていないかもしれません。
その後知人には2人の彼氏ができましたが、いずれも短期で別れています。

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