除霊の仕組み 3
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では「除霊の仕組み」の第3話です。
以下太文字について書きますね。
◎そもそも「霊」ってなに?
◎除霊ボタン
◎除霊の定義
◎除霊の目的
◎除霊の効果
◎霊媒師が違う意味を唱えたらどうなるか
◎霊媒師は自分の除霊ができるか
◎1万世代過去の霊まで供養する必要があるのか
◎それでも除霊が効くのはなぜ?
◎痛いの痛いの飛んでいけー!
◎除霊のまとめ
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◎霊媒師が違う意味を唱えたらどうなるか
除霊のとき、霊媒師がなにやらいろいろと唱えたり叫んだりする場面があります。
みなさんは、その内容に「除霊のヒミツ」が隠されていると思いますか?
たとえば以下のようなことを言われてそれを信じるかどうか、ということです。
「除霊の効果は、使う呪文こそが最大のポイントです!」
「私は最強の呪文を使いこなせる霊媒師です!」
以前、「占い」マガジンで、有名な売れっ子占い師について書いたのを思い出してみてください。
彼はよく当たることで評判の占い師だったんですが、ある日、「思ったことと逆のことを言ったらどうなるのかなあ」という興味にかられ、相談に来た顧客に対して逆のことを言う実験をしてみたんだそうです。
さて、彼の占いの的中率、そして彼の人気はどうなったでしょうか・・・
今まで言ってきたことが「よく当たる」なら、反対のことを言えば「よくハズれる」という結果になるはずですよね。
「よくハズれる占い師」になって人気が急下降かと思いきや・・・なんと相変わらず「当たる!」と言われ続けてしまったんだそうです。
そう、彼は、「なにを言っても当たる占い師」だったんです。
・・・ということは、占いの「当たり・ハズレ」は、「顧客側」の解釈の問題ということなんです。
占いは、解釈次第で当たりもするしハズれもする、つまり受け手の「信じる力」次第ということです。
そして占い師の役割は、受け手の「信じる力」を最大限発揮させてあげるための手助け、と言えます。
その後、売れっ子占い師は、そんな人間の「心理」に興味を持ち、心理学者になったそうです。
はい、ではクイズです。
除霊の呪文を唱えている霊媒師が、受ける側にはわからない言語を使い、本来のものと全く違う意味を唱えたら、除霊の効果はどうなるでしょうか。
それから、その呪文を英語や中国語に翻訳し唱えたらどうなるでしょうか。
日本人の霊には外国語は通じないと思われますがどうなんでしょうか・・・
・・・
きっと除霊を受ける側が霊媒師を怪しまない限り、悪影響はないと想像できます。
受ける側にとって大切なことは、呪文の内容よりも、霊媒師がどれだけ「信じる力を引き出す力があるか」だからです。
ここがわかれば「遠隔除霊」や「無言の除霊」が効く理由もわかりますよね。
これらは霊媒師の呪文は聞こえませんから、霊媒師の声やパフォーマンスの効果による除霊はできません。
しかし人によっては効いてしまうんです。
効く理由は、「遠隔ヒーリング」と同じです。
そのとき、霊媒師が除霊作業をしていなくても、頭の中で他のことを考えていても、除霊を受ける側が「霊媒師が真剣に除霊してくれている」と信じる安心感や感謝の気持ちが心を鎮め、「楽になった(除霊できたかも!)」と自己暗示をかけてくれるわけです。
ただし「一瞬で幸せになっても一瞬で元に戻る」ということは忘れないでください。
そして一瞬で元に戻ると、「他の霊が憑いた」とか、「まだ除霊が不充分」などとなり、また除霊をすることになります。
「一度除霊を始めると、生涯除霊をし続けることになる」、ということです。
これでは長く愛されることはありませんよね。
◎霊媒師は自分の除霊ができるか
結論から書くと、霊媒師の多くは自分の除霊はできません。
悩みから解放されない占い師が多いのと同じことです。
「霊」という言葉を「ストレス」に置き換えてみてください。
すると、「除霊」とは、「ストレスを取り除く」ということになります。
さて、ヒーラー・平和活動家・精神科医など、本来ストレスを抱えていてはいけない職業の人たちも、多くはストレスから解放されていません。
お坊さん、霊能者、霊媒師たちも同様に、ストレスから解放されていない状態、つまり霊にとりつかれている状態なんです。
「他人の除霊をする霊媒師が自分の除霊ができない」、これを「ストレス」という言葉を使って書き換えると、「他人のストレスを軽減する仕事の霊媒師が、自分のストレスを解消できない」となります。
霊能者は、自分の除霊はできないんです。
◎1万世代過去の霊まで供養する必要があるのか
「除霊」とは少し意味合いが違いますが、たとえば、みなさんに悩みや不幸があるとします。
霊媒師に相談すると、
「先祖の霊が助けを求めているからです、先祖霊の供養をする必要があります」・・・
こう言われました。
みなさんならどうしますか?
「先祖供養」と言っても、何世代前まで供養すればいいんでしょうか。
たとえばおじいちゃんの霊を供養したとしても、そのまたおじいちゃんの霊の供養が必要だと言われたら・・・
霊媒師はお金を稼ぐことが仕事ですから、極端に言えば、霊媒師がお金に困る度に、みなさんの先祖を供養する必要が出てくるんです。
そうなると、みなさんはお金も時間もなくなってしまいます。
みなさんは、先祖がそんなことを望むと思いますか?
先祖に対する感謝はとても大切です。
しかし先祖たちは、子孫たちに対して、「お金や時間をかけて自分を供養してもらいたい」なんて思っていないかもしれません。
親になればわかりますが、先祖は基本的に子孫の幸せを願っています。
「先祖供養」とは、あなたが幸せになることなんです。
・・・
今回も最後までありがとうございました。
次回、以下に続きます。
◎それでも除霊が効くのはなぜ?
◎痛いの痛いの飛んでいけー!
◎除霊のまとめ
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投稿タイトル一覧は以下です。