「結婚運」とは　他結婚系短編

（読了目安5分）

◎「結婚運」とは

「結婚運」について、いろいろな意見がありますが、以下、マスターの考えです。

「結婚運」という言葉・・・意味を調べてみても、辞書にもないし、ウィキペディアにもないし、そもそも結婚運という言葉そのものがおかしいのかもしれません。

言葉の解釈はいろいろあるとして、マスターは、「結婚運」という言葉を使った時点で、その人に本当の意味での幸せな結婚はできないと思っています。

占いに行く予定がある人は、「結婚運てなんですか？」と尋ねてみるのもおもしろいと思います。

結婚に「できる確率」があるなら、その数字は結局、自分の努力で上げていくものです。
たとえば開発途上国に行けば日本人女性であるだけでプロポーズされることはよくある話ですから、行くだけで「結婚運」は上がるかもしれません。

しかし、そうやって結婚して、長く平和な家庭は作れるでしょうか。

・・・そうなんです、開発途上国に行ってすぐに外国人と結婚したところで、問題だらけの結婚生活が始まるだけなんです。
日本人同士の、じっくり準備した結婚だって大変なんですから。

「結婚運」というのは、強いて書けば、「今の自分の力で今の自分が望む形の結婚ができる確率」です。

多くの女性は、実力以上の結婚を求めますから、マスターが占い師なら、結婚運について尋ねられたら、ほとんどの場合「かなり低いです」と答えることになります。

ただし、理想の結婚生活をはっきりイメージしていて、努力を惜しまない覚悟があるなら、「かなり高いです」と答えるかもしれません。

結婚できる確率は、自分の努力で上がりも下がりもします。
そもそも結婚運という言葉を思いつくということは、自分の結婚を他人任せにしようとしている思いの現れですから、「私の結婚運てどうなんだろう・・・」と考えた瞬間、たとえ結婚できても幸せにはなれないと思います。

「結婚したいなら自分でなんとかする」、これが大人の思考です。
結婚して幸せになれるのは、「大人の思考」の人です。

◎結婚運を上げるアイテムはあるか

結論から書くと、「結婚運を上げるアイテム」なんて世の中には売っていないです。
開運アイテムを売っている店が倒産するように、アイテムそのものに力はありません。

もし「結婚運を上げるアイテム」と言われるものがあったとしても、マスターがあなたに内緒であなたのバッグに入れておいたり、あなたに内緒で部屋に置いても、結婚運は上がりませんよね。

結婚運を上げるのはあなた自身だからです。

「これがあれば結婚運が上がる」と信じることで、いつもより積極的になれたり、告白する勇気が出たりするから、なにもしないよりは結果的に結婚の確率が上がるんです。
「高価なお金をかけてアイテムを買うことで結婚に対して敏感になり、その結果、結婚が近づく」ということです。

全く同じアイテムであっても、それを「金運が上がるアイテム」とか「肩こりが治るアイテム」と言えばそう感じる人が出てくるわけですから、アイテムそのものに力があるわけではなく、そう信じる個人の「信じる力」が、アイテムという物体を通して発揮されるんです。

それがわかれば、自分の心の中に「結婚運を上げるアイテム」、ひいては、「愛をそそげるようになるアイテム」を備えてしまえば、イヤでも知恵のある男性が集まってきます。

あえて言えば、「人の幸せを願う気持ちと実力（つまり「愛」）」が結婚運を上げるアイテムです。
そして「結婚運を上げる」とは、今持っている「人の幸せを願う気持ちと実力」に、さらに磨きをかけるということです。
結婚運を上げるアイテムは、すでにあなたの中にあるんです。

◎悩み

「このまま彼氏ができなかったらどうしよう」という悩み、

「この男と付き合っていいんだろうか」という悩み、

「この男と結婚してもいいんだろうか」という悩み、

「この男と結婚してよかったんだろうか」という悩み、

「この夫じゃなかったらもっと幸せだったかも」という悩み、

「離婚しても一人で生きていく自信がない」という悩み、

「再婚しても同じことの繰り返しだったら」という悩み・・・

どこかで断ち切らないと、悩みは尽きません。

◎はじめは興味を持ってくれてたのに

出会った当初、あなたのことを「かわいいね」とか、「そんな君が好き」とか、「もっと君を知りたい」と言っていた男性が、時間の経過とともに態度が冷たくなり、離れていく体験をしたことがある女性も多いと思います。

そのとき、その男性をウソつきだと判断するか、自分に問題があったからだと判断するか、あなたならどっちでしょうか。

離れていく男性に対して「ウソつき！」などと考えず、男性にとって一番になれなかった理由をよく考えてみてください。

男性がウソをついたのは確かかもしれませんが、男性を責めているだけではあなたの成長は止まります。

また、あなたもウソをついたことがあるはずですから、他人のウソを責めることはできないはずです。

「幸せを他人からもらおうとしていなかったか」

「背伸びをしなかったか」

「望む恋愛に対してその実力はあったか」

などと反省し、より実力をつけ、愛をこめて次の恋愛を楽しんでください。

・・・

投稿タイトル一覧は以下です。