「恋愛・結婚」16のヒント

(読了目安12分)

今回は16話の短編です。
以前書いたものと重複する話もありますが、ひとつひとつを短くまとめました。
恋愛や結婚を考えるときのヒントにしてください。




1:90点?10点?

人間に点数をつけること自体が間違いだという考え方もありますが、あえてあなたにとって「90点の男」と「10点の男」がいるとします。
そしてあなたはどちらとでも結婚できる立場だとします。


さて、どちらの男と結婚したいですか?


「もちろん90点の男よ!」と答える人がほとんどですが、実は10点の男を選んでいる人が意外と多いんです。


理由はわかりますか?


90点の男というのは、普段が優秀ですから、マイナス面がとても目立つんです。
「普段はいいけど、あれさえなければ・・・」と思われてしまうわけです。


そして10点の男はその逆ですから、ちょっとしたプラス面が目立つんです。
「普段は悪いけど、あんないいところもあるの・・・」と思われるわけです。


みなさんは、90点の男と結婚してください。
そして10点の「足りない部分」を責めるのではなく、90点の「美点」を褒めてください。
10点の男と結婚するよりも、9倍楽しい人生が待っています。
見極め方を間違えないでください、10点の男は10点の男です。


2:過去を変える

過去を変えようとする人っていませんか?
たとえば、職歴についてウソや隠し事をするのは、典型的な例かもしれません。
離婚歴、自傷行為、犯罪歴、病気などを隠すことも「過去を変える」ということです。
もしあなたも過去を変えたことがあるなら、その気持ち、マスターもよくわかります。
しかし過去を変えることは、「今が幸せじゃない」と自分で認めていることになるんです。


今が幸せなら、過去を変える必要なんてないはずです。
過去のどの瞬間が欠けても今の幸せはないわけですから、過去を変える必要はありませんよね。


過去を変えている人は、今、幸せではない人、つまり「私は今、不幸です」と言っていることになるんです。
そんな人が婚活をするということは、「私は不幸ですけど、結婚すれば幸せになれると思っています」と言っていることになります。
これは「結婚が幸せをくれる」という「受身」の考え方ですから、過去を変えて結婚しても、幸せになることはできません。
むしろ過去に縛られたまま苦しむ結婚生活になってしまいます。


履歴書やプロフィール欄への記入で「過去を変えようかなあ」と迷っている人は、「なぜ過去を変える必要があるのか・過去を変えるのは、愛を発信するためなのか」、こんなことを考えてみてください。


知恵のある男性は、あなたの過去も含めてあなたを愛します。
過去を変えることで幸せになろうとするのではなく、「過去のおかげで幸せになれた」、そう思えるあなたでいてくださいね。


3:40代の女性がすぐに結婚したいなら 

この話は、「アラフォー」の女性への、ある意味「緊急メッセージ」です。
「後がない!すぐに結婚よ!」と思っている女性に贈ります。


まず「結婚したい」という気持ちはとてもいいことです。
夫(男性)の存在はあなたをより女性にし、子どもの存在はあなたを母にします。
家族の喜怒哀楽が、あなたを人間として一層成長させてくれます。
結婚は子育てにつながり、子育ては人類の歴史そのものですから、人として最も充実する生き方だと思います。
ですから、「結婚したい、子どもを育てるぞ!」という気持ちは常に持ち続けてください。


まず、すぐに結婚したいなら、「結婚したい」という気持ちを、周囲に積極的に伝えてください。
隠れて婚活していると、出会いの確率も下がりますし、結婚がやましいことのように思えてしまいます。
「私は結婚したいんだー!」と宣伝しまくれば、周囲の人も協力してくれますからね。
40を過ぎて「出産・子育て」を考えている場合、もう時間がありませんから、とにかく相手を選ばないことです。
「条件は譲れない」なんて言っているヒマはありません。
「次の出会いの方が条件がいいかも・・・」なんて言わず、その条件の中で、自分の責任で幸せになることを選んでください。
それができれば多くの女性が半年以内に結婚できます。


「生涯努力が必要だ」というのは、誰と結婚しても同じです。
「結婚を急いでいる」ということは、今まで結婚する実力がなかったわけですから、それは素直に認める必要があります。
プロポーズを断った経験がある女性も、結局「そのプロポーズを受ける」という実力がなかったんです。
すぐに結婚したいなら、相手に条件をつけず、結婚してから一層の努力をして、さらに人間力を身につけていってください。
その方法なら間に合いますし、その方法が唯一かもしれません。



4:本質的な自己投資を

先日、自立支援センターに400万円払った親子の話を書きましたが、息子は、その400万円を他人のために上手に使えたら、よほど幸せになれます。
なぜなら、他人を喜ばせると、それが何倍にもなって返ってくるからです。
結局その親子は、悪徳業者にひっかかってしまい、英語の勉強と称して海外でDVDを見て、気分転換と称して海遊びとカラオケをやり、1ヶ月で400万円使ってしまいました。


そして彼に残ったものはなんでしょうか・・・


残ったのは、「社会不信、自己嫌悪、将来への不安」などだったんです。
もし400万円を本質的な自己投資や困っている人のために使ったら、大きな前進だったはずです。
お金の使い方を間違えると、投資した分以上の損失を招きます。
みなさんは、もしお金を使うなら、社会の仕組みや心の仕組みをよく考え、本質的な投資をしてください。


5:同じ方向


男女が向き合い、「君が好きだ・私もよ」とささやく・・・これを本当の愛だと思っていませんか?
愛は、二人の愛だけでなく、子どもに対する愛、隣人に対する愛、人類に対する愛、そして全てに対する愛があります。
「君が好きだ・私もよ」・・・これは愛への第一歩にすぎません。
あなたが愛に近づくほど、「相手と向き合う愛」から「同じ方向を見る愛」へシフトしていきます。



6:イイ男を引き寄せることができるか

「結婚したい」という女性、A子さんがいるとします。
A子さんは「イイ男、いないかなあ」とマスターに相談しました。
マスターの人脈の中に、独身のイイ男がいても、マスターはA子さんに紹介しません。
なぜなら、A子さんが内面的にイイ女じゃないからです。
A子さんが内面的にイイ女なら、マスターだけじゃなく、他の人からも男性を紹介され、すでに結婚しているはずですし、長く続いているはずです。
イイ男がいないと嘆く前に、自分を見つめることが大切です。
あなたが「愛そうとするあなた」なら、イヤでも知恵のある男性が集まってきます。


あなたは「イイ男」を引き寄せることができますか?
婚活がうまくいかないなら、必ず理由があります。
結婚生活が長く楽しく続かないのも、必ず理由があります。



7:芸能人の離婚が教えてくれること


離婚した芸能人が教えてくれるのは、「その方法ではダメ」ということです。
「あの人はヘンな人だった」では自分が成長できません。
本人にできることは、「自分が変わること」です。



8:「三悪」

マスターは日頃から「三悪をやっている人とは結婚しない方がいい」と言っています。
理由は、結婚生活がうまくいかない確率がとても高いからです。


具体的な数字のデータはありませんが、マスターの経験上、三悪をやっている男性と結婚したら、良好な関係が破綻する確率は90%と言えるかもしれません。
昔から「三悪」と言われているように、これらは、苦労した先輩女性たちの悲痛な思いが込められた教訓なんです。


しかし人間は、痛い思いをしないとなかなか理解できるものではありません。
みなさんの周りにいますよね、痛い思いをした女性たちが。
その女性たちのパートナーについて知っているなら思い出してみてください。
彼が「三悪」をやっていなかったかどうか。
男の三悪は愛ではなく、子どもの思考の人がやるものです。
子どもの思考では長く安定した結婚生活は望めません。


それでです、ここからがマスターが念を押したいところなんですが、マスターは、三悪は絶対にダメと言っているわけじゃないんです。
あくまでも確率の問題で、「長く愛されたいなら三悪をやる男性は避けてください」と言っているわけです。
三悪をやっていない男性と結婚すれば、うまくいく確率は90%、つまり当たる確率は90%、そして、三悪をやっている男性と結婚すれば、うまくいく確率は10%、つまり当たる確率は10%ということです。


みなさんは当たる確率が90%の宝くじを買いますよね。
それと同じことなんです。
「90%当たる宝くじ」を買ったって、外れることもありますし、逆に「10%当たる宝くじ」を買っても当たることもあります。
でも、自ら進んで10%の宝くじを買う必要はありません。
楽しい人生を送るつもりなら、三悪をやっていない男性と結婚すれば、当たりの確率は上がります。




9:紹介


マスターが、みなさんの結婚相手として男性をオススメするとします。
その男性が、酒・タバコ・ギャンブル・女遊びをする人だったら、みなさんはマスターのことを疑いますよね。
マスターは、ヘンな人をオススメしたことで、自分の価値を落としてしまうんです。
同じように、みなさんが自分の友達を誰かに紹介するとき、ヘンな人を紹介したら、みなさん自身が疑われることになります。


10:縁があれば結婚したい


縁は自分で作るものですから、「縁があれば」と言う人は、「やる気が出たら」と言っているのと同じです。
やる気が出たら結婚したいと言うことは、今はやる気がないということです。
ですから、「縁があれば」と言っている人は結婚はできません。
自分の力で縁を作る意思があって結婚が実現します。



11:いい奥さん?

「夫に浮気された、頭に来る!」と言うと、「妻が被害者」という図式になってしまいます。
しかし夫に浮気させたのは、普段からの妻の言行だったかもしれません。
周囲は、「あんなにいい奥さんなのになんで浮気を?」と言うこともありますが、いい奥さんの夫は浮気をしませんから、状況証拠が「いい奥さんではない」と証明しています。
「夫に浮気をされた」と言って浮気の原因を夫だけのせいにしていたら、妻の成長はありません。
成長しないまま歳を取ると、知恵のないオバサンになります。
いい奥さんなら、夫の愚痴は言わず、事実だけを口にするはずです。
知恵のないオバサンは周囲のストレスになります。
周囲のストレスになっている人が長く愛されるか、考えてみてください。



12:復縁


「復縁」・・・マスターにも痛いほど気持ちはわかりますが、「復縁」はオススメしません。
過去のデータがはっきりと「復縁は9割不可能」と示しています。
復縁後数ヶ月間、または数年間はそれでいいかもしれません。
でも結局同じことの繰り返しになります。
復縁して10年20年とうまくいくカップルは1割にも満たないと思います。
復縁した人の9割が過去と同じことを繰り返し、気付けば40歳を過ぎていた、なんてこともあるんです。


過去への執着をなくしたとき、明るい未来がスタートします。
復縁ビジネスや復縁祈願の占いなどに頼る人生は、自分の幸せに責任を持たない人生です。
お金を払って復縁はできるかもしれませんが、その後が続きませんし、あなた自身の成長が止まります。



13:出会ってしまったら


みなさんは男性との「別れ」を経験したことがあると思います。
出会いと別れはセットですから、出会ってしまったら必ず別れが来ます。
生涯添い遂げる約束をしても、必ずどちらかの命が先に尽きるんです。
出会ってしまったら必ず別れなければならない・・・これが大人の思考です。
2人の時間を大切にしてくださいね。



14:本物の男性


世の中には「男なんてもういい・男に本気で惚れたことがない」なんて言っている女性がいます。
事情は様々だと思いますが、そう思うのは、多くの場合「イイ男・本物の男」に出会っていないからです。
たとえば、本物のコーヒーを飲むとコーヒーに対しての考え方が変わる人がいるように、本物の男性に出会えば、男性に対する考え方が変わります。


男と女って、その存在によってお互いに引き立てあうものです。
男性がいるから女性が女性でいられる、女性がいるから男性が男性でいられるんです。
言い方を変えると、その女性の、「女性としての力」を最大限に発揮させることができるのが、本物の男性ということです。
本物の男性と結婚すれば、女性として本物の幸せを手に入れることができます。


本物の男性を手に入れるにはどうすれば・・・そうです、あなたがその男性と釣り合う女性になる以外に方法はありません。
本物の男性は、本物の女性に興味を持つからです。
あなたはきっと中学生(子どもの思考の人)と付き合いたくないはずですが、それと同じことです。


「本物の男性」は世の中にいますが、見つけることができないなら、あなたが感じ取れないだけです。
あなたが本物の女性になれば、本物の男性に出会えます。



15:長く続く気持ち


子どもほど、ひとつのことが長く続きません。
なにかを始めても、なんだかんだ理由をつけてやめてしまいます。
恋愛が一番いい例かもしれません。
その人のことを好きな気持ちが長く続かないのは、長く続けるだけの「実力」がないからです。



16:太めでも結婚できるの?


太めでも結婚できます。
しかし本質的な幸せが長く続くかどうかは疑問です。
「自分も夫も周囲も楽しい」という状態を作りにくいからです。


たとえば、「ぽっちゃり系が好きな男性もいる」なんて言いながら、「太め」をキープしている女性は、男性からは一時的な遊び相手としてしか選ばれませんし、結婚しても、その後おそらく「痩せたら?」と言われます。
もしそう言われないなら、夫は「三悪(酒・タバコ・ギャンブル・女など)」、もしくは「過食・過趣味」になる可能性が高いです。


ぽっちゃり系女子の写真集なんて、ほとんど売っていませんよね。
理由は、出版しても売れないことがわかりきっているからです。
売れない理由は、ほとんどの男性がぽっちゃり系を求めていないからです。
男性は、本心ではグラビアアイドルの体型を求めています。
それに、みなさん自身もそうですよね。
身長160センチで、体重が65キロか45キロを自由に選べるなら、ほとんどの人が「私は45キロがいい」と言うんです。
程度にもよりますが、基本的に男性も女性も「ぽっちゃり系」なんて求めていないんです。
そもそも、エコや難民というキーワードが飛び交う時代にぽっちゃり系では、時代に逆行するだけでなく、食事がとれない国の人も複雑な気持ちになるはずです。
知恵のある男性がそんな女性に近づくでしょうか。

※このあたりの話は「ダイエット」マガジンを参考にしてください



以上16話の短編でした。

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