小さな努力

(読了目安2分)

「平和な家庭は小さな努力の積み重ねで作るもの」という話です。



「小さな努力」をおろそかにして「平和な家庭」を作ろうとしても・・・どこかでつまづきます。
その理由は、土台がもろいからです。

日常生活の小さなことさえできない人に、「人生の金メダル」とも言える「平和な家庭」が作れるでしょうか。
1年、2年の短期であれば、多くの夫婦が絵に描いたような平和な家庭を作ることができます。


しかし芸能人や著名人の離婚報道でもわかるように、10年、20年、そして30年となると、多くの夫婦が脱落してしまうのが現実です。


「長く続く平和な家庭」という人生の金メダルを取るには、「丈夫な土台」が必要です。


「丈夫な土台」というのは、密度が濃く、安定し、崩れにくい土台のことです。
単に大きなだけで、密度が粗く不安定だと、ちょっとした力で崩れてしまうんです。
ですから、「丈夫な土台」は「小さな努力の積み重ね」によって、じっくりと作られる必要があります。


「長く続く平和な家庭を作るには、まず日常生活の中で、小さな努力を積み重ねる必要がある」ということです。


毎朝決まった時間に起きたり、「おはよう!」の挨拶をしたり、細かな約束を守ったりすることが「小さな努力」ですが、毎朝決まった時間に起きられない人は、アラームのセットの確認や音量、それから「起きる覚悟」などの見直しをし、なぜ時間を守れないのか考える必要があります。


「デート・音楽のライブ・旅行」などの日に早起きできるなら、なぜ普段の朝は起きられないのか考えてみてください。
「私は時間を守ることに優先順位や甘えがある」と気づいたら、優先度が低いものでも時間を守り続けることが「小さな努力」です。


約束を守れない人は、「自分は約束にランク付けをしていないか・守りたい約束から守っているんじゃないか」などと考えてみてください。
「私は約束にランクをつけている」と気付いた人は、逆に自分がランク付けされ、約束をドタキャンされても不満はないのかなどと反省する必要があります。
もちろん約束の大小に関わらず、自分がした約束を守ることが「小さな努力」です。
約束を守ることは、長く愛されるための「基本」になります。


他にもトイレや洗面台の掃除、静かなドアの開け閉めなどの気使いも「小さな努力」です。
そういう小さな努力を続けることで、他人の努力も見えるようになり、愛を感じることができてきます。
愛を感じれば自ずと感謝の心が生まれ、感謝の心はストレスを消化し、心の平和が保てます。
心の平和が保てれば、簡単には崩れない丈夫な土台を作ることができます。


平和な家庭という大きな目標の実現には、「丈夫な土台」が必要です。
そしてその丈夫な土台の素材になるものが「小さな努力の積み重ね」です。
一歩一歩、小さな努力を続けてください。

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