バカにされたくないなら

(読了目安2分)

誰にだって「バカにされたくない」という気持ちがありますよね。
そんなときは、「バカにするな!」と叫ぶことも大切ですが、より愛に近いのは、バカにされない自分になることです。
あとは、バカにされない自分になるための努力の種類を間違えないことです。
表面的に背伸びをしても、それがバレてしまったとき、一層バカにされてしまい、自分の価値を大きく落としてしまうからです。


「誇り・自信」がある人は、なにを言われても感情的になりません。
ですから、「バカにされた!・バカにしないでよ!」と叫ぶ人は自信がない人だと言えます。
そして自信のなさが「バカにされたくない」という気持ちにつながり、「自分を大きく見せよう」という虚勢や、「周囲は自分をバカにしていないか」という疑心暗鬼の原因になります。


そして・・・


その不安定な態度が、一層バカにされてしまう原因になるんです。
バカにされたくないと思うほど、結果的にバカにされていることになる・・・これが本質です。


ですから、バカにされたくないなら、相手に対して「私をバカにしないでよ」と期待せず、自分に自信をつけてください。
自信とは、「自分を含めて人間の不完全さを信じる」ということです。
決して「自分は完璧だ」と傲慢になることではありません。
人間の不完全さを信じることができれば、相手の言葉でさえ「不完全なもの」ですから、気にならなくなります。


自分に自信がないと、「バカにされたくない・自分を大きく見せたい」という心境に縛られ、背伸びをしてしまいがちです。
しかし、不安と背伸びの人生なんて、つまらないですよね。
せっかくの人生ですから、「私はバカにされていない」と信じることができる程度の努力をしましょう。
そこから一歩進んで「私は誰かの役に立っている」と信じることができたとき、他人からの批判的な声は気にならなくなります。
これまでにあなたが感動したことや嬉しかったことを、他人にしてあげられる人になってください。
それができれば、あなたは「私は誰かの役に立っている」と信じることができます。


今、もしあなたがバカにされたとしても、批判する方だってされる方だって、みんなまとめて不完全ですから、気にすることはないはずです。

・・・

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