人間関係・恋愛・仕事の短編集 1

(読了目安6分)

「人間関係・恋愛・仕事の短編集」というタイトルで5話投稿しようと思います。
このシリーズでは、人生の上で基本的なことを短く書いていきます。
今後のヒントにしてください。

◎精神的に不安定だと


精神的に不安定だと、他人の善意を悪意に受け取ってしまうことがあります。
体調が不安定なときも同じです。
他人の善意を悪意に受け取ってしまったとき、自分の不調に気づくサインだと思えれば、状況の悪化は防げます。
原因はまず自分にあると考えてください。
もし「原因は自分にない」と確信したなら、他人の「悪意」の原因を探してみてください。
きっとその人の精神状態や健康状態が悪いことが原因ですから、心身の状態が悪いその人を心配し、必要に応じて行動しましょう。



◎お金と将来の不安


「お金がたくさんあると幸せになれる」という考え方は、ものごとをお金でどうにかしようとする人を自分の周りに集めます。
お金で幸せになるには限界があります。
当面の食料に困らない程度のお金は必要ですが、将来の不安をお金で解決しようとしてしまうと、一生不安はなくなりません。
お金が手に入り、不安がなくなったとしても、その場限りです。
すぐにそのお金を守るための不安、増やすための不安に襲われます。



◎お金をもらえない「結婚生活」


お金をもらえるとなんでもできるのに、お金をもらえないと元気が出ない人は、お金のために生きている人です。
結婚生活はお金をもらえませんから、お金のために生きている人の「結婚生活」は、数年しかもたないかもしれません。



◎生涯独身


生涯独身の人は、他人の気持ちを察する力がなく、しかもそれが悪意ではない場合が多いような気がします。
自分のことでいっぱいいっぱいで、余裕がないのかもしれません。
「大人の女性」とは、「他人の気持ちがわかる女性」でしたよね。
大人の女性は、自分を幸せにした上で、その余力を使って愛情をそそぐことができます。
だから結婚もでき、結婚生活も長く楽しく続くんだと思います。



◎元気にあいさつする


これは全ての基本です。
人間の体調は不安定ですから、毎日元気でいられる人はいませんよね。
特に女性なら、生理痛のときは元気でいることは難しいかもしれません。
どんな状況でも元気にあいさつし続けることで、知恵のある人たちがあなたの努力に気付きます。
努力を続けているあなたのことを見ている人たちは、あなたのことを高く評価しているはずです。
それは結局自分に返ってきます。



◎時間を守る


時間を守ることが愛じゃないと思う人はいませんよね。
たとえば、あなたがいつも約束の時間に数分遅れる人だとします。
上司や友達から注意されたとき、「たかが2、3分遅れるぐらいいいじゃないのよ」と思ってしまったら・・・
遅れることだけでも愛ではありませんが、そんなことを思ったらさらに愛から離れてしまいます。
注意してくれたことに感謝し、謝ったあと、次は遅れないように努力してください。
「たかが2、3分」と思うなら、「たかが2、3分」のために愛から遠ざかるのはとても惜しいことです。


◎受身にならないこと


「結婚したい、でも努力はしたくない、ありのままの私に合う人は必ずいるはず」


これは・・・マスターには言葉がありません。


上記は自分を変えずただ待つだけの「受身」の人生ですよね。
なにかを求めるなら、相応の努力が必要です。
この場合、結婚したいなら「行動」すること、それが愛です。
ありのままの自分を愛してくれる人を待つだけの人生は、愛をそそぐ人生ではないんです。



◎明るくふるまう


あなたは職場の責任者で、誰かが失敗をしたときに、その人を注意したとします。
注意された側が小さな声で「すみません」と謝り、いつまでも元気がなかったら、次に注意をする気になりますか?
なりませんよね。


誰だって注意されるとへこみますが、そこでへこみ続けると、最初は注意してくれていた人が、なにも言ってくれなくなります。
そうなると、注意されなくなった人はミスを連発し、注意する側は、注意するにしてもしないにしても、一層ストレスが溜まり、人間関係がギクシャクしてしまうんです。
もしあなたが注意された時、「すみません」と素直な表情で謝ることができ、すぐに気を取り直して次の行動に移れれば、その場全体のパフォーマンスが上がります。
注意されることであなたの能力は上がり、周囲も喜び、注意した人は負担にならず、全体のパフォーマンスが上がる・・・悪いことはひとつもなく、会社は一層成長します。
そしてそんな明るい循環は最後に自分に返ってきます。
「仕事が楽しい・責任がある仕事を任せてもらえた」などの充実感を味わえるわけです。
間違いを指摘されて明るくふるまえる人はとても少ないですが、そこでがんばるのが愛する努力です。



◎マイナス言葉を避ける


どんな理由があっても、「でも」とか「イヤ(いいえ)」という言葉を使わず、「はい」と受け答えができるとすごく印象がいいです。
会話の中でどうやったら「はい」と受け答えできるか考える「頭の体操」だと思って楽しんでください。
とにかく「でも」「イヤ」、それから「う~ん・・・」と眉間にシワを寄せて考えるような表情は周囲にマイナスイメージを与えてしまいます。



◎がんばったからご褒美?


子どもはがんばると「ご褒美」をもらえることが多いですよね。
マスターの子育ても、「ご褒美」が多く登場しました。
子どものうちはそれでいいんですが、大人の世界でも、「がんばった自分にご褒美をあげましょう」なんて言っているメディアもあります。


「あなたはがんばった!自分を癒せ!癒すなら温泉!グルメ!高級リゾート!」みたいな文句です。


しかしこれを言うのって、モノを売る「企業」じゃないですか?
企業の宣伝部とか販売促進に携わっている人は充分にわかっていると思いますが、「がんばった自分にご褒美を」という言葉は、企業側が流す営利目的の情報であって、「大人の思考」ではないんです。


「がんばったから自分にご褒美が欲しい」と思う人は、がんばったあとになぜ「見返り」がほしいのか、考えてみてください。
見返りをほしがってしまうと、「愛したんだから愛を返してくれ」という思考につながります。
厳しいことを書きますが、これでは愛にたどりつけません。



◎イライラしないで


他人のイライラを見て自分もイライラしているうちは、他人と同じです。
他人のイライラを見て「自分はそうならないようにしよう」と思えれば大人です。
他人のイライラが自分を成長させてくれると思えれば、イライラに感謝さえできるはずです。


子どもがイライラしていたら、「私もそんな時代があったなあ・・・」、


同年代がイライラしていたら、「今の私もこんなものかなあ・・・」、


年上がイライラしていたら、「あんなふうになりたくないなあ・・・」、


こう考えることで、あなたはイライラしない人になっていきます。


他人のイライラは、あなたがイライラしない人に成長するチャンスです。
「彼らがイライラするから私はイライラしない人になれる」と考えれば、イライラする人がいても、その人たちに感謝できるはずです。


イライラしている人に対してイライラしたら、力と力のぶつかり合いです。
これをやっていたら、いつまで経っても地球上からイライラはなくなりません。


そしてなにより、あなたは「イライラしたくない」と思っているんです。
人は、本当にやりたいことをやらないとストレスが溜まります。
ストレスが溜まると長く愛されません。
ですから、イライラしないで生きてください。

・・・

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