セラピーストーンを買うタイミング
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セラピーストーンの宣伝バナーに「運気アップ」と書いてありました。
それを身に付けると運気がアップするらしいんです。
販売する会社の社員全員がそれを身につければ、当然会社の売り上げは伸びるはずなんですが、その会社が倒産することもあるというのが現実です。
つまり、セラピーストーンそのものには効果がないということです。
効果があったように感じるのは、身に付けている人の「感度」が上がったことや、たまたま幸運なことが起こる前にセラピーストーンを身につけたということです。
「セラピストが手を握ったから病気が治った」のか、それとも、「病気が治る直前のタイミングでセラピストが手を握ったのか」というのと同じことです。
運気アップのアクセサリーをつける人は多くいますが、そのほとんどの人は、まだやれることがあるのにやっていないまま、アクセサリーに頼ろうとしています。
たとえば、昼からお酒を飲んでパチンコをして、食べたいまま食べて太り、タバコを吸っているA子さんがいたとします。
そんなA子さんが「私は運が悪いの、助けてよ」と言っても、あなたは助けようと思わないはずです。
その理由は、A子さんはまだ自分でできる努力をしていないからですよね。
「人事を尽くして天命を待つ」という言葉があると思いますが、もし「天」があるなら、天は人事を尽くした人に手を差し伸べます。
セラピーストーンで「運気アップ」を願うなら、やることをやってからにしましょう。
やることをやっていないのに買っても、力は発揮されませんし、周囲はむしろ「あいつなにやってんだよ」と陰口を言うかもしれません。
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